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独特の打撃フォームも手伝って、右方向への打球が非常に良く伸びる。テレビ画面上で見ると、
一見詰まった当たりに見えてもスタンドまでぐんぐんと伸びていくのが特徴である。和田によると流し打ちというと通常、力を加減してボールに合わせるイメージであるが、
流し打ちをする時も「右に引っ張る」と言う意識をもつことで、引っ張った時と同じ力で打てるようになったといい、プロ入りしてから数年かけてこれができるようになったという。
打撃開眼については金森栄治の指導が大きかったと語っており、金森の打撃理論を理想的に実践しているため金森自身も和田の打撃を最高傑作と語っている。
レギュラー定着後、7年で3割以上を6度記録など華々しい記録をもっているが、シーズン100打点を記録したことは一度もない。
原因としては故障などでフル出場した年が2009年を除いて無いことと、毎年前打者が外国人選手のホームランバッターである事が多く、ランナーが既にホームランによって帰されている場面があった事が挙げられる。
得点圏打率は年によってややムラがある事も特徴。2006年シーズンは100打点には届かなかったものの19本塁打で95打点であった。
しかし、その年は和田がレギュラー定着後、唯一打率3割(.298)を切った年でもある。逆に、翌2007年シーズンは打率.315、18本塁打を記録したものの、49打点と前年からほぼ半減させてしまっている。