10/10/01 22:03:12
内田樹の近著は読んだみたいだが、
「一流大学を出たはずの若いサラリーマンと話したときに、彼があまりに無知なので、
『いったい君は大学で何を勉強していたのか?』と訊いたことがありました。すると彼はなんと
『何も!』と胸を張って答えたのです。」
「彼にとっては、一流大学を出ているにもかかわらず無知であることは少しも
『恥ずかしいこと』ではなく、無知であるにもかかわらず一流大学を出たことこそが
『誇るべきこと』だったのでした。」
「彼の笑顔はわずかな手銭で驚くほど高級な商品を買ってみせた『買い物上手』の
自慢顔だったのでした。」 (『街場のメディア論』、p.120~121)
これが自分の「受験は要領」理論に該当することには気付いてないらしい。