11/03/05 17:33:46.10 RfgN2y4p0
なぜに、魅力のない都市では、ご当地ソングがヒットしないのか。
仮に、ご当地ソングがあったとしても地元民しか知らない。これは深刻な問題であると同時に、興味深い問題でもある。
魅力ある「まち」には、当然いい歌がある。
また、ご当地ソングが全国的にヒットをしないのには法則がある。
ご当地ソングが乏しい街や地域は、「子守唄」の数も比例して乏しい。
ヒットしない土壌が、すでに出来あがっている。
1「街」自体にに人を惹きつける魅力がない。
2 都市のイメージが悪い。
3 地域や庶民の文化的レヴェルが低すぎる。
4 ロマンをかき立てる旅情が感じられない。
5 魅力的な町名がない。
6 人情味が薄い。
※ 展望タワーやテーマパークもないなど特徴のない街も含む
いったい広島には、どんなヒット曲があるでしょうか?
正直、広島県からは全国的に知られているご当地ソングのヒット曲は少ないのが現状です。
では、いったいどこに原因があるのでしょうか?
他方、東京や大阪といったようなブルースやバラード、あるいはラプソディー、Jポップや演歌曲が街にマッチする
ような大都会でもないという ことも明白であり、その余は、いまさら言わずもがなでしょう。
その人その人が抱く街のイメージと感覚的な観点から、例外なく県外の人が歌うまでには至らないようです。
要は、明らかに文化的先進地ではないというのが結論でしょう。
200:名無しの歩き方@お腹いっぱい。
11/03/05 17:37:31.14 RfgN2y4p0
情報発信するには地域の持つ文化、旅行地としての魅力が必要になるが、
歌の空白地域は、県をあげて危機感を感じ、その対策に取り組むべきであろう』と述べて締めくくってあった。
~ご当地ソングについて~
観光資源の数とは比例せず、問題は都市のイメージにある。
つまり、イメージが向上すれば、観光地が乏しくともご当地ソングが地元だけでなく全国的にヒットする。
歌謡曲といえば東京や大阪 を歌ったものが圧倒的に多かった。
例えば、大阪では、大阪・道頓堀・浪速・宗右衛門町・御堂筋・北新地・・心斎橋・法善寺横町・キタなどがあり、
東京には、東京・銀座・六本木・赤坂・新宿などロマン・人情などを喚起させる地名が歌謡曲にでてくる。
この二つの都市に対抗するには演歌が一番効果的
歌のヒットの要因があるように思われるのだが、歌詞の巧さは、雨、夜、酒、涙といった日本の演歌の常套句を連ねて、
ロマンチックで意外性のある地名が必要なのである。何かを喚起する力のある地名が必要。
都市のイメージづくりには演歌が一番
201:名無しの歩き方@お腹いっぱい。
11/03/05 17:39:18.27 RfgN2y4p0
あまねく全国には、「ご当地ソング」というのがあります。
全国各地の街をテーマにした歌です。
演歌、ムード歌謡、和製ポップス(今なら、Jポップって言うんでしょうね)など
と並んで、確固たる地位を築いていました。
ご当地ソングの歌詞やメロディーと、その歌手のイメージが混ざり合うんです。
「いい街なんだろうなあ、行ってみたいなあ~。
多くの人が憧れる、それぞれの街のイメージアップには、絶好の武器なんですね、ご当地ソングって。
北から言うと「知床旅情」「恋の街札幌」「小樽の女」「函館の女」「襟裳岬」なんて歌があります。
「津軽海峡冬景色」も、やっぱりご当地ソングでしょうか。
フォークっぽい「青葉城恋歌」がありましたが。
東京にくれば、いったいどれだけあるのか分かりません。
ずばり「東京」を歌ったり、「銀座」「新宿」「池袋」など、名だたる繁華街を描いた曲は数知れず。
「池上線」なんて隠れた名曲にひかれて、用もないのに東急池上線に乗ったのは、わたし一人じゃないでしょうね。
「ブルーライトヨコハマ」と言われれば、街の明かりはきれいだし、
道行く女性は、みんな、あの頃のいしだあゆみみたいなステキな人ばかりなんだろうと思わずにはいられないんです。
甲信地方では「新潟ブルース」「千曲川」、「あずさ二号」もそうでしょう。
北陸でも「加賀の人」とか「能登半島」とか。
中京エリアだと「柳ヶ瀬ブルース」は外せないでしょう。
202:名無しの歩き方@お腹いっぱい。
11/03/05 17:40:22.78 RfgN2y4p0
大阪・京都・神戸にいけば、東京同様、ご当地ソングを数え上げればきりがなし・・・
「和歌山ブルース」だって名曲ですよ。
海を渡って(なにせ、本四架橋のない時代です)四国に行けば、「南国土佐を後にして」。
九州に着けば、鎖国したって交易都市の「長崎」に、「長崎は今日も雨だった」
「思案橋ブルース」「長崎の夜は紫」の名曲あり。
なかには「港町ブルース」のように、函館・宮古・釜石・気仙沼・御前崎……、
高知・高松・八幡浜。そして鹿児島まで日本を縦断しながらマシンガンのように地名を
打ちまくる曲もありました。
ご当地ソングがヒットした街は、もちろん、曲が生まれる前から確固たる知名度があったんでしょう。
だからご当地ソングを製作することで「商業的メリット」があったことは言うまでもないこと。
既存の知名度に、ご当地ソングのイメージが加わるから、これは無敵の広報宣伝だったわけですね。
全国的にヒットすることもなく、 もし、仮にあっても地元だけにしか通じないご当地ソング
みんなに知られたご当地ソングのない街は、街に魅力がないから曲にできないのか。
あるいは、逆に曲ができないから知名度が上がらないのか、難しいところでしょう。
203:名無しの歩き方@お腹いっぱい。
11/03/05 17:41:56.56 RfgN2y4p0
「あなたの街のご当地ソング」なる本があることを知りました。
そこで、合田清人さんという方が小学生から高齢者まで独自に調査をして上位10曲を選んだそうです。
各都道府県のご当地ソング1位に選ばれたのは、以下の通りである。
北北海道:知床旅情、南北海道:襟裳岬、青森:津軽海峡冬景色
秋田:秋田音頭、岩手:北上夜曲、宮城:青葉城恋唄、
山形:雪の降るまちを、福島:会津磐梯山、
群馬:いい湯だな、栃木:渡良瀬橋、茨城:船頭小唄、
埼玉:秩父音頭、千葉:ミッキー・マウス・マーチ、
東京:東京音頭、東京都郊外:中央フリーウェイ、
神奈川:ブルーライト・ヨコハマ、山梨:武田節、
長野:信濃の国、新潟:雪椿、富山:風の盆恋歌、
石川:輪島朝市、福井:東尋坊、岐阜:長良川艶歌、
静岡:天城越え、愛知:燃えよドラゴンズ、三重:伊勢音頭、
滋賀:琵琶湖周航の歌、京都:女ひとり、
奈良:奈良の春日野、和歌山:和歌山ブルース、
大阪:大阪で生まれた女、兵庫:そして神戸、
鳥取:鳥取砂丘、島根:安来節、岡山:中国地方の子守唄、
広島:安芸の宮島、山口:関門海峡、香川:瀬戸の花嫁、
徳島:阿波踊り、高知:南国土佐を後にして、愛媛:この街で、
福岡:無法松の一生、佐賀:佐賀県、熊本:おてもやん、
長崎:長崎は今日も雨だった、大分:荒城の月、
宮崎:刈干切唄、鹿児島:桜島、沖縄:さとうきび畑
204:名無しの歩き方@お腹いっぱい。
11/03/05 17:45:43.27 RfgN2y4p0
笑ったのは大阪。
大阪もタイガース応援歌「六甲おろし」がダントツ1位に?。
大阪の友人が曰ハク。
「ちゃいまんねん。あれはな、大阪の歌やないんですわ」
「ちゃうちゃう。ちゃいまんねん。あれはな、大阪の歌やなしにな、大阪の国歌なんですわ、国歌やねん」
205:名無しの歩き方@お腹いっぱい。
11/03/05 17:48:37.96 kSW+bcOZ0
きも