10/12/18 03:21:31
>>445
追記ですわ。
斎藤さんの作品に個性は感じられませんでした。自分も同じく。
小説の面白いところって、もちろんストーリーにもあるけれど、
その小説家さん各々の持つ「文体」「文章」から溢れ出る個性的なもの、
上手く言えないけど、
「小説家さんの個性からの発露の日本語の文章の美しさ」的なもの、だと
自分は思っていて。(「文章の美しさ」っていうのは、大きな括りでの表現であって
「ただ単に、きれい」というのではないのですけど。これは、自分の表現力の
足りなさでして。恥ずかしいですが)
だから、自分の好きな小説家さんっていうのは、
自分の心の奥の何かを振るわせてくれる「個性」、「文章表現」を持っている人
なのであります。
で、今回の斎藤作品にはそれが感じられなかったのでした。
それは、まあ、個人個人の感じ方の違いであるのでしょうが。
自分はただの本が好きな素人なので、難しいこと、書けないので
上手く表現が出来んのですが。
なんか、書いておきたかったんで。すんませんです。