11/08/26 16:12:59.02
文学は生活必需品ではないからね。
それでも1000円近くする文芸誌や、2000円前後の単行本を入手するに値するものなのかを
問われてきている。自分はというと、最初に図書館を利用する。
と書きならが、先月は村田沙耶香の新作目当てで「新潮」をポンと買ったよ。
図書館に目ぼしい本が置かれていなかったら、時間がかかっても取り寄せてもらう。
で、再読したくなったら買うようにしている。文庫化を待つとか。
格差社会といっても、一般家庭でも純文学に気軽に手を出せるようになった。
つまり、純文学の読み方を知らない、普段はエンタメやラノベを読んでいる層でも、
敷居が高いものでもなくなってきている。それが悪い方向に来たのかもしれない。
夏目漱石や島崎藤村が現代に書いていたら、
エンタメの方にカテゴライズされるんではないかと。
すくなくとも俺は、エンタメも純文も女性作家の参入によって面白くなってきていると思うが。
女性の増加は関係ない。むしろ、すたれつつある文学の現状を食い止めている位じゃね?
女性作家たちの存在を差し引いて、いいものを書ける男性作家が多いのかを考えてみると……。
最近の男性作家で俺的にイイのは、諏訪哲史と田中慎弥あたり。西村賢太も悪くはない。
頭の良さは、学歴だけではかれないと思うが。要は、学歴はどうでも頭が良ければいいんでしょ?
なんて、頭の良くない俺がほざいてますw