10/12/18 02:47:02
意味の濃縮は純文の得意分野で、描写の濃縮は一般文芸、
意味や描写を拡散拡大して外連味を出す等はラノベの得意分野って気がするなと今思った。
そしてそれらの調合具合で作家性が生まれるとか?
KAGEROUにそういった外連味や地文内での作家性の発露は見られなかったよね。
特に後半、序盤は多かった~のような、で作られる比喩が少なくなっていき、
読みやすいけど本当に無個性化していった感じ。
書いていく内に読者が読みやすいように読みやすいようにと洗練されていったのかもしれないけど、
執筆エピソード見る限りだと編集者が後半のほとんどの文を書いたんだろうなという印象だ。