11/04/11 01:06:41.07
マジレスしておくか。
創作にむかう姿勢上の意味というのもあるんだけど、
(これが認められなかったら筆を折るとか、極端な場合には死ぬとか、
遺作だとか、なにか重要な決定を具体的な出来事の帰趨に委ねてしまう)
それより単純に作品を客観視する力のことを指すつもりが大きかった。
素人は、つうか俺は、自分のなかで通用する理屈だけで小説をくみ上げるから、
ひとに読ませたときに飛躍や短絡を指摘されたりする、ところがどうもプロは違う。
かなりそのへんシビアに自分の思想哲学価値観思考習慣を客観視しようと
つとめている。だから簡単にあれはクソだとか話しにならないとか決め付けない。
読書体験のなかで完結してない、具体的に編集と関わったり市場と読者を見て
地に足をつけた創作哲学みたいなものを構築しているような印象を受けたのですよ。
で、その違いはちゃんと文章に現れる。
文章がうまいんだけど素人臭いという小説を自分なりに分析していてそんな風に
考えたというだけ。だれを指してどうこうじゃない。