10/08/24 16:02:16
そして、そんな状況下にあって、作家になりたい、作家として注目されたい、特定の名前*6を他人に知覚されたい、
できれば賛同されたい、と考えている人は、自分に賛同してくれる人が、
ある日突然、全人格を否定されるどころか存在を否定されるほどの批判者、復讐者になる可能性も同時に持っている、ということを予め覚悟しておく必要はあるかもしれない。
「自分は小物だから」「自分は取るに足らない存在」「自分に影響力はない」自分がそう思っていて、それが自分自身の中で真実であっても、
自分の主張を聞いた、読んだ、自分の関知できない誰かが、その誰かの中にある正論にそぐわない、その誰かを脅かす、と感じて、
恐ろしいまでの執念を燃やして襲いかかる可能性は常にある。
知っている誰かにそれをされている可能性だってあるけれども、知らない誰かにまでその可能性が広がる。
それが、「不特定多数に向けて書く」ということであると思う。
本のカタチになっていなくても、電子書籍でもブログでもmixiでもTwitterでも同じ。
覚悟はあるか?
あってもなくても、コトは起こるんだが。*
URLリンク(d.hatena.ne.jp)