11/02/18 21:03:02
>>687
純文学は細々情景描写はやらないのがお約束。
それから最初の一行目で読者を脅かしてインパクトを与えるようなやり方も邪道とされている。
ゆっくりとした語りではじまって、のろのろと独白が続いて、美しい町娘とエッチして酒のんで喧嘩して官憲に逮捕されて、その町娘が迎えにきてあぁ人生とは…… と、自分で勝手に納得して終わる。
ま、そんなだから誰も純文学なんて読まなくなったのだけどw
情景描写や人物描写を細かいところまで書き込んだり、回りくどい比喩表現や擬音がバンバン出てくるのがラノベの特徴。
これは他のエンタメ系小説や早川系のハードSFなどより書き込みが尋常じゃないほど多い。だからラノベって改行が少なくて一ページまるっと文章がぎっしり詰まっている感じのものが多い。
だから純文学しか読まないひとにはラノベが書けない、というか小馬鹿にして書こうとしないのに対して、ラノベしか読まないひとは純文学が物足りなく感じるのだと思う。