10/12/22 17:27:54
面白いラノベがある
キノの旅13巻に「違法な国」というのがある。その国では違法文章が全面的に規制され、現行法律での違法行為は小説の中でも禁止に。
製造、流通、輸入、販売、単純所持に至るまで禁止。所持しているものは速やかに提出しなければならない。
たとえば推理小説の殺人、冒険ものの不法侵入、官能小説の「イヤ」の一言があれば強姦罪になり発禁になる。正当防衛、ノンフィクションも違法行為があればアウト。許可が通るのは「一切の違法行為が描かれていない、一つの間違いもない平和な人生」の物語のみ
小説の中でその国の人は言います「大人も子供も未完な人間に過ぎず、我々が管理しなければならない」
勝手に内容を書いてしまいましたが、どうしても条例に反対の人も賛成の人も読んでほしい短編なので書きました。