11/09/13 02:55:26.93
>>504
飯嶋和一、思いが強いというのは分かる。
でも俺はそこが好きで、自分が落ち込んでるときにはあのくらいの劇薬の方がスッと心に入り込んでくるんだ。
メディアワークス文庫の時代小説ってどんなのがある?全く注目したことなかったよ。
ラノベ系というのを「軽くてエンターテイメントに徹した」小説と捉えるなら、和田竜はいいよ。
しゃべりは現代語だし、かなりキャラクターに頼った小説ではある。
それでも、劇作家だけあって筋の持って行き方が上手い。
特に、冷酷であったり愚鈍な登場人物が物語の山場で人間らしい心を覗かせるのには胸を熱くさせられる。