10/08/19 20:16:02
仮に蜘蛛と蛾のような対比でそれが明確なメタファーとして意味を持ち、
さらにそれが小説内の裏付けにもなっているとする。
こういう所がこの作品の凄いところだ、という感想がそこに付いたとして
俺が思うのは「どうして同じ事を二度言うのか」ということ。
相互に作用した結果が化学反応ならいいのだが、それがそれぞれの補足にしか
なっていない場合、一つ目あるいは二つ目のどちらかは、「それ」を噛み砕いた
親切な説明に過ぎないのではないか、という註釈。
物凄く極端なことを言っているので、異論もあるだろうが、何となくそういうことだ。