11/08/15 12:34:49.72
この話にいくつものバージョンがあるのは、平山
氏が、そもそも東映が白土氏に“階級問題は子供映
画であるからカットせざるを得ない”という問題を
伝えておらず、事前に白土氏から、脚本の第一稿に
赤字でバツ印を描かれたものが送り返されていたに
も関わらず、
「天下の東映がマンガ家なんかのいうことにへいこら
できるか」
と一切のネゴを行なわなかったAプロデューサーの
ことをおもんばかってのことだと思われる。一時の
東映で“比佐天皇”と呼ばれた比佐芳徳(脚本家)の、
そのプロデューサーは娘婿だったそうで、それで東
映の内部では徹底してブイブイ言わせていた。その
彼の失態を渡辺氏が見事フォローしたわけだ。彼一
流の手段ではあったものの。