ワイが文章をちょっと詳しく評価する![3]at BUN
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![3] - 暇つぶし2ch350:346の続き
10/07/15 00:37:46
ピストルの音が響く瞬間、観客が一斉に息を呑む瞬間、走者が渾身の力を足に込める瞬間、一瞬だけ空気が張り詰めて、その場がシンと音を失うときがある。
時間が止まったような錯覚の中、その一瞬は永遠にも思えて、このまま動けなくなるんじゃないかと不安な心地よさを感じたものだった。
沈黙は私を急き立てはせず、私は沈黙によって静止した。
結局永遠だったはずの瞬間はすぐに過ぎ去って、私はまた音楽と喧騒の中に放り込まれてしまうのだけれど。
空を見上げれば、雲はそこに静止していた。
きっと今、確かにどこかでピストルが鳴ったのだ。
空も、雲も、日差しも、西瓜も、私と共にあった。
私は目を閉じて、張り詰めた沈黙を楽しもうと思った。

ゴールラインがすぐそこまで迫っている。

351:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 01:29:40
うんちやな。

352:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 03:59:26
表現がくどいな
一歩引いて書く姿勢を覚えないとオナニー文を垂れ流すだけだぞ

353:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 04:03:27
ブログに一度アップしました。本人です。
支離滅裂ですが、自分では無価値ではないように感じられます。
自分以外の人にとっても無価値ではないのか興味がありますので、評価お願いします。


1/4
「ふつうだって、さ」
言いかけて視線を上げる。聞きかけて視線を上げる。
灰色の海のような瞳の色が、ふたつ、透明な空気の真ん中にまぼろしのように満ちる。
うるさい、うるさい、粘つくジャズ、黄ばんだ落ち葉のような喧噪、粘つくジャズ、それと二つの眼が、人が、うるさくて、耳が疲れきった。少し一瞬ただ寂しい。だけど寂しさなんてあるようでないもの。私は空っぽに戻る。
「……ふつうだって、言って」
普通って何だ、とか、普通なんてない、とか、言いたいなら言っておけばいい。巷にあふれてるだろ、そういう言葉も、そういう人も、したり顔で溢れかえる。溢れかえるだけ。
かすれた声、好きだった。今も好き。憎らしい。でも、そう、嫌いじゃないよ。灰色の目で、あなたは人間だったのか。
「ふつうだよ。***はふつうだよ」

354:2/4
10/07/15 04:06:57


あなたは人間だったのね。だけど、すごくて、すごすぎる。私が見つけ出した。私が連れて来た。そして私は満たされない。
ふつうだと言うあなたは灰色の目で、幻のように灰色の海を見せる。灰色の海、何も沈んでいない、水なんてない、悲しいけれど嬉しい海。私はどこにでも行ける、黄泉にも胎内にも。
だけど肝心なこと、私はここにいたい。ここって、どこだろう。
「どこなの」
目を離さないの、どうしてなの、あなたは答えなどないと知っているのね。私も知っていた、何かがほしいけど、何もいらない、だからこんなこと聞くんだ。
太陽が閉じたカーテン越しに差す。五日前に閉めたカーテン、誰も動かないのに、いつの間にか乱れて、いつの間にか間が開いて、そこから真昼の太陽が差す。夏の光、冷やされた部屋、不合理。

355:3/4
10/07/15 04:09:19
嫌になった私は苛々して瞬きして、気付いたら荒っぽくため息をついていた。
あなたから目を離した。灰色の海は消えた。私は黒いコーヒーのマグを両手で抱えるようにして持つ。唇をつけて、染み込むのを待つようにちょっとずつ飲む、飲まずに、舐めるくらいに口にする。
はちみつ入りコーヒー、はちみつって全然甘くないのだ。おまけに、黒いコーヒーに入れたらもっと黒くなるように感じるのだ。はちみつコーヒー、私はそんなはちみつコーヒーをひとりで飲んでいる。その人のまえに飲み物はない。
何も見えていない私の視界がどことなく暗くなる。あなたは私のマグに触れる。いつから?いつの間にか触れていて、あなたはそういう微かなこと、優しさのようなものを大切にしている。私が、欲しがるから。
ゆっくり、マグが傾く。あなたが傾ける。私は見ない。唇の隙間から染み込む黒い液体、唇のすきまを越えて、唇も越えていまや、もう、口角から流れる。黒い雫が、流れる。
薄暗くて、オレンジのカーテンから日がさして、シャツのさくら色は判らない。でもそこに、黒い染み。見えるよ。指でなぞる。さくら色のシャツ、世俗的なところがとっても気に入っていた。

356:4/4
10/07/15 04:11:35
結局は、そうなのだ。分かりたくない私は、分かってしまう私で、それでも拒んでいる。
私の手には空のマグ、あなたが指一本で取り上げて、私の指は解けて、赤いマグから最後の黒い雫が落ちる。花柄の綿ローンのミニスカート、黒が似合うレモン色。
優しい所作でマグは音もなく置かれ、同じ静けさで物事は流転。分かりたくない私は、分かってしまう私で、それでも逃げない私で、彼はつまり私で、私は私だけで、つまり私と欲望とその部屋と流れ出したはちみつコーヒー。
きらきらした涙なんて流れ出したりしないのだ、できることなら黒い涙を、私を勇気づける、黒い涙を。
世の中は埋没、私と彼の中に。葬列のように、産婦人科のベッドの上みたいに、何もない、強い真空の、欲望。
欲しくないものが、欲しいものだから、世の中は埋没、彼の私の中に。あるいは私の彼の中に。

357:346
10/07/15 15:55:26
>>351-352
ありがとうございます。
まだまだ未熟なのを実感しましたorz
精進します。

358:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/15 19:22:09
>>346-350
>昨日はざわざわと心許ない雨が降っていた。
(日本語の意味としておかしい一文! 主人公は雨を嫌っている!
 『ざわざわ』と『心許ない』を辞書で調べる!)

>随分久し振りの快晴である。
(今日の天気!)
>駅前で千二百円だった水玉模様の傘を畳むと、安っぽい銀色の骨が僅かに軋んだ。
>さっと雨粒を払って家へ上がる。
(雨が降っていたのは昨日までの話! それなのに実際に雨粒が付いている! 狐の嫁入りなのか!)

これ以降の雨の表記は同じ指摘になるので行わない!

>雲が緩やかな迅速さで空を横切っていき、水っぽい西瓜が私の指先を掠めて飛び去っていく。
(抒情的な部分では日本語がおかしくなる! 雲の動きが理解できない! 西瓜の比喩にも引っかかる!)

>くすんだ雲はぼんやりと座っていた。
(くすんだ雲が積乱雲のような塊や人の形に見えるのであれば理解できる!
 そのようなくだりがないので別の言葉にした方がいい!)

>その瞬間だけは、私はとりとめのない孤独の中にあった。
(『取り留め』の使い方がおかしい!)

この文章の問題点!
①天候がわからない! 冒頭の快晴の意味がない! 自宅に帰ったあとも雨が降っているような表現が続く!
②主人公の描写がほとんどない! 性別がはっきりとしない! 年齢もわからない!
 運動会とあるので小学生なのか! 文章が大人びているので想像が難しい! 高校生ならば体育祭の方が相応しい!
③一人称の文章! 主人公は部屋で寝転んでいる! その状態で天候や風の匂いまで把握している!
④比喩が混ざる部分になると、急におかしな日本語になる!

作者が主張したい部分ほど、冷静になって書かなければいけない43点!(`・ω・´)

359:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/15 19:23:13
>>353-356
日本語の意味で採点を行えば最低点に相当する!
どのようにも読める文章は破綻しているように見える!
近い形で言えば詩! 雰囲気は辛うじて感じ取れる!
しかし、この文章からは強い主張が伝わって来ないので詩と考えても拙い!
>>353-354と>>355-356の書き方が異なって見える!
前者は深層に近い独り言! 後者は少し写実的になった文章の抜粋!

文章と内容からの推察で作者には迷いがあるように思う!
書き続けることで見えるものもあるかもしれない!
考えて書かなければ気付かないこともあるかもしれない!
どちらも選ばない状態では先がないのではないか!

ワイの独断で点数は見送る!(`・ω・´)

360:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 20:20:15
1/4
台所で洗い物をしていると「また死んじゃったわよ!」という、妻の悲鳴に近い声が居間から聞こえてきた。
私は慌てて駆け寄り「誰が死んだんだ!」と言いながら、彼女が両手に持つものを見て、ため息をついた。
「なんだ、本の世界か」
「もうこの本、人が死に過ぎ! この作者、どんだけ人間が嫌いなのかしら」
「おまえさあ、連続殺人のミステリーを読んでてなに言ってんだよ」
「だって、簡単に死ぬんだもの。それにウンザリするのが、これ! この主婦!」
「だれ? 登場人物?」
「そう。近所の専業主婦がなぜだか事件に足突っ込んで、素人のくせに難事件を解いていくの。おかしくない?」
「おかしいも何も、だから小説なんだろ」
「おかしいわよ。そんな暇あるんだったら働きに行けばいいのよ。世の中不景気だってのに、こんな主婦ばかりいたら、刑事さんらもおまんま食い上げよ」
「(お前は家事もしないで本を読んでる主婦じゃないか……)」
「ただでさえ現実世界でも人が死んでるのに、なんでわざわざ小説の中までも人が死ぬのを読まないといけないのよねえ。もう面倒だから、最後のネタ晴らしのページを先に読もっと……」
「あのなあ、それなら読むの止めればい―」
「あら最低! 殺人の動機もネタもトリックも、全部、かつての名作の焼き直しじゃない。
なによ、この『善良なる主婦の別人格が殺人を犯してた』って。『人の心には天使も悪魔も同居するのだ』ってクッサイ終わり方よねぇ。
それなら、てっきりテロかと思ったのに、実は大昔に保健所に飼犬を殺された怨みで殺人犯した、っていうどんでん返しのほうが余程面白くて良いわよ」
「じゃあ、もうお前が書いちゃえよ」
「そうね。あたしも書こうかしら……お題は連続殺人ミステリー。恵まれないニートや無職人らが、謎の人物によって次々に―」
「殺されるのか?」

361:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 20:21:03
2/4
「違うわよ、助けられるの。実は謎の人物って、そのニートや無職人らを以前に雇っていた会社の社長なのよ」
「それってつまり、リストラの罪滅ぼしか? だったら再雇用すればいいだろ」
「それがだめなの」
「なにがだめなの」
「社長は首切りに乗り気じゃなかった。けれど役員らの意向もあって、致し方なく切ったってわけ。つまり余り発言力のない、ぼんぼん社長なの」
「はぁ」
「そこでこの社長、身銭を切って、激務の合間を縫って皆の支援に走るの。山田という偽名を使って」
「いい人じゃないか」
「でしょ? お金持ちの子息だから痛くもないのよ。でもおかげでニートらも住むところが見つかって万々歳」
「まるで足長おじさんだな」
「そんなある日、皆の元に手紙が一通届くの」
「手紙?」


362:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 20:22:29
3/4
「差出人は山田さん。手紙の中にはお祝い会への招待状が入っているの。実は社長もやっとこさ皆に顔を見せて、しっかりと謝ろうと思い、自分ちの豪邸で慰労パーティーを開くことにしたの」
「なんか、ミステリーってよりお涙頂戴物みたいだな」
「その夜、社長の豪邸の奥の奥の片隅の小さな部屋に集まった元ニートや元無職人らの群れは、その数ざっと20人。
それまでは落ちぶれ、世を儚んだどうしようもないクズだったのに、今や社長のおかげで身なりも立派に、未来への希望を抱いた真っ当な集団に大変身。柱の蔭から彼らの姿を盗み見ていた社長も、これには思わず涙を浮かべ、部屋を出てから溜まらず号泣」
「涙もろいオッサンだなぁ」
「いいの。―社長は贖罪の意味も籠めて、選りすぐりの食材をそろえ、ケーキまで準備をする。召使いらにそれらを小部屋に運ばせて、暫くしてから自分も仮面を被っていそいそと向かうの」
「嬉しそうなオッサンだな」
「豪華な食材と豪勢なケーキを前にして、お祝いの挨拶をする仮面の社長。みんながかつての苦労を思い出し、滔々と涙を流す中、社長がとうとうその仮面をとると、一瞬の沈黙の後に叫声が湧き上がる!」
「しゃ、しゃちょー!」

363:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 20:23:25
4/4
「『コノヤロウ! お前のせいでドンだけ酷い目にあったって思ってんだ!』『許さない、あなたのせいで!』」
「なんだそりゃ!」
「みんな社長を憎んでたのよ。クビになったせいで奥さんと別れたり、子供の入院費を払えなくて死別した人が大勢いたの」
「ひでえ話だな」
「当たり前よ。世の中、簡単には償えないものがあって当然なのです。でも、ぼんぼん社長はそんなことも判らなかったのね。それでその場はもう騒然。
みんな恐ろしい形相で抗議するなか、とうとう社長はショックとストレスのせいで、心臓に痛みが走るの」
「少しの親切、大きなお世話」
「社長は涙を流しながらも、締め付けるような胸の痛みを感じて苦しみ、やがて息絶えたように倒れるんだけど、その時、
ちょうど近くにあったローソクにぶち当たり、全身火達磨になりながら、それを気付け薬代わりにして甦るの」
「B級ホラー映画ですな」
「社長は半死半生の状態で『すまない』『悪かった』とみんなに抱きつきながら、周りの人らにどんどん火を移し附け、最後にカーテンに凭れてようやく絶命。
けれどその頃には部屋は濛々と煙を立て、火を吹き、結局、社長もろとも全員が死んじゃうのでした。おわり」
「ちっとも連続殺人ミステリーじゃないだろ!」
「あら、次々と人が焼け死んでいくんだから、連続殺人じゃない? それに悪人は誰でもなかったというのが、またオチなのよねぇ。皆が死ねば怨みも消えるし、なんともめでたしめでたし」

364:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 21:49:58
最初は面白く書くつもりが何だか面倒くさくなって来ました。
いまいちな出来栄えだと思いますが評価してください。

ヒラメのような日々、鴉が畜生どもを突き刺し殺す頃、雨が降っていないのに傘をさしている私は
半笑いの表情をもって野良猫の昼寝を流し目の横目で眺めていた。その時だった。人影が忍び寄る。
「しまった!」不意を突かれた私は素早く前を向いて小刻みに後退し、うつぶせになって身構えた。
傘は表情を敵に悟らせないために前に置いておく。「何者だ!何が目的だ!」額には汗が滲んでいた。
そして四肢はがくがくと震えて、遠き夢、お母さんがまだ若かった頃、そしてその母が赤ちゃんである私を
抱き寄せてスーパーへと連れて行ってくれた事が思い起こされた。「ママー!」私は叫ぶ。これは
恐怖のどん底にいる人間の最初の雄叫びだ。そしてこれは私の本性が曝け出された心の絶叫だ。
「蝶さんは何処へ行ってしまうの?虫さんたちはお昼寝しているの?」まるで思考は止まらない。
そしてここで男の声がした。「何を笑っているのですか?」と。目の前には若い男が立ち尽くしていた。
ここで私は位置関係が気に入らなかった。小便でもかけられそうな態勢だったからだ。だから這いずり回って
男の後方へと出た。そして男の背中に罵声を浴びせかける。「にこにこしてはいけないのか。
にこにこするのが普通だろ?」ここで男はただ「そうですね」と言って去って行った。仕方がない。
私は臨戦態勢を解除して再び横目で野良猫の昼寝を見守る事にした。その時、一陣の風が吹き、
私に天啓が落ちて来た。「おお、そうだ!小麦粉だ!こんにゃくだ!白菜のみじん切りだ!」
私は私用を思い出し、スーパーへ一目散に駆けて行った。

365:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/15 21:56:01
>>360-363
括弧の使い方が独特! 「()」は中の括弧だけで通用する!

>~それなら、てっきりテロかと思ったのに~
(会話文なので間違いとは言えないが、『それなら、』の部分は無くてもいい!)

>~部屋を出てから溜まらず号泣」
(溜まらずは堪らず!)

>「豪華な食材と豪勢なケーキを前にして、お祝いの挨拶をする仮面の社長。
(選りすぐりの食材を揃えたまではいい! しかし、食材がそのまま出されている!
 食材を使って調理しないとおかしい! すべてが素材だけで食べられるものとは考えにくい!)

>「もうこの本、人が死に過ぎ! この作者、どんだけ人間が嫌いなのかしら」
>「あら、次々と人が焼け死んでいくんだから、連続殺人じゃない? それに悪人は誰でもなかったというのが、またオチなのよねぇ。皆が死ねば怨みも消えるし、なんともめでたしめでたし」
(簡単に人が亡くなることを不満に思った話ではなかった! 凝った死に方を意味していたのか!)

ほぼ会話文の構成ではあるが、読者を意識した書き方には好感が持てる54点!(`・ω・´)

366:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/15 22:11:38
>>364
>ヒラメのような日々~
(底辺の暮らしを表現しているとしても言葉が足りない!)

>~流し目の横目で眺めていた。
(流し目と横目は同義語!)

傘で表情を隠す意味があるのか! 俯せになって身構える意味があるのか!
飛び道具の類いを用心しているのであれば、叫んで居所を教えるやり方に納得がいかない!
立っている目の前の男の背後に這いずって回り込むことができると思えない!
俯せが臨戦態勢になるとは思えない!

とにかく全てが不条理で楽しめる文章ではなかった28点!(`・ω・´)

367:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 22:27:22
>>366
どっかーん!以下かよww

368:名無し物書き@推敲中?
10/07/15 23:09:58
>>367
どかーん! は採点されていないだろ。
あれは偽物の採点だったはず。

369:名無し物書き@推敲中?
10/07/16 03:31:56
悔しいのは分かるがスレを読めよ

370:353-356
10/07/16 06:06:23
>>359
評価いただきありがとうございます。採点見送りのご判断も含め納得です。
実は、落ち込んだ時にただ頭に浮かぶ日本語を書いた文章で、仰る通り破綻しています。前半後半の違いも、書くうちに落ち込みが和らいだためです。
きちんと書いたものでないのに評価をお願いしてすみません。
しかし、真剣に作り組んでいるものとは別なこの種の文章を、自分の中でどのように位置づけるか悩みどころでしたので、大変参考になりました。
破綻しているのに意味を感じるのは、おそらく私自身が書いたものだからなのでしょうね。今後は人目に触れさせず、自分のために書く事にしたいと思います。

筆者が作品の外で作品を解説すべきではないという点には私も同意しますが、敢えて説明しておきます。
読んで意味不明すぎて苛立った方がいらしたら、多少はすっきりしていただけるかと思うので。
部屋の中には私(***)と彼(その人)がいます。
「私」は自分自身が手の施しようの無いほどどうしようもない人間だと感じ、全てが虚しく、「彼」に救いを求めます。
しかし「私」には「彼」が「私」の望む通りに動いているように思え、「私」を蔑ろにする行為さえ「私」自身が望んだのではないかと感じはじめるのです。
具体的な行動は会話の後、彼が近づいてコーヒーを一滴残らずこぼし、マグを傍らに置く。「私」を横たわらせて心遣いに満ちた性行為を始めるだけです。
意味があるとすれば、「私」と虚しさだけが存在感を示していて、「私」を非常に理解しているだろう「彼」がまるで希薄な存在感しか感じさせない点。
そのために性行為が実は自慰行為であったかのように感じられ、さらに虚しさが募るが、一方で正しく性行為は成り立つ。
そもそもの「私」と虚しさの存在感さえ、結果的には、自慰のような虚しい性交渉によって掻き消される。その無力感が意味かもしれない。
性交渉へ至る感動と虚しさの同居を、「私」が思ったままに書くとどうなるかという実験的文章でした。
長文失礼いたしました。短くまとめる能力も磨いてきたいと思います。

371:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/16 06:34:40
>>370
自身の作品を客観的に振り返ることで得られるものがあればいい!
反省は向上心の表れと取ることができる!
創作の苦しみの中で得られる幸福感もある!

総じてよい!(`・ω・´)

372:名無し物書き@推敲中?
10/07/16 15:14:50
>>366を鉄人と呼びたいと思う!
















凄いぞ、鉄人28号!

373:名無し物書き@推敲中?
10/07/17 02:53:30
28は酷いなあ・・・w
-点の奴を除いたら最下位じゃん

374:名無し物書き@推敲中?
10/07/17 11:30:33
学園ファンタジーバトル小説の冒頭部分
ちょっぴし長いです
暴力表現があるので苦手な方はご注意を


 某県某市にある私立九次高等学校は日本有数の荒れ果てた学校と呼ばれている。
生徒のほとんどは制服をだらしなくきくずし、髪を黒以外の色に染めている。暴力沙汰で警察に補導されることも日常茶飯事だ。
授業も形だけであり生徒の大半はその内容を聞きもしない。
地域での九次校の評判は当然ひどいものばかりで、九次生を見ただけで顔をしかめる者も少なくない。
町の商店街では「九次生立入禁止」としている店もある。無論そんなことを気にする生徒はほとんどいないのだが。
そんな九次高校に一人の異端児がいた。
大友かなえ
黒いショートカットに陶器のような白い肌。
制服を校則通りに着こなし、授業態度もまじめ、成績も九次校の中では上の方だ。(全校平均のほうは九次校では模試を行えないのでわからないが)月に2~3回学校を休む以外はいたって普通の女子高生だ。
ただしこの学校ではその普通さが異端に変わってしまう。彼女のことを疎ましく思う者も少なくない。
菅谷紗奈江もその一人だウェーブがかかった金髪に丈の短いスカート。
やたらとじゃらじゃらしたイヤリングやネックレス。不良グループのリーダを勤めていて、授業は入学してからまともに受けたことは一度もない。
むしろ茶々を入れて授業妨害して楽しんでいる。あらゆる面で大友かなえとは正反対の存在だった。
それゆえ紗奈江から見た大友かなえという存在はかなり不愉快な存在に見えた。



375:名無し物書き@推敲中?
10/07/17 11:31:25
 ある日の放課後、紗奈江は不良グループのメンバー四人一緒にかなえを屋上に呼び出した。することは決まっている。集団リンチと呼ばれる行為である。この行為によって彼女らは男女かまわず何人もの生徒教員を学校から追い出してきた。そして今回もそのつもりだった。
「あんたさ、なんかむかつくんだよねぇ」
「いい子ちゃんぶっちゃてさぁ」
「そこまでして先公に気に入られたいわけ?」
不良メンバーの3人はかなえに不良お決まりの暴言を吐きながら暴行を加えていく。
紗奈江は少し後ろの方で不良メンバーとかなえの様子を見ていた。
喧嘩、というよりリンチをするときは主に紗奈江の部下たちが相手を徹底的に痛めつけ、紗奈江は大体後ろの方でその様子を眺めている。
相手が泣きながら助けを請う様を見るのが好きだったし、興が乗れば紗奈江自身も暴行に加わることもあった。
だがしかし、今回のリンチはいつもと違う。どこかしら奇妙な感じがあった。
「ほらほら、何か言ったらどうなのさ?」
この違和感はかなえが何も言わないからだろうか?
大抵の生徒は何発か蹴られた時点ですでに泣きわめき始める。ごくたまに何もいわない奴がいるがそいつも声を殺して泣いていたりする。
自分達はそんな奴らを見て笑い物にしていたのだ。
しかし、かなえはなにか違うのだ。彼女の顔はあざだらけで制服もボロボロ、左腕が本来曲がらないはずの位置で曲がっている。
それでも彼女は表情を全く変えず、何も言わず、ただ1点をにらみ続けている。
何を見ているのかまではわからないが。

 ふと、かなえと目が合った。その目は人形のように感情のない眼をしていた。
しかもただの人形ではない、まるで、昔テレビでのホラー番組で見た、なにかの霊がとりついた人形のような眼だ。
なんでもないただの人形のはずなのに、光の当たり方でなんだか今にも動き出しそうな、不気味な人形。そんな人形そっくりの目。
まさか、コイツは人間のふりをした、人形だったりして。
そう思ってから少し自嘲する。自分はいつからこんなオカルトなことを考え付くようになったのか。
この違和感もただの気のせいなんだろう。



376:名無し物書き@推敲中?
10/07/17 11:34:08
 目線を無理やり外し、かなえの曲がってない方の右腕を見る。
セーラーの袖から包帯に覆われた右手が見える。数日前からかなえは右手の甲を隠すように包帯を巻いていた。
メンバーの1人が無理やりその包帯を引き剥がす。
「なんだいこれ?紗奈江さんちょっと見てくださいよ」
かなえの右手には鎖のようなデザインの、禍々しい赤いタトゥーがあった。
「優等生気取ってるくせにタトゥーなんかしちゃってさ、ホント、何調子乗ってんだか・・・ねえ?紗奈江さん」
メンバーの1人が紗奈江の方を向いて何か同意を求めるようなしぐさをした。
しかし、紗奈江はそれどころではなかった。そのタトゥーから全く目が離せない。
 そのタトゥーは禍々しい光を薄く放っていた。3人はこれに気づいていないのだろうか?
「どうしたんですか?なんか顔色悪いですよ?」
別に何とも、と言い首を横に振る。それからもう一度、じっくりとかなえの右手を見る。
「気のせい・・・」
もうタトゥーは光っていなかった。それとも最初から光ってなどいなかったのか・・・。
やはり気のせいなのだろう。そもそもタトゥーが光るなんてマンガの中の話だけだ。実際にあるわけがない。
「紗奈江さん・・・どうかしたんです」
「帰るよ」
「え?今何て」
タトゥーが光っていようとなかろうとかなえが気味悪いのには変わりない。
正直、もう関わりたくなくなってきた。
「あきた、いいからもう帰るよ」
そう言いながら踵を返し、出口の方へ進む。
「ちょ、ちょっと待ってくださいよぉ」
3人があわててついてくる。
「早くしないと置いてくよ」
そう言いながら紗奈江ははもう一度大友かなえを一瞥する。
かなえはあいかわらずどこか1点を見続けていた。
「気味の悪い奴」
そう呟いてから、屋上から出た。


377:名無し物書き@推敲中?
10/07/17 21:57:48
>>荒れ果てた学校
荒れた学校はよく聞くが荒れ果てた学校ってあんま使わないな

>>黒いショートカットに陶器のような白い肌
ありきたりな表現のうえに大雑把過ぎるわ
モブではなくメインキャラで奇異な存在に見せたいんでしょ?
絵が全く浮かばない

>>紗奈江は不良グループのメンバー四人一緒にかなえを屋上に呼び出した
4人と一緒にだね

>>喧嘩、というよりリンチをするときは
喧嘩云々の文はいらないね
実際にリンチだって書いてある

設定等の突っ込み抜きにしても、流し読みしただけでこんなに
突っ込みどころがあるわい(`・ω・´)

378:名無し物書き@推敲中?
10/07/17 23:00:06
376です
た、確かに読み返してみるとツッコミどころが多すぎる…
テンションだけで書くものではないですね
昔書いたのが結構いい評価もらえてたのでちょっと調子に乗ってましたスイマセン
もし次書くときはちゃんと綺麗な文章になっているかどうか遂行してから投稿することにします
ご指摘ありがとうございましたm(_ _)m

379:名無し物書き@推敲中?
10/07/18 01:35:21
>>375
>左腕が本来曲がらないはずの位置で曲がっている。

いくらなんでもやりすぎのような気が。

380:名無し物書き@推敲中?
10/07/18 03:43:32
それ以前に暴行という漠然とした言葉だけで
具体的な内容が書いてない

381:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/18 07:11:05
>>374-376
?に文が続く場合には一文字分の空白を入れる!

>菅谷紗奈江もその一人だウェーブがかかった金髪に丈の短いスカート。
(『一人だ』のうしろに句読点が欲しいところ! もしくは『一人で』でもいい!)

>不良グループのリーダを勤めていて~
(勤めるの使い方が微妙!)

>~大友かなえという存在はかなり不愉快な存在に見えた。
(存在が重複しているので『大友かなえはかなり~』とした方がすっきりとする!)

>紗奈江は不良グループのメンバー四人一緒にかなえを屋上に呼び出した。
(不良グループは紗奈江を含めて四人! あとの文章でわかった! 再考の余地がある!)

>~彼女らは男女かまわず何人もの生徒教員を学校から追い出してきた。
(『生徒教員』よりも『生徒、教員』と区切った方が読み易い!)

>だがしかし~
(強調としても気になる!)

>しかもただの人形ではない、まるで、昔テレビでのホラー番組で見た、なにかの霊がとりついた人形のような眼だ。
(一文の最初の読点を句点に変えれば重複を防げる!)

>なんでもないただの人形のはずなのに、光の当たり方でなんだか今にも動き出しそうな、不気味な人形。そんな人形そっくりの目。
(人形の重複を避けるために後半の部分を『今にも動き出しそうな、そんな目をしていた。』か、作者の工夫で補う!)

>「なんだいこれ?紗奈江さんちょっと見てくださいよ」
(『見てくださいよ』は『見せてくださいよ』でいい!)

>正直、もう関わりたくなくなってきた。
(関わりたくない、関わりたくはなかった、と作者なりにすっきりさせた方がいい!)

382:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/18 07:13:06
一人、四人一緒、3人、1人など! 数字の表記が統一されていない!
菅谷紗奈江が物語の主人公に見える! 文章が紗奈江の視点になっている!
大友かなえが主人公ならば、視点を変えた方がいい!

一文が長くなる傾向と重複には注意を払う必要がある59点!(`・ω・´)

383:名無し物書き@推敲中?
10/07/18 13:45:10
毎度毎度、真面目に読んで評価するぷぅさんには頭が下がる。

384:名無し物書き@推敲中?
10/07/18 19:18:09
 それは、うだるような夏の暑さだった。
 僕は、椅子に座り、その暑さを堪能している。
 自分の体温が椅子に伝わり、伝わった熱が自分に伝わる。
 ハンムラビ法典は、人だけでなく椅子にも適用されるらしい。
 目には目を---
 歯には歯を---
 実際に古代バビロニアではそれが法律だったが、完全に適用されるのではなかった。
 最上層の人が最下層の人の命を奪っても、命によって償わされるのではなく、ムチ打ちや無罪という軽い罪に問われるだけだった。
 法律は、作るやつの有利なように作られる。
 僕が、自分を戒めている、法律も僕の有利なように、作られているのかもしれない。

385:名無し物書き@推敲中?
10/07/18 19:20:06
 現実逃避は上手くいって、僕は暑さを忘れることができた。
 ぶんぶんつくぶん、どんつくぶん。
 どくどくぶぶんどくつくぶん。
 へへいいへいへいふふいふい。
 楽しげな音が、聞こえてきた。
 どこから、聞こえてくるのだろうか。
 しかし、その客観的な考えは一つの事実によってかき消された。
 僕が、自分で、出している。
 そう、声に出していたのだった。
 イェーイ。
 僕は、理由もなく楽しい気分になっていたのだ。
 驚いたのは、僕ではなく、いつの間にかずっと俺を見ていた女だった。
 髪は黒く、長く、肌は青白い。
 丑三つ時、生ぬるい風、家の隣は墓場、大きな茶色いシミ。
 なによりも、家賃が安かった。
 「ドゥヒヒヒヒヒヒヒイイヒヒヒヒイヒイヒイイィィィィィィ!!!!」
 いきなり、不気味な笑い声が響いた。
 ……僕の、口から。
 楽しい、気分に、なっていたのだ。
 驚いたのは、僕ではなく、いつの間にか部屋に入ってきていた女だった。
 髪は黒く、長く、肌は青白い。
 その右手には、ギラついた金属。
 「やれやれ、どうしたものか。」
 僕は死んだ。
 というのは、嘘で、まだ生きている。
 しかし、胸からギラついた金属が生えている。
 と同時に、胸が熱くなった。
 人は、死より生まれ、死へと還る。
 その事に、感動したのだ。
 いや、感動したのではない、大きすぎる痛みに痛覚が麻痺している。
 うだるような夏の暑さに、僕は死んだ。

386:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/18 20:50:35
>>384-385
>丑三つ時、生ぬるい風、家の隣は墓場、大きな茶色いシミ。
(大きな茶色いシミがどこにあるのかわからない!)

>人は、死より生まれ、死へと還る。
(意味がわからない!)

>うだるような夏の暑さに、僕は死んだ。
(死して霊体になった自分の言葉なのか!)

一人目の女性は幽霊でこなせても二人目がわからない!

適当に書かれた感を否めない43点!(`・ω・´)

387:名無し物書き@推敲中?
10/07/18 22:24:31
>>386
ありがとう。
自分の問題点がわかった。
こんなに短くて適当に書いたものでも、的確にわかるんだな。

388:1/2
10/07/18 22:33:37
 東欧と中東の境にあるダルダンディア共和国の内戦はすでに二ヶ月に及んでいた。
 コバ・トキヒロは戦場ジャーナリストとして隣国経由で入ってきたものの、ダルダンディア共和国周辺一帯は
本来は外務省から退避勧告が出ている場所である。もちろん邦人はすでにクーデターの発生直後に国際救
援機によって国外に退避していた。
 コバのねぐらであるサルバトーレホテルはかろうじて内装をとどめていたが、外観は弾痕のあとも痛々しい
状態である。このホテルに滞在するのはコバと同じような特ダネ狙いの戦場ジャーナリストばかりで、他には
今や雇い主のいなくなった元傭兵が四人。国籍もバラバラな彼らが、理想ばかりが高尚でその実は虚栄心の
塊のような者たちを守っている。
 本来傭兵らに与えられた仕事は、前政権の大臣の数人を国外逃亡させることだった。情勢の悪化はかの大臣
らの予想を超えていたのだろう。国境から侵入した傭兵らが首都へ到着する前に、一同はクーデター派によって
処刑されてしまった。従って任務は遂行できず、そのまま撤退を決めた矢先、傭兵集団の指揮官の顔見知りである
国際的な有名カメラマン、コランタン・ティフォーに取材中の護衛を依頼された。彼らのうちの四人がそれを請け負い、
他の者たちは傭兵隊長とともに別グループの残留外国人を保護し脱出させる仕事を請け負い、別行動となった。
 ティフォーはこの仕事の最中に自らが命を落とすこととなっても、このホテルのジャーナリストの誰かの護衛に
成功し、この内戦に関係したフィルムやデータをフランスのティフォー事務所に届けさえすれば、必ず報酬が与え
られるように四人に契約書を与えた。


389:2/2
10/07/18 22:34:51
 コバは、戦場カメラマンを目指す大多数がそれであるように、お約束通りピューリッツァー賞に憧れて戦場カメラ
マンになった。映像系の専門学校を卒業した後、東南アジアを拠点に戦場ジャーナリストをしている男の助手となり、
バンコクを拠点に危険地帯二年ばかり滞在してみたが、拠点としたタイの居心地のよさに本来の目的を見失い、そこ
で先月出会ったティフォーにダルダンディア共和国に誘われた。彼は助手代わりに使えるパートナーが欲しいと云った。
その時コバは手元の資金も底を尽きかけていたし、情勢は不穏だとはいえ、その頃はまだダルダンディア共和国に
戦火の湧き起こる兆しなどまだ見えなかった。
 それはティフォーの長年の勘というものなのだろう。コバとともに入国してすぐにクーデターが発生した。市街地の
混乱ぶりをティフォーとともに取材し、コバは第一報を初めて日本の大手テレビ局にインターネットで送ることに成功した。

390:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/19 06:49:43
>>388-389
>~外観は弾痕のあとも痛々しい状態である。
(『あとも』より『あとで』の方がいい!)

>他の者たちは傭兵隊長とともに~
(隊長だけで意味はわかる!)

>必ず報酬が与えられるように四人に契約書を与えた。
(契約書は交わした方がいい!)

>バンコクを拠点に危険地帯二年ばかり滞在してみたが~
(脱字があるように見える!)

>戦火の湧き起こる兆しなどまだ見えなかった。
(湧き起こるはなくてもいい!)

動きのない文章なので地の文を丁寧に書かないと粗が目立つ!

長い一文や重複には気を付けた方がいい51点!(`・ω・´)

391:名無し物書き@推敲中?
10/07/19 12:54:51
銃弾のあとも、でいい

392:名無し物書き@推敲中?
10/07/19 13:26:33
>外観は弾痕のあとも痛々しい状態である。

弾痕:「弾丸の当たったあと」の意味なんで、”あと”は不要では?
例)
『外観は弾痕によって痛々しい状態である』
『弾痕でえぐれた外観が痛々しい』
『弾痕でえぐれた外観は痛々しく見える』

・戦場カメラマンを目指す大多数がそれであるように、お約束通りピューリッツァー賞に憧れて
→ ”大多数がそれである”と言っているのだから、”お約束通り”は不要では? 「~大多数がそうであるように、ピューリッツァー賞に憧れて」

・危険地帯二年ばかり滞在してみたが
→ 危険地帯”に”二年ばかり滞在してみたが

・その時コバは手元の資金も底を尽きかけていたし、情勢は不穏だとはいえ、その頃はまだダルダンディア共和国に
戦火の湧き起こる兆しなどまだ見えなかった。

なんかおかしいね。
「コバは即諾した。手元の資金も底をつきかけていたし、~略~ 戦火の兆しは見られなかったからだ。」


393:名無し物書き@推敲中?
10/07/19 20:27:10
 おねがいしまっす 1

 俺は、依頼された映画にまつわるエッセイを書き上げると
タバコに火をつけて、一息ついた。ふと、これでシャンパンが用意されていれば、
ある有名な映画のワンシーンだなと思い、次に書くエッセイの題材にすることに決めた。
 四百字詰原稿用紙四枚のエッセイ。これで今月の仕事は終わりだ。
俺は原稿をデスクの傍らにおき、ノートパソコンの電源を入れた。
チェアの背もたれにグイと体重をかけてOSが機動するまで紫煙をふかして待った。
 俺は二年程前から、net上にある巨大掲示板で文章指南を行っている。
無記名で投稿されてくる掌編を採点し、文章の破綻や誤字脱字の指摘と簡単な感想を添えて返信している。
投稿してくる人達も俺が何者かは決して知らない、暇な読書家の変わりもんぐらいに思っているはずだ。
ただ己が創作したものを、簡単に客観的な第三者に批評してもらう事は
有意義なようで今までに二百篇以上を採点している。
 「おいどんが文章をちろっと詳しく評価してあげるぅ[4]」これが掲示板内のスレッドタイトルだ。
いくつかレスが増えているが作品は投稿されていなかった。
俺はスレッドを閉じて、芸スポを閲覧していると携帯の着信が鳴った。

394:名無し物書き@推敲中?
10/07/19 20:27:51


携帯の相手はある出版社の編集者で書き下ろしの長編の依頼だった。
内容や細かいパーセンテージの話を、後日俺の事務所で行う約束をして携帯を切った。
 実は俺は数年前から自分が納得する小説が書けないでいる。
書けないというより物語を書きたい衝動が湧かないのだ。
衝動こそが0から1を生み出す原動力なのに、俺は「書きたい」という衝動の熱をいつの間にか無くしてしまった。
今では編集者のだす1のアイディアを100にすることで何とか作家としての面子を保っている。
 無名の作家志望が集うであろうスレッドをnet上に展開し、0から文章を創造するという、
創作意欲の熱にあたりたくて、文章指南を始めた理由がそこにある。
 依頼された長編の草稿くらいは書いておこと思い、俺はマウスを動かし文章作成ソフト
「三太郎」を起動した。原稿用紙を模した画面がパッと開く。
俺はキボードの上に指を載せるが、頭に全く文章が浮かばない。
正確にはいくつか浮かんでいるのだが、パシッとした言わば俺が心地よく感じる文章、
俺の感覚が求める文体が浮かばないのだ。数学の公式のように完璧な答えを導き出すために
徹底的に簡略された数字と記号だけ。それらに過不足があってはならない美しい公式。
そんな文体で彩られた物語を俺は書きたいのだ。

395:名無し物書き@推敲中?
10/07/19 20:29:27


 正直納得のいかない駄文で書いても、四つのベストセラーを上梓した俺なら
出版社も納得してしまう。俺の名が本の表紙に印刷されていればそこそこ売れるはずだ。
二年前にトイレットペーパーに作品を印刷して出版したこともあった。
もはや俺の文章は糞をなすって便所に流すほどの価値しかないとうことだ。
自虐的だが、それでもこの作品は俺に千万単位の印税を運んでくれた。
 俺の指は一本も動かずにキーボードの上に置かれたままでいると、再び携帯の着信が鳴った。
携帯の相手はある大手出版社の懇意にしている後藤という編集者で、俺が以前発表した単行本の文庫化についてと、
それに添える「あとがき」の依頼だった。その後、十五分ほどお互いの近況の会話をして携帯を切った。
俺は、後藤が仕切りに現在の出版不況を嘆いていた事に腹がった。
三十そこそこで年収一千万近くも貰っておいて何が不況だバカヤロウ。
 俺達創作者の才能と削った寿命の上で胡座をかいて、のうのう生きているだけじゃねぇか。

396:名無し物書き@推敲中?
10/07/19 20:30:09
4 ラスト

今から二十年前、俺が三十歳の時は看護師の妻が生活費一切を稼ぎ、俺は主夫をしながら
執筆活動をし続けてきた。本という形で俺が生きていた証を残したい。
この想いの為に襲いかかる将来の不安と、俺という屑を見る世間の目。
それらを払拭する為に、とにかく書いた。眠くても書いた。腹が減っても書いた。
頭が痒くても書いた。面白いと信じて書いた。欲情しても書いた。風邪をこじらせても書いた。腰が痛くても書いた。
とにかく書いた。書く。書く。書く。あふれるアイディアと情熱を原稿用紙の上に綴りきった。
そうしてやっと文章を創作することで人並み以上の生活が出来る糧を手に入れたのだ。
 俺が書いた最も売れた作品はハリウッドで映画化もされた。パロディ作品も生まれた。一時期、確実に俺は
出版業界の寵児だった。
 今度書く長編は俺自身の最高傑作になること多分無い。
だが、今日、今、現在書けないものが、十秒後、五時間後、明日になれば書けるかもしれない…… 気がする。
この、気がするだけでこれからも執筆を続けていくのだろう。
 リビングで妻が呼んでいる、夕食の用意ができたようだ。ノートパソコンの電源を落とす前に
俺は再度「おいどんが文章をちろっと詳しく評価してあげるぅ[4]」を閲覧した。
新しい作品が投稿されている。その文章の出だしはこうだ。


 ぼっかーん!
俺の放った火の呪文が襲ってきたあらゆるものを吹き飛ばした。

397:名無し物書き@推敲中?
10/07/19 22:03:39
>>393-396

ぷぅじゃないが、感想。
チェアとかnetとか、言い回しが統一感なくて、気取った感じしかしない。
>書いておこと思い
書いておこう、かな? 

>載せる
乗せる、だな。誤字。

>二年前にトイレットペーパーに作品を印刷して出版したこともあった。
非現実的だし、面白く無い。仮にこれが何か例えだったとしても。

>俺の指は一本も動かずにキーボードの上に置かれたままでいると、再び携帯の着信が鳴った。
言い方が辿々しい。何故、動かさないのかの理由も分からんし。そもそも、キーボードに指を置いていたら、入力されちまう。
俺ならこうする。↓
俺はキーボードに指を添えながら、考えあぐねていた。
そんな時。携帯の着信音が鳴った。

総じて文章がくどく、内容が自己陶酔に溢れている気がする。
落ちも意味不明だな。38点。

398:名無し物書き@推敲中?
10/07/19 22:09:40
>>397
>乗せる、だな。誤字。

いや。そうとは言い切れないな。難しいんだよ、その漢字の使い分け。

399:名無し物書き@推敲中?
10/07/19 22:31:58
載せるであってるぞ
駄文なのは確かだがな

>>398
漢字は色々と難しい
どうだったかなって迷う事が多い

400:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/19 22:34:02
>>393-396
>ただ己が創作したものを、簡単に客観的な第三者に批評してもらう事は
>有意義なようで今までに二百篇以上を採点している。
(己の使い方が微妙! 『簡単に客観的な』は無くても意味は通じる!)

>~文章指南を始めた理由がそこにある。
(理由は前に書かれているので『理由がそこにある』は要らない!)

>依頼された長編の草稿くらいは書いておこと思い
(脱字がある!)

>後藤が仕切りに現在の出版不況を嘆いていた事に腹がった。
(仕切りには頻りに! 脱字がある!)

どこかのスレッドをモチーフにした内容で完結している!
予備知識のない読者でも楽しめるように書かれていて好感が持てる!

主人公は創作意欲を取り戻すために某掲示板のスレッドで評価を行っている!
数年前から自分が納得する小説が書けなくて苦しんでいる!
しかし、出版社から要請があれば長編の依頼も受ける!
名前だけで本はそこそこ売れるらしい!
このような話では主人公の焦りのようなものが霞んでしまう!

最後のオチを鮮やかに決めるためには主人公の苦悩を際立たせないといけない57点!(`・ω・´)

401:名無し物書き@推敲中?
10/07/20 14:32:53
もちょっと、身のほどにあった話の方がいいと思ったけど…

402:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 04:34:07
パリン!
俺の冷気の呪文によって氷漬けになったゴーレムが粉々に砕け散った。
大した事ない相手であるとはいえ、遺跡のガーディアンの多さには辟易してくる。
ローブの裾を擦りながら奥に進んだら、沢山のガーゴイルが現れた。
俺は火炎の呪文で瞬く間に溶かしてやった。
無駄に沢山の魔力を消費しているせいで疲れが激しかった。
俺は溜息をついて先に進んだ。
遺跡はまだ半分もきてなさそうだった。

403:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/22 06:27:03
>>402
>パリン!
>俺の冷気の呪文によって氷漬けになったゴーレムが粉々に砕け散った。
(冷気の呪文で凍らされたゴーレムに対して、
 『パリン!』と音をさせた何かしらの方法で粉々に砕いたのならば問題ない!)

>ローブの裾を擦りながら~
(ローブの格好で魔術師の類いと想像できる!
 ローブの裾をどのような意図で擦っているのかはわからない!)

>無駄に沢山の魔力を消費しているせいで疲れが激しかった。
(魔力を無駄に消費したくだりがない! 魔力を消費すると疲れが生じる部分の説明がない!)

遺跡の奥に向かうにしても作りがわからない!
洞窟のようなところなのか! 建物の中なのか!
訪れた目的も示されていない!

誤字、脱字や誤用の類いがなかった部分を評価する30点!(`・ω・´)

404:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 11:48:24
パリン!とか、どっかーん!とか擬音をそのまま書いちゃう人が多いけど、
これって一般的なの?というかアリなの?俺が読んだ本では見たことないわ。

405:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 12:12:45
ラノベだからだろ。普通の小説なら嗤われる表現も、ラノベでは当たり前。
だからラノベを読んでいても日本語の勉強にはなりにくい。

みろ、「遺跡はまだ半分もきてなさそうだった。」というおかしな日本語を。

世界設定やキャラ作りばかりに尽力していて、日本語がさっぱりな奴が多すぎる。
しかもゴーレムやガーゴイルなんて、既存のありふれたモンスター名。
火炎の呪文? どんな呪文名でどのような焔を巻き上げるかの描写もない。
創作力も皆無なのか。


406:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 14:23:58
 スレ主さんのスタンス(ここに文章をさらす=向上心があると認める)は素晴らしいとは思うけれど、結果的にスレ全体のレベルが低下してる気がするなあ。

 個人の勝手な意見だけれども、勉強になるような文章が読みたいし、人の文が批評されるのを見て自分の文の駄目なところを発見したい。
 文章が下手でも、一生懸命書いたものからは学べることもある。
 でも推敲もしてない、適当に書きました、なんてのは何の参考にもならないよ。スレの上のほうにもあったけど、いい加減な気持ちで書いたものはすぐわかる。それだけ。
 スレ主さんだけでなく、真面目に書いて評価してもらっている人に対しても礼を欠いていると思う。

407:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 14:44:36
掌編です。よろしくお願いいたします。
------------------------------
『あるセミナーにて』

 私が出席しているセミナーの教授は、すっとぼけた人だ。
 とはいえ、それこそ擬態なので、生徒はいつも真剣だ。
 私は、襟を正して座った。

 MRSAなど、薬剤耐性を持つ病原菌の院内感染が、世間の耳目を集めて随分経ちました。実は、私の従事している農業昆虫学の分野でも、農薬など薬剤に対して耐性を獲得した昆虫の存在が、以前から知られているんですね。
 身近な昆虫をあげるなら、ピレスロイド耐性を持つ蚊でしょうか。簡単に言えば、蚊取線香や電気蚊取が、効かなくなった蚊ですね。他にも、DDT耐性マラリア蚊と言うものもあります。

 ただ、ここだけの話ですが、昆虫と言うものは、実に柔軟に出来ていましてね。人類の想像を遥かに超える形質の変化を、いとも簡単に実現する能力が、あるようなんです。

 知人の体験談なのですが、一つお話しましょう。
 まあ、学術的には、なんの価値もありませんがね。
 私の知人は、酷くケチでして、ゴキブリの駆除にちょこっとしか、殺虫剤を掛けないのです。まあ、大抵は駆除できるのですが、当然、逃げ出られる事もあれば、ひっくり返って、足をバタつかせる事もありますわね。
 このひっくり返ったものが問題でして、死ぬまで放置していたらしいのです。しかし、どうも死なずに逃げてしまう事が多い。初めは、気分を害した知人も、ケチのサガでしょう。そのうち気にしなくなったのです。

 しかしですね。因果は巡るものでして―。
 いつものように、ゴキブリの気配に殺虫剤を構えた知人は、仰天したそうです。ゴキブリが、腹を向けて走り回っていたと言うのですよ。足が巧い具合に曲がっていて、腹を見せたまま、引き出しの中に走り去ったそうです。

 知人は、慌てて殺虫剤を撒いたのですが、出てきません。思いきって、引き出しを開けると、腹を上にした大量のゴキブリが、四方八方逃げ回ったそうです。もう、阿鼻叫喚ですわね。どんなに殺虫剤を掛けても、死ななかったそうです。
 ですから、私が皆さんに言いたいのは、もし腹を見せたゴキブリがいたら、叩き潰してください、と言う事です。そのムシに、殺虫剤は、効きませんからね―。

 そう言った教授自身、ものすごいケチだ。


408:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/22 21:26:36
ワイは出された文章を読んで点数を付ける!
その書き込みの過程を個々が、どのように活用しても構わない!
このスレッドの敷居は高くない! ほとんどの文章を受け入れる!
中立の立場で文章に当たり、自分の定めた基準で評価する!

ワイの考え!(`・ω・´)

409:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/22 21:28:15
>>407
>私が出席しているセミナーの教授は、すっとぼけた人だ。
>とはいえ、それこそ擬態なので、生徒はいつも真剣だ。
(教授がすっとぼけた人であることを生徒が認知しているので擬態になっていない!
 意味も重複しているように思う! 昆虫に精通した教授に『擬態』を当てるセンスは悪くない!)

教授のセミナーの内容に引っかかる!
MRSA、ピレスロイド耐性蚊、DDT耐性マラリア蚊などの耐性を挙げている!(新たな耐性は研究対象になる!)
知人が殺虫剤を惜しんだ結果、新たな耐性を持ったゴキブリを発見! しかし、学術的な価値がないと断じている!(理由がわからない!)

題材に興味は持てても内容に納得がいかない61点!(`・ω・´)

410:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 21:45:34
>>405
こういう知ったかが一番痛い
一般のミステリー等でも擬音を効果的に使ってるものは沢山ある

>>しかもゴーレムやガーゴイルなんて、既存のありふれたモンスター名。
火炎の呪文? どんな呪文名でどのような焔を巻き上げるかの描写もない。
創作力も皆無なのか。

これも痛いw
既存の名称は使うな(キリッ
世に出てる大勢のファンタジー作家に言ってこいよw

しかし、敢えて戦闘を細かく描写しない事も多々あるのに
「想像力もないのか(キリッ」はないわ
筆者がそこの件をさらっと流したい場合、簡素な文しか書かないのを見た事ないのか?
細かく描写する事が絶対に正しいと思い込むなよ

411:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 21:53:38
>>403
一点落ちました・・・すみませんありがとうございます
才能ないのが分かりました

412:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 22:26:26
>409

406 です。早速の採点ありがとうございます。

>しかし、学術的な価値がないと断じている!(理由がわからない!)

なるほど。実のところ、後に続く不条理が、傍目に馬鹿馬鹿しいので
(一般認識上、学術対象になり辛いだろうと、私自身勝手解釈してい
た)簡単に流しすぎたようです。自分だけが分かっていて読み手に伝
わらない。肝に銘じるべきだと改めて痛感。

413:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 22:35:57
>410

405 さんに7割同感。
スレ主さん以外が作品にとやかく言うのって、許容内かどうか知りま
せんが・・・。

効果的にと言ってる通り、やっぱ効果的にでしょう。
例のバリンやその前のぼっかーん。は、効果的と言うより、幼い感じ
がします。あくまで感覚なんで、なんでと聞かれても答えに詰まりま
すが。

ガーゴイルやゴーレムって言葉、ひょっとして一般的だと思っている?
事前にそういう描写があって、その後の固有名詞なら分かりますが。
魔法に関してもやはり 405 さんの言う通りですかね。

とは言え、
こんな小さな枠内では、最初っから決め打ちするのも仕方ないですけど。


414:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/22 23:02:55
建設的な意見は出し合った方がいい!
小説を書く上で必要な才能はひとつだけ!
努力を惜しまない才能があれば、それでいい!

ワイの考え!(`・ω・´)

415:名無し物書き@推敲中?
10/07/22 23:51:36
くっ…綺麗事をほざきやがる。そんなんじゃおまんまの食い上げなんだよ!

416:名無し物書き@推敲中?
10/07/23 02:13:14
なんか酷評スレと同じ道をたどってるような

417:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/23 06:35:40
酷評スレッドには点数がない!
書き込めば全員が等しく審査員!
しかも、各々の基準で勝手に行う!

ここではワイの基準で点数を付ける!
大きな違いがある!(`・ω・´)

418:名無し物書き@推敲中?
10/07/23 13:50:39
>>410
お前の反論は何ら意味を有してない。貶されて、そんなに悔しかったのか?

確かにミステリーやエンタメでも『擬態語』を使う。
が、冒頭で「パリン!」などと幼稚で格好悪い使い方をする奴はいない。
しかも>>402の擬態語のどこが効果的なんだ。それすら指摘も出来ずに効果的とは笑止千万。

ついでにおまえの言う「擬音」とは、
『放送、演劇、映画などで、本物の音に似せてつくりだす人工的な音』ってことだ。
辞書くらい調べる癖を身に付けろ。

ついでにゴーレムなどのありふれたモンスター名を使ってて、認められると思うか?
相当昔ならともかく、未だにコボルだゴブリンだと使い古された名称を使うなら、
達者な描写としっかりした世界観が無ければ鼻で嗤われるぞ。

残念ながら>>402の文章にはそう言った重みも歴史も感じられない。
だからありふれた名前を安易に使った、単なる妄想の作文にしか思えない。
しかも末端の相手に、氷だ炎だといった安易な呪文をなぜ使い分ける必要があるのか?
雑魚相手にサラッと流すなら、ゴーレムの描写だけで充分だろ?
ついでに描写も洗練されていない。導入部なのかは知らんが、あの書き方では読者を惹きつけられない。

更にはガーディアンとはガーディアンとは守護神や守護天使など、正義の面で使うのが通例。
遺跡を守ってるからガーディアンとか使ったんだろうが、明らかな錯誤だ。

まあ、俺が言うよりも「30点」という恥ずかしい点数がついたことを見れば、
いかにつまらない作文かってのはよく判るはずだ。
これがファンタジーでは、ミヒャエルエンデも草葉の陰で泣くだろう。

419:名無し物書き@推敲中?
10/07/23 14:43:53
>更にはガーディアンとはガーディアンとは守護神や守護天使など、正義の面で使うのが通例。

この部分には賛同できない。
ガーディアンなんてカッコイイ響きだけど、結局は=ガードマンよ。
遺跡や悪魔にもガーディアンは使う。

何にせよ。善悪とは揺れ動くもの。どちらの視点かによって変わるでしょ?
ジハードを起こすものが必ずしも正義ではないようにね。

420:名無し物書き@推敲中?
10/07/23 19:45:17
風ひとつ吹かない、夏の午後一時。麻美子は新宿駅のホームで、甲府行きの特急列車を待っていた。
梅雨明けからしばらくした七月の終わり。ちょうどこの夏一番の猛暑日に当たっていた。照りつけ
る太陽。蒸し蒸しとした空気。正直、麻美子は暑いと口に出して呟きそうなほど暑さに我慢がなら
なかった。キャミソールにデニムを穿いたラフな格好だけれども、じっとりと汗ばむほどなのだ。
このホームでも、その向かいのホームでも、とにかく人々は暑さにうだっていた。
麻美子は会社から夏休みを早めに貰っていた。この日はその休みの初日だった。それで実家の甲
府へと帰省するのである。正月には友達の有理とテニアン島へ旅行に行って帰省できなかったから、
一年ぶりの帰省になる。麻美子は高校を卒業すると東京の大学へと進学した。今年で東京暮らしは
八年目だった。
特急あずさ号がホームへ到着し、麻美子はそれに乗り込む。もう、学校の夏休みが始まっている
ため、家族ずれや、大学生らしき団体なども見える。麻美子は二人掛けの窓側に座った。幸いなこ
とに、隣に乗客は乗ってこなかった。

421:名無し物書き@推敲中?
10/07/23 21:32:09
家族ずれってズレてる家族って事か?

422:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/23 22:19:57
>>420
>~麻美子は暑いと口に出して呟きそうなほど暑さに我慢がならなかった。
(暑さに我慢がならないのであれば、口に出しているような気がする!)

>家族ずれや~
(家族づれや!)

全体を読んで文章を書き慣れていないような印象を受ける!
体言止めには意味を持たせた方がいい!

拙いところはあるが丁寧な作りを評価する50点!(`・ω・´)

423:名無し物書き@推敲中?
10/07/23 22:36:27
勝手改変、評価不要、批判允許。

風ひとつ吹かない午後一時、麻美子は新宿駅のホームで甲府行きの特急列車を待っていた。
梅雨明けから間もない七月終わりなのに、既に猛暑日と言っていいほど太陽が照りつけ、辺りは蒸し蒸しとしている。
思わず「暑い」と麻美子は呟いた。昔から暑さには弱い。キャミソールにデニムを穿いたラフな格好なのに、それでもじっとりと汗ばむほどなのだ。
実際このホームでも、向かいのホームでも、みんな暑さに参っているように見える。
麻美子はうんざりとして、再び時計の針を見上げた。
今年は夏休みを早めに取っている。初日の今日、実家の甲府へと帰省するのである。
正月は友達の有理とテニアン島へ旅行したから、一年ぶりの帰省だった。
高校を卒業すると東京の大学へと進学し、そのまま都心の企業に就職して八年目になる。
だからこうして帰郷するのは、どうしても年末か夏休みかになってしまう。
不意にあずさ号到着のアナウンスがホームに流れた。麻美子はどこかホッとして荷物を手にした。
乗り込んだ車内では、既に夏休みが始まっているのか、家族連れや大学生らしき団体の姿も見える。
麻美子は二人掛けの窓側に座った。幸い、誰も隣席には腰を掛けなかった。

424:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/23 22:47:24
>>423
評価不要であれば批判允許はおかしい!

>>423の学ぶ姿勢は評価できる!(`・ω・´)

425:名無し物書き@推敲中?
10/07/23 23:16:53
>>424
そこにつっこむんですか><!

もしも評価して頂けるなら、バッサリと採点して頂いて構わないのですが、
所詮、他人様の作の手直しでございます。
おかしな所を指摘して頂けるだけで幸いです。

426:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/23 23:35:36
>>423
麻美子が視点の三人称!
原文よりもはっきりと描かれている!
しかし、手直しであるがために拙いところまで引き継いでいる!
そのせいで作者の力量を判断することができない!

オリジナルの文章を待つことにする!(`・ω・´)

427:名無し物書き@推敲中?
10/07/24 09:54:20

評価お願いします。

『蝉』

 帰省してすることもないので、庭の隅にしゃがんで、じょうろで朝顔に水をまいていた。
 アスファルトが水を弾き損ねた。水溜まりはしゅわしゅわと小さな音を立てながらゆっくり広がって行く。それをかき消すように、ジワジワと蝉が騒ぎ立てる。一体この庭には何万匹の蝉がいるのだろうか。

 昔から、蝉の鳴き声は嫌いだった。夏休みの午前中の宿題を思い出すのだ。
 都会では聴けない蝉の声にいまだに嫌けがさすなんて。そう思うとなぜかおかしかった。私は強い日差しの中、黒く濃い私の影に小さい頃とは何も変わらぬ私をみた。
 ゆっくりと立ち上がる。頭上には目に刺さるような青空が広がり、遠くに山々が見えた。何も、何も変わってはいないはず。私の故郷だ。

 しかし、今日で盆も終わりだ。明日からはこの蝉は死に、空は秋の寂しげな空気を吐き、山は枯れ始める。

 どうか、どうか行かないで欲しい。いつまでも変わらないでいて欲しい。
 私の思い出、私の記憶、私の故郷、

 歩き出した私の足元に干からびたものが転がっていた。蝉の死骸だった。

428:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/24 10:42:47
>>427
>帰省してすることもないので、庭の隅にしゃがんで、じょうろで朝顔に水をまいていた。
(間違いではないが、『~で』の三連続は拙く見える!)

>アスファルトが水を弾き損ねた。
(庭の中にあるのか! 外にあるのか! 唐突な感じを受ける!)

>ジワジワと蝉が騒ぎ立てる。
(蝉の鳴き方がよくわからない!)

>私は強い日差しの中、黒く濃い私の影に小さい頃とは何も変わらぬ私をみた。
(主人公が影に何を見たのか、はっきりとしない!)

>目に刺さるような青空
(太陽光ではなくて青空が目に刺さるという表現に違和感を覚える!)

落ち着いた出だしの主人公が瞬く間に情緒不安定になる!
何かしらの理由付けをしないと読者は納得しない!

作者は理由を挙げないで文章の雰囲気に頼っているように思う!
強い日差しの中で目にした自分の影に幼い頃を重ねたのはなぜなのか!
昼近い日差しで影は小さく、当時の背格好に似ていて思い出した、などの説明が必要!
青空が目に刺さるのにも理由がいる! ただ、青いだけの空なのか! 目に刺さる原因があるのか!

読者にもわかるように描写を心掛けた方がいい52点!(`・ω・´)

429:名無し物書き@推敲中?
10/07/24 11:37:49
>>428
ありがとうございました。
読んでくださる人に伝わるような描写を心がけたいと思います。
精進します。

430:名無し物書き@推敲中?
10/07/24 14:01:59
>>427の題名は、『帰京前』にでもした方が良いんでない?

ついでに蝉の死骸をハンカチにくるむか、或いは踏みつぶして行くか。
その死骸は夏の終わりを暗示しているんだろうけど、
それに対する「私」のアクションによって、書かれていないこの先が判断できると思う。

「私」が子供だったら、如雨露の水をかけて蝉の復活を願うってのもできそうだけど。

431:名無し物書き@推敲中?
10/07/24 17:02:31
>>430
そうですね、確かに最後に何らかの反応があった方がいいですね。
設定だと427は、「私」は都会での周囲の変化の速さに疲れていて、一方自分や田舎は昔から何も変わらないと思い嬉しくなるが、実はそれも変わっていくという話でした。
しかしそれだけだと、起承転だけで終わってしまいますね。
その事実に対する「私」の反応があれば起承転結できれいに終われると思いました。
タイトルについても再考の余地があるなと感じます。
ありがとうございました。

432:名無し物書き@推敲中?
10/07/24 22:22:38
 後方で戦いを見守っていたリーダーは、不意を衝かれたらしく僅かにうろたえた。が、直ぐに武器を構えて臨戦体勢を整える。
 リーダーは長剣を両手で持って鋭い突きを放った。
 ―速い!
 完全には躱しきれず、下腹部を浅く切られる。リーダーは突き終わった状態から、剣の向きを変え、アニスを逆袈裟に切り上げようとした。
 咄嗟に転がる。部下のシリアがショートソードを振り下ろすのが見えた。さらに転がり何とか避けると、再びリーダーの突きが襲ってきた。
 アニスが立ち上がるのと殆ど同時だった。棒を使って軌道を逸らした。
 その後もリーダーは連続で突きを放ってくる。必死で攻撃を捌きながら、ふとアニスは違和感を覚えた。
 ―何でこのシリアは突きばかりしてくるんだろ。
 一度だけ逆袈裟にしようとした以外は、単調な攻撃ばかりだった。その理由を見極めようと、アニスは仔細に敵を観察する。
 すると、その理由は簡単な事だった。左目が潰れているからである。片目では上手く距離感が掴めないのだ。だから、距離感に左右されない攻撃をしてくる。
 勝機が見えた気がした。どんなに凄い攻撃でも、先に動きが分かっていれば防御は容易だ。そして敵には弱点がある。
 アニスは部下のシリアを牽制しておいてから、リーダーに向かって跳躍した。
 敵は串刺しにしようと剣を突き出してくる。予想通りの攻撃。彼女は余裕をもって躱し、剣は虚しく空を貫く。
 アニスは渾身の力で棒を振り下ろした。敵は直ぐに剣を戻して受ける構えだ。木の棒が長剣に激突した。手が痺れるような衝撃。棒が真ん中から真っ二つになる。
 ―まだ!
 彼女は右足で敵の下腹部を蹴りつける。左腕で受け止められた。だが、これは最初から計算のうち。どのみち、アニスの体格では体術でダメージを望めない。
 刹那、彼女の左手が素早く一閃した。銀色の残照が消えた後、赤い液体が迸る。アニスが左手に持った短剣で喉を切り裂いたのだ。
 噴水のように血を吹き上がらせながら、群れのリーダーは地面に倒れた。
 アニスは手許の短剣を見る。さっき倒したシリアの物を拾っておいたのだ。思いがけず、命を救われた。


戦闘描写苦手です
一応相手は二匹で知恵のある魔物みたいなものです
途中からですが分かりづらい点はありますか?

433:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/24 23:13:04
>>432
>完全には躱しきれず、下腹部を浅く切られる。
(ここでアニスを出さないと誰が切られたのかわからない!)

>部下のシリアがショートソードを振り下ろすのが見えた。さらに転がり何とか避けると、再びリーダーの突きが襲ってきた。
>―何でこのシリアは突きばかりしてくるんだろ。
(リーダーが再三に渡って突きを繰り出している! シリアはショートソードを振り下ろしている!)

>片目では上手く距離感が掴めないのだ。だから、距離感に左右されない攻撃をしてくる。
(距離感が掴めない状態で攻撃範囲の狭い突きが有効な理由がわからない!)

>アニスは渾身の力で棒を振り下ろした~棒が真ん中から真っ二つになる。
(振り下ろした棒が真ん中から縦に避けたということなのか!)

>彼女は右足で敵の下腹部を蹴りつける。左腕で受け止められた。
(下腹部を蹴りつけているのに左腕で受け止められた!)

>さっき倒したシリアの物を拾っておいたのだ。
(シリアを牽制していたが、文中に倒した描写はなかった!)

多人数で人間を書き分ける技術を磨いた方がいい48点!(`・ω・´)

434:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/24 23:15:48
>>433
避けたは裂けたに訂正!

435:名無し物書き@推敲中?
10/07/24 23:29:43
お願いします



この手に持つ、腐った果実は僕の日常。
今日もみんなをみていた。サッカーをするみんなを。羨ましいんだ、純粋に。
「混ぜてもらったら?」君はそう言う。
だけどね、ダメなんだ。僕は光ることを忘れたホタル。腐った果実を食べることぐらいしか僕にはできないんだ。
「よくわからないよ。」君は言った。
実を言うとね、僕もよくわからないんだ。心の中でくろいもやもやが、グスグス唸っているんだ。それが、全く持ってなにかわからないんだ。
だけどね、あの中に行ってはいけないことはわかるんだ、あのサッカーの中に。
僕はね、こうやって皆を見てるとね、自分が見えるんだ。茜の中に、グランド見下ろしてたたずんでいる僕が、客観的に見えるんだ。
それでね、僕のまわりには、くろいもやもやがあるんだよ。唸ってるの。ブスブスとね。
そんな自分を見るのがうんと嫌で嫌でね、最初は反吐が出そうになるのだけど、いつしか慣れてしまって何も感じないんだ。
果たして、慣れてしまった自分に気が付いて辟易とするんだ。呆れちゃうとね、苦しいんだ。ひたすらに、苦しむんだ。
だから僕は家に帰るんだ、これ以上苦しまないように。

436:名無し物書き@推敲中?
10/07/25 00:04:02
初めてよろしくですが、お願いします。

生まれた。
しっぽを動かしてみた。
うん、いいね、と思った。
耳も動かしてみる。
すると今まで聞こえないものが聞こえた。
…だけど
足で立とうとすると、どうしても上手く立てなかった。
指の先まで力を入れて踏ん張っても、全く…。
そのうち「言葉」が私を言い当てた。
「目の見えない犬」

目の見えない犬、…目の見えない犬?

私は見えている。言葉が分かるんだ。
その言葉は私を括りつけようとしているだけで。
それからというもの、私は自分自身に目を向けた。
記憶の一番古い景色を思い出す。
よく子供に追いかけられ私は何かにぶつかりながら走って、
いろんな声を聞いた。
一つはおもちゃを貰ったようなはしゃぎ声
二つはおもちゃが壊れてしまったかのような声
三つはおもちゃを捨てるときのような声だ。
今は、硬い台の上で横たわっている。
走れなくなってから随分とここに居ることが増えた。
もう、悪あがきなんてしない。
「目の見えない犬」は私ではないと私は知っている。
生まれてから今までの記憶は
この目に焼き付いているんだ。

死んだ。

437:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/25 00:23:57
>>435
主人公は自分をたとえる! 光ることを忘れたホタル! 日常という腐った果実を食べることしかできない!
心の中の得体のしれない黒いもやもやが、グスグスやブスブスと唸っている!
この状態に嫌悪していたがいつしか慣れて何も感じなくなった!
感じない状態で呆れて苦しむ! 苦しいのが嫌だからサッカーに加わらないで家に帰る!

心象が混ざった一人称としても意味の通らない不可解な部分が多い!
登場人物の二人の背景が何も語られていないので、どのような状況なのかもわからない!

わからないことが多すぎて点数が付けられない!(`・ω・´)

438:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/25 00:38:21
>>436
擬人化された犬が主人公の一人称!
生まれながらにして言葉がわかる! その理由はわからない!
目の見えない犬は自分でないと言い聞かせている! なぜなのか!
生まれながらにして目が見えないので、見える状態が認識できないと辛うじて考えられる!

>死んだ。
(最後の一行は意味がわからない! 一人称の文章なので自分の死を『死んだ』と表現はできない!
 具体的な死も書かれていない! 読者の推測が頼りになっている!)

目の見えないことを受け入れた犬の生活に触れた話の方がいいかもしれない28点! (`・ω・´)

439:名無し物書き@推敲中?
10/07/25 00:46:25
>>438
評価ありがとうございます!
本当に的確で何も言えないです。
もっと精進したいと思います。ありがとうございました!
またリベンジします。


440:名無し物書き@推敲中?
10/07/25 01:13:25
>>447
ありがとうございました


441:名無し物書き@推敲中?
10/07/25 01:15:48
みすりました
>>437
ありがとうございました

442:名無し物書き@推敲中?
10/07/25 01:35:37
>>439
ぷーを妄信するなよ
結構おかしい事も言う奴だぞ
あくまでワイの考えだからな
出来れば多くの人間から意見を聞くほうがいいぞ

443:名無し物書き@推敲中?
10/07/25 01:36:44
436です。

じめじめとした夏の空気がたまらなく嫌だ。
今、家には私と弟しかいない。
両親は仕事へ朝早く行ったし、遊ぶ友達も残念ながらいない私。
一人、部屋でパソコンをするのも飽き飽きしていた。
エアコンが付いてない部屋の中パソコンの熱と夏の暑さで頭がクラクラしていた。
いまの時間帯は昼。太陽が最も元気マンマンな時間帯である…。
すぐ近くにあった革のソファに寝転んだ。ベタつくので嫌いだけど横になりたいので我慢した。
下着姿のまま、だらだらと、ただ暑さにじっと耐えていた。
そして、(今日は特に暑いな。なんでだろ…)と考えながら、ふと窓に目がいった。
そういえば。私は虫が大嫌いなので、窓はいつも閉めていた事を思い出す。
そのせいか…と溜息をつきながら窓を開けようと、腰を上げてみれば
散らかった本や服やコンビニ弁当を避けつつ窓に向かう途中―右足が、「何か」を踏みこんだ。
ぐちゅ・・にゃりッ
恐る恐る視点を足の下へとずらしていく。
その鳥肌が立つような感触の持ち主。
紛れもない―この、やわらかさと産毛の緑鮮やかなもの―…
…毛虫、それ以外の虫を私は知らなかった。
その時のショックは到底、言い表せられないほど。
全身の熱が、サーッと冷えていった…。

もうそれは、計り知れないものだった。
私は部屋のドアを打ち破るように出て、泣き叫びながら風呂場へ行った。
思い返せば弟が「どうしたの!?」なんて声かけてくれてたなぁ。
もちろん「毛虫踏んじゃったよ~。助けて!」なんて言う余裕なんてその時はなかったけど。
片足を上げながらおぞましい顔でドスドス廊下を走っていく私を、
弟の記憶から消し去ってやりたい。

後日、弟が母と父に話して、家中に笑いが響くこととなった。
…だけどなんで私の部屋は毛虫がいたんだろう。

444:名無し物書き@推敲中?
10/07/25 01:47:28
>>442
承知しました。今度は、違う場所でも作品を見てもらうようにしてみます。

445:名無し物書き@推敲中?
10/07/25 03:00:31
>>442
まぁ、そうだよねー。
あくまでもここは「ワイが文章を評価する」スレだ。
つまりぷぅぎゃあああはこう感じた、こう思ったってこと。
参考程度にするのがいちばん!

446:名無し物書き@推敲中?
10/07/25 03:04:41
コテハンは基本的に大嫌いなんだけど、上から順に読んでいくと次第にスレ主のことが好きになってくるな。
添削ボットに徹しているからかもしれないし、それこそ周囲を巻き込む物語展開として優れているのかもしれない。

447:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/07/25 06:33:25
>>443
>~腰を上げてみれば
>散らかった本や服やコンビニ弁当を避けつつ窓に向かう途中―右足が、「何か」を踏みこんだ。
(『腰を上げてみれば』で立ち上がった状態を示していながら、何も説明がないうちに歩いている!
 『みれば』を使用した意味がない上に日本語としてもおかしい!)

>片足を上げながらおぞましい顔でドスドス廊下を走っていく私を~
(片足を上げた状態で走れるとは思えない!
 おぞましい顔と判断するには、どこかで自分の顔を見ないといけない!
 洗面所の鏡、窓ガラスなどの小物で偶然に目にした! そのような演出が必要となる!)

前の文章よりも読み易くなった!
気になるのは文章が滑らかに繋がっていないように見えるところ!
文中ではパソコンに飽きたとある! しかし、部屋にエアコンがないため、暑さのせいであるとも言える!
さらにはエアコンのせいではなくて窓を閉めていたことに話が移る!
毛虫は事前に部屋に仕掛けられていたかのように登場して大ごとになる!
これらの一文の繋がりが弱いので、ともすれば焦点がぼやけてしまう!

もう少し言いたいことに焦点を当てて物語を書いた方がいい50点!(`・ω・´)

448:名無し物書き@推敲中?
10/07/25 11:12:05
>>447
ありがとうございます。自分の文がちぐはぐなのがよく分かりました。
頑張ります。

449:名無し物書き@推敲中?
10/08/02 15:16:01
お願いします。

 バイト帰りに古本屋で立ち読みをしていると、外から大きな音がきこえてきた。おや、
と思ってガラス窓ごしに外を見渡すが、何もおかしな事はない。店先の国道を、いつもと
 同じように車のヘッドライトが流れているだけだ。
 まあいいかと思って、片手に開いた官能小説の世界に戻った矢先、もう一度大きな音が
きこえてきた。それは連続して轟いた。
 再度外を見ると、窓枠に切り取られた夜空の端に、光る雨のようなものを見つけた。
 窓に近づいて、夜空を見上げる。
 窓枠から広がった夜空には、鮮やかな花火が咲いていた。
 ああそうか、今日は花火の日か。そうとわかると、店先を走る車が花火に急いでいるよ
うに見えてくる。店内にいる客も、いつもより少ないかもしれない。
 少しの間花火を見上げて、官能小説に戻る。ちょうど生徒が女教師のショーツを取り除
くところだった。盛り上がってくるところだ。しかしどうしてか、文字の上を目が滑って
しまって、上手く集中することができない。外からは相変わらず花火の音が聞こえてくる。
 舌打ちして本を閉じる。裏表紙を見るとぼろぼろになった105円のシールが張られて
いた。まあ、105円くらいならいいか。世間は楽しく花火を見ているのだし、今日ぐら
いは、おそらく一度しか使わないボロボロの官能小説に105円払ったっていいだろう。
 レジに向かう。店内にいる客は、誰も彼も辛気臭い顔をしている。全員血がつながって
いるんじゃないかと思うぐらい、同じような雰囲気を漂わせている。レジの店員は、特別
辛気臭い。20歳ぐらいの彼が、多分親分だ。淡々と会計を済ませる彼を見ていると、ど
うしようもなく胸の辺りがむかむかしてきた。
 手早く会計を済ませて、足早にアパートへ戻った。空は一度も見上げなかった。


450:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/08/03 04:23:40
>>449
ワイが文章で引っ掛かったところを以下に記す!

>まあいいかと思って、片手に開いた官能小説の世界に戻った矢先、もう一度大きな音が
>きこえてきた。それは連続して轟いた。
> 再度外を見ると、窓枠に切り取られた夜空の端に、光る雨のようなものを見つけた。
> 窓に近づいて、夜空を見上げる。
> 窓枠から広がった夜空には、鮮やかな花火が咲いていた。
(大きな音が連続して轟いた時には花火は夜空に咲いているように思う!
 夜空の端に光る雨のようなものの正体によって意味合いが変わってくる!
 笛を吹くような音で窓ガラスを見ると光りの筋が天を目指して~などの時間的な余裕を持たせた方がいい!)

>世間は楽しく花火を見ているのだし、今日ぐら
>いは、おそらく一度しか使わないボロボロの官能小説に105円払ったっていいだろう。
(世間が楽しく花火を見ていることで官能小説を買う気分になる心理がよくわからない!)

>全員血がつながって
>いるんじゃないかと思うぐらい、同じような雰囲気を漂わせている。
(血の繋がりは容姿に関係してくるような気がする! レジの店員が親分とあり、たとえが活かされていない!)

文章の意味を考えながら書いた方がいい53点!(`・ω・´)

451:名無し物書き@推敲中?
10/08/03 18:34:56
単純につまらん
リアリティーに乏しい

452:名無し物書き@推敲中?
10/08/03 20:05:32
>>450
ありがとうございました。
意味が不適切な部分や、描写や心象が分かり辛い所に注意します。

>>451
ありがとうございました。精進します。
自分では判断がつかないので、できたら、どのあたりがリアリティに乏しいか教えてほしいです。

453:名無し物書き@推敲中?
10/08/04 00:46:04
>>449
>おそらく一度しか使わないボロボロの官能小説

『使わない』ってこれって狙ってやってるの?w
この「使わない」って表現と、花火を見上げる事が出来ない侘しさ。
若いねぇ。俺、こう言うの好きよ。

でもさ。ちょっとありきたりかもね。

あと、好き好き何だろうけど、無理して上手い比喩を使おうとするより
素直に書いた方が良かったかも(個人的見解)


454:名無し物書き@推敲中?
10/08/04 23:56:05
>>449
読み応えがあってよかった
主人公の心理の変化を直接語らずに、主人公から見た世界の見え方の変化に置き換えて描写しているところがいい
普段の世界の見え方→主人公と花火との心理的な距離の遠さ→同属嫌悪、て感じで読んだけどあってるかな?
ただ、表現が少し拙くて分かり辛くなっているのが残念だった

455:名無し物書き@推敲中?
10/08/05 20:14:05
>>449
ある作家が言っていた
本を褒めるには二つの言葉があればいい
身につまされると我を忘れるという言葉だ

どちらか片方があれば上出来、両方あるものは名作といっていい
貴方の文には両方備わっていない

456:名無し物書き@推敲中?
10/08/05 20:18:40
しかし感動した
私は涙を流した

457:名無し物書き@推敲中?
10/08/07 04:01:28
 街頭に照らされ、暗闇から降りてくる冬雨がキラキラと光りながら
アスファルトに落ちて静寂を掻き消す。男は深く息を吐き、その白い息を無言で眺める。
人気の無い路地裏で壁を背にして、黒いベストの内から取り出した弾を拳銃に装填すると、
辺りを注意深く伺いながら意を決したように勢い良く壁から離れ、歩を進めた。
しばらく行くと高架橋があり、男はその高架下で雨宿りをして一息ついた。
ポケットから取り出した煙草に火を点け一服していると、男はたまらない虚しさを感じたが、
それを塗り潰すように煙草の煙を大袈裟な程勢い良く吐いた。
 
 男の脳裏に、にっこりとこちらに笑いかけ、首を傾げる女性の姿が過ぎった。
その途端、血が凍り、腹の底に凍傷を起こすような憎悪が湧き上がり、
叫び出したくなる衝動が渦巻いたが、歯を食いしばりそれを必死に押し殺した。
男が煙草を捨て、顔を上げると高架の向こうから、コツン、コツン…と足音が聞こえてきた。
アゴを上げ、見下ろすようにこちらを睨めつけながら闇の向こうから黒尽くめの男が現れた。
全身から威嚇する獣のような危険な臭いを発していたが、そのこちらを睨めつける視線の奥からは
まるで道端のゴミを見るように、なんの感情も感じられなかった。

 黒尽くめの男は鼻で笑うように笑みを浮かべ、「僕ちゃん、復讐ごっこはもうお終いだ」と言い、同時に
何のためらいもなく狂気めいた笑い声を上げながら発砲してきた。男も叫び、黒尽くめの男に向けて撃ち返した。
互いの叫び声は雨の音に掻き消され、高架下の外に銃撃音だけが鳴り響いた。

 高架下の闇の中から氷雨の中へ出てきた男は、重い足取りで闇の中に消えて行った。
高架下には黒尽くめの男が倒れていた。

458:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/08/07 11:00:56
>>457
>人気の無い路地裏で壁を背にして、黒いベストの内から取り出した弾を拳銃に装填すると~
(拳銃を取り出してから弾を装填した方が自然に思える!)

>それを塗り潰すように煙草の煙を大袈裟な程勢い良く吐いた。
(『勢い良く』の二回目! 見た目が良くないので『大袈裟に吐いた』の方がいい!)

>アゴを上げ、見下ろすようにこちらを睨めつけながら闇の向こうから黒尽くめの男が現れた。
(時制がおかしいように感じる!
 最初に闇の向こうから男が現れ、そのあとで容姿を書いた方がすんなりと読める!)

>黒尽くめの男は鼻で笑うように笑みを浮かべ~
(見た目に改善の余地がある!)

文章の全体を目にして思ったことがある!
一行が長くなる傾向のせいでスピード感がない!
文章にメリハリが少ないので話が平坦に見える!

時間の流れを意識した文章を書いた方がいい52点!(`・ω・´)

459:名無し物書き@推敲中?
10/08/08 02:26:16
>>一行が長くなる傾向のせいでスピード感がない!

やっぱり、ぷうはおかしい事を言うな
これは関係ないだろう
最初から最後まで連続体で書かれた小説もあるが、
それは十分にメリハリもスピード感がある
>>457の悪さはリズムが原因だ
修飾語の順番、句読点の位置などがよろしくない

460:名無し物書き@推敲中?
10/08/08 02:36:14
おかしくはないな。関係大ありだ。
一行を短くした文章を連続させてそのスピード感を実感してみろ。
「十分にメリハリもスピード感もある」といっていた自分が恥ずかしくなるはずだ。
うまくやれば比べものにならない。

461:名無し物書き@推敲中?
10/08/08 03:12:57
いや、短くすればスピード感は確かに出る
ただそれは安易な解決法に過ぎない
きちんと文章の原則を理解して書いていれば
読点で十分にスピード感はでる
いちいち句点で区切るだけが方法じゃない

長い文は筆者の日本語能力が顕著に現れるから、短い文が無難で好む人は多いが
文章力を成長させるには原則を意識し、一文一文を考えながら書くほうが良い
短文に慣れて短く区切る文章ばっかで読みにくい作家とか大勢いる

一文を短くするのも一つの方法だけれど、それだけがテンポが悪い原因じゃないって話

462:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/08/08 08:47:22
いろいろと意見が出るのは当たり前!
基本の上に応用がある! 自明の理!
理想に一足飛びで届くわけではない!
個々の現在の能力は一定ではない!
それらを踏まえた上での意見が望ましい!

ワイの考え!(`・ω・´)

463:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/08/08 10:25:48
>>462
ここに含まれない独自の路線を貫く!
どのような作品になるのか!
何事も挑戦しなければ結果は出ない!

全てに相応の努力が要求される!
小説に終わりはない!

464:457
10/08/09 15:43:34
皆さんありがとう。どの意見も参考になりました。
具体的な課題がわかると取り組み易くていいですね。
その時のテンションや勢いに任せてわぁ~っと書いてしまうのが癖なので、
もうちょっと言葉の選び方や、順番、区切り方などを意識してみます。

465:名無し物書き@推敲中?
10/08/10 07:47:38
 ドガッ! バキ!
 俺の拳が絡んできた二人の男を殴り倒す。
 ここは路地裏で人影が少ないので誰にも止められない。俺に絡むとどうなるか存分に教えてやれる。
 俺は奴らのボンタンを脱がし、下着に手をかけた。
「お前らみたいな弱い奴は男とは認められんの。オカマんなれや」
 右手で落ちていた石を拾い、俺は奴らの睾丸を潰した。男たちの悲鳴が響き渡る。
 石を放り投げて俺は立ち去る。
「じゃあの」

466:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/08/10 20:49:28
>>465
さっぱりとした文章!
行為は書かれているが描写はない!

>俺の拳が絡んできた二人の男を殴り倒す。
(殴り倒しているので『拳』は要らない!)

人影は人でいい! 教えてやれるは教えてやるでいい!

> 右手で落ちていた石を拾い、俺は奴らの睾丸を潰した。男たちの悲鳴が響き渡る。
> 石を放り投げて俺は立ち去る。
>「じゃあの」
(路地裏に都合よく石が落ちている! 睾丸を潰す目的ならば踏んだ方が早い!
 立ち去る前に「じゃあの」と言わせた方がいい!)

描写がないせいで怖さや痛さが伝わって来なかった50点!(`・ω・´)

467:評価をお願いします
10/08/18 10:49:41
ネットで発表している小説、『暗闇のカオルと閉ざされた記憶』の一部抜粋です。
もっと文章力をつけたいので、評価して頂きたく思います。

 カオルは大きく前傾すると、全身の力で地を蹴り、そこまで近づいているマリーに自ら突っ込んだ。
 それを見て、マリーは顔に一層の怒りを浮かべ、前傾姿勢で駆け出しながら叫んだ。
「ぶっ飛ばす!」
 直後、わずか数歩で全速まで加速した二人は、激しい疾風を身にまとって同時に踏み込むと、全ての力を込めた拳を放ち合う。
 極限まで高まったカオルの集中力は、影絵のような視界の中に、空間のゆがみとしか見えないその一撃を確かにとらえた。
 カオルは瞬時に顔をかたむけそれを眼前でやり過ごしざま、駆け抜けた烈風でぼやけた視界にかまわず、相手のみぞおちめがけ会心の拳を打ち込んだ。
 すると、かげろうのようにゆれるマリーの体を、カオルの拳があざやかに貫通したかに見えた瞬間、手応えのなさで体勢を崩したカオルが、驚き顔でそのままマリーに突っ込むと、なんと、マリーの体は霧散して消え失せた。
 ─バ、バカな!
 あせったカオルは即座に周囲を見渡す。だが、マリーはどこにもいない。
 だが、カオルを突き抜ける強烈な殺気。
 寒気のような敗北の予感がカオルの全身をぞくりと駆け抜けた。その時。
 それは直接心に響いたように感じた。
 男のものか、女のものかもわからない。もしかしら、自分の直感が発したものかもしれない。だが、確かに聞こえた。視覚以外の感覚が消失しているはずのカオルに、はっきりと聞こえたのだ。上にいる、と。
 とっさにカオルは上を見上げた。
 鎮守の森を背にした石の鳥居の上、うす暗い空の下、黒い影がはやぶさのごとく急降下して襲い迫る。
 カオルは、さっきのが残像だったと気づく間さえない。しかし、白黒の映像でマリーの動きを一瞬でとらえると、天を撃ち落とすかのごとく、全身を使って拳を打ち上げた。
 空気を震わせ打ち破るマリーのひざと、風を切り裂き貫くカオルの拳。その二つが交差した瞬間、体の中心を撃ち抜かれたマリーが、二つに折れ曲がって空中に弾むと、地上にどさりと落ちて、砂利を激しく飛び散らせた。

468:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/08/18 20:34:56
>>467
文章力の前に文章で言いたいことをはっきりさせた方がいい!
今回の場合は戦闘の一場面! 文章に勢いを出したいのか! じっくりと読ませるような心理戦を望むのか!
主張が揺らぐと文章にも反映される! 今回は作者の意図は考えず、文章だけの評価をする!

>直後、わずか数歩で全速まで加速した二人は~
(全速の単体は珍しい使い方! 全速力ならばわかる! 全速力となっているので加速は無くてもいい!)

>極限まで高まったカオルの集中力は、影絵のような視界の中に、空間のゆがみとしか見えないその一撃を確>かにとらえた。
> カオルは瞬時に顔をかたむけそれを眼前でやり過ごしざま、駆け抜けた烈風でぼやけた視界にかまわず、>相手のみぞおちめがけ会心の拳を打ち込んだ。
(影絵のような状態で繰り出された一撃を主人公がかわすのはいい! しかし、その見えにくい状況でさらに烈風が巻き起こり、
 視界がぼやけているにもかかわらず、相手のみぞおちを把握している部分は腑に落ちない!)

>もしかしら、自分の直感が発したものかもしれない。
(脱字がある!)

読み終えて思ったこと、文章に速度は感じない! 一行に頻繁に出てくる人物名の重複! 指示語を交えた少々くどい説明!
動きが尋常でないことはわかる! 影絵にたとえたり、空間のゆがみであり、白黒の画像でもある! それぞれの速度の違いはわからなかった!
心理戦ではなくて力の真っ向勝負だった!

文章の不要な部分を削り、作者の意図を盛り込むことに注力した方がいい51点!(`・ω・´)

469:名無し物書き@推敲中?
10/08/18 20:35:00
おながいします

工房の時の行事でクラス対抗の駅伝大会があった。

各クラスから、男8人女8人の長距離速い香具師集めて
午前は女子の部、午後は男子の部で、女子の部男子の部のそれぞれの順位によって総合優勝を決めるといった具合だ。
野球部で体力に自信があり長距離のタイムもクラスの男子の中で3番目に速かった
俺は男子の話し合いによってアンカーを任せられた・・・。

午前中女子の部で女子が優勝した、優勝は俺たち男子の手にかかっていた。
はっきりいってクラスの女子の俺に対する仕打ちはひどいものだった・・・。
挨拶などされず、無視、誹謗中傷は日常茶飯事・・・。
事務的な用事も男子を通して俺に伝えられる。名前で呼ばれたことは無い・・・。

そんな俺にも、クラスのヒーローになれる舞台が用意された。1位でゴールすれば優勝が決まる。
アンカーの俺が優勝のゴールテープを切れば、迫害していた女どもも俺を認めてくれるようになるかもしれない。
あんな女どものいるクラスだが、クラスの名誉の為に必死で走ることを決意した・・・。

レースの内容は省略するが、1位で俺にタスキが回ってきた。2位もすぐ後から追ってきた、女子の部2位の3組だ・・・。
追い着かれまいと必死に走った、差はひろがっていた。ゴールテープが見えた・・・。
疲れていた俺は周りの声援など聞こえない・・・・・。ゴールテープを切った・・・。
優勝が決まった。

しかし、アンカーの俺に駆け寄るものは誰もいなかった。ふと見ると俺以外の駅伝メンバーが順番に胴上げされていた。
俺は胴上げされなかった・・・。ゴールテープを切って優勝を決めたアンカーなのに・・・。
まだ呼吸が整わず、ヘたれこんでいる俺にさらに信じられない会話が展開された・・。
この後打ち上げに行こうという内容だった。俺の親友が「●●(←俺)にも伝えて来るよ」と言ったら
打ち上げを企画した女が「●●君はいいよ、疲れてるみたいだし、それにしてもゴールの瞬間の●●君不細工だったよね~」

俺は決してヒーローになれないと悟った、その日の帰りに買って飲んだポカリは何故か塩味が混ざっていた
気がつくと涙が溢れていた・・・

470:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/08/18 20:39:26
>>468
文中に不用意な『>』が挟まった! 読み飛ばして欲しい!

471:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/08/18 21:00:33
>>469
2ちゃん用語に徹しているので不問とする! 『・・・』も同様!
珍しく指摘する部分は少ない! 読点の少なさが目に付く!

今回の文章で問題があるとすれば、主人公の容姿が描かれていないことにある!
女子が何を嫌っているのかわからない! そのせいで話として説得力がない!
書き慣れた文章は良いとしても内容に見るところが少ない!

>それにしてもゴールの瞬間の●●君不細工だったよね~
(容姿が不細工なのかもしれない! ただし、ゴールの瞬間を限定しているようにも見える!)

プロットは作った方がいい55点!(`・ω・´)

472:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/08/18 21:05:18
最後の二行に句点がない部分は詩のようにも見えるので指摘しない!

473:現在までの暫定順位1/3
10/08/18 21:35:25
41位 >311-313 48点
41位 >>432 48点
43位 >>57-58 47点
43位 >>147-148 47点
45位 >>101-104 43点
45位 >>346-350 43点
45位>>384-385 43点
48位 >>326 37点
49位 >>50-52 33点
49位 >>327-328 33点
51位 >>129 32点
52位 >>264 31点
53位 >>30-31 30点
53位 >>402 30点
55位 >>364 28点
55位 >>436 28点
57位 >>97-99点 24点
58位 >>189 -44点

--番外--
>>353-356 採点見送り
>>435 未採点

474:現在までの暫定順位2/3
10/08/18 21:36:09
17位 >>15 59点
17位 >>374-376 59点
19位 >>32 58点
20位 >>393-396 57点
21位 >>29 56点
21位 >>142 56点
21位 >>245 56点
24位 >>241 55点
24位 >>469 55点
26位 >>360-363 54点
27位 >>139 53点
27位 >>449 53点
29位 >>55-56 52点
29位 >>234-235 52点
29位 >>427 52点
29位 >>457 52点
33位 >>388-389 51点
33位 >>467 51点
35位 >>128 50点
35位 >>420 50点
35位 >>443 50点
35位>>465 50点
39位 >>86 49点
39位 >>259 49点

475:現在までの暫定順位3/3
10/08/18 21:38:01
1位 >>205 70点
2位 >>243 69点
3位 >>71-72 68点
4位 >>59 67点
5位 >>88-90 66点
5位 >>118 66点
7位 >>231 66点
7位 >>335 66点
9位 >>46 64点
9位 >>64 64点
11位 >>218 63点
12位 >>208 62点
13位 >>407 61点
14位 >>41 60点
14位 >>68-69 60点
14位 >>342-343 60点

476:名無し物書き@推敲中?
10/08/19 03:20:41
よろしくお願いします。


きみのてのひらをみせて
いいてをしてるね
このてがもっと
きらきらかがやくまほうをおしえてあげる
てをひらいて
そのまま そのてを
となりのてとかさねて やさしくぎゅっとにぎって
そうしたらめをとじて

わかる?

あたたかいね

さみしい、かなしい
そのきもちはとってもさむいんだ

もしだれかがさむがっていたら
そのひとのてをにぎってあげてね
そうすればきみはもっとかがやけるよ

もしだれかのてがあいていたら
そのてにきみのてをかさねて

そしたらきっと……

477:名無し物書き@推敲中?
10/08/19 03:28:21
糞ですわ。

478:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/08/19 21:14:51
>>476
詩は文章としておかしくても問えない部分を内包している!
感覚的なものが優先されるとワイは考えている!
今回の文章の形態は詩に分類される! 従ってワイの主観で評価する!

誰かの主導で手を握らせる! 終始、その人物の誘導で物事が進む!
手の冷たさを心にたとえ、握る温かい手で心の交流を訴える内容だと理解はできる!
しかし、神を思わせる存在の独り語りの形式なので、作者が思ったほどには読み手に強く響かない!

全知全能の神の言葉よりも、欠陥の多い人間の言葉の方が心に響くことが多々ある48点!(`・ω・´)

479:名無し物書き@推敲中?
10/08/19 23:09:41
>>478
評価+アドバイスありがとうございます。

子供への読みきかせのようなものを書こうとしたらこんなものになっちゃいましたorz

語りを正しく在らせようとしすぎたのでもう少し抑えて、読み手に近寄れるよう頑張ります。

ありがとうございました!

480:名無し物書き@推敲中?
10/08/22 21:57:01
URLリンク(www6.atwiki.jp)

よろしくお願いします

481:名無し物書き@推敲中?
10/08/22 21:59:15
あいつのことを、みんな、死んだ死んだって言うけど、僕は信じないよ。
だって、ママがいつも言うんだ、あいつは僕の中にいるって、生まれたときからいつも一緒にいるんだよって。
僕もそう思うんだ、あいつは隠れんぼしすぎて、僕の中に隠れちゃったんだから。
僕が手を振ると、あいつも振る。僕が走ると、あいつも走る。ほら、やっぱり一緒にいるんだよ。
でも、お日様がいるときはあいつと遊べないんだ、ママが泣いちゃうから。
だから、お月様がいるときにあいつと遊ぶんだ、淋しがっちゃうといけないから。
カケッコしたり、縄跳びしたり、いっぱい、いっぱい遊ぶんだ。
でも、飽きちゃったみたい、隠れてるんだもん。
ママが言ってた、あいつは池の中にかくれちゃったんだよって。
僕もそう思うんだ、だから見つけてやらないとね。
ちょっと怖いけど、あいつが隠れてるんだから大丈夫、中に入ると、
あいつが僕の手を触ってきた、ほら、やっぱりここにいたんだね、もうずーっとずーっと一緒だよ―

482:ぷぅぎゃああああああ ◇Puug571Ifs
10/08/23 17:18:26
>>480-481
酷すぎて評価に値しない!

人を馬鹿にするのもいい加減にしろ!評価してもらいたかったらもう少しマシなものを書け!(`・ω・´)

483:名無し物書き@推敲中?
10/08/23 17:24:26
そうでもないよ。

ママ→ママンにすると良かったんじゃね?

484:名無し物書き@推敲中?
10/08/23 17:29:11
ひとりで短時間になにをやってるんだ

485:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/08/23 22:42:50
>>480
稀にURLで頼まれる! その場合は長文のことが多い!
通常の評価と違って細かく指摘はしないことを断わっておく!

>女ノコ
(変換ミスなのか!)

>臭不全
(初めて目にした!)

>今度僕もやってみようかな、パトラッシュ相手に……うへえ、やっぱやめよ。
(名前から犬のような気がする! 人によっては理解が難しい!)

>早くで照ってくれないかなあ。
(変換ミス!)

>そういうのはもっとロマンてっくな場所でやってもらいたいね。
(意図的なのか! 打ちミスなのか! 判断がつかない!)

>蛇の逆鱗に触れたくないがために。
(逆鱗は目上の人を怒らせる使い方が正しい!)

二人の行為だけでは異質とまでは言えない! 主人公の少年の印象が薄い!
それらが原因で言い回しが浮いて大仰に見える!

場面に即した表現を心掛けた方がいい60点!(`・ω・´)

486:ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs
10/08/23 22:44:19
>>481
詩のように見える! 普通の文章として読むと意味がわからない! 主観を取り入れることで見える部分がある!
ワイの頭には二通りの解釈が生まれた!

①主人公と共にある影! その場合、池の解釈が不能!
②双子として産まれる予定が一方に取り込まれてひとりになった! 池には自分の姿(二人)が映り込んでいる!

ワイの推論の域を出ないので評価は見送る!(`・ω・´)


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