11/02/01 16:43:47
>>980です。
>>989さん、第2作のタイトル、ありがとう♪では、
「白鳥の翼に乗って~パエトン~」
「父上のいる高みにたどりつくのなんか、俺には無理だ」
そう言い放って、パエトンが愛鳥である白鳥に乗り、オリンポスを出て2500年が経った。
わが父は、太陽の髪、永遠の美青年アポロン。偉大な父は、男盛りの30歳のまま
永遠に年をとることのない金髪の美青年。偉大な太陽神でありオリンポス一のミュージシャンだ。
「それにひきかえ俺は…」とパエトンはひきこもりになりそうになった。
少年の頃から、何をやっても偉大な父に比較をされて生きてきた。父のそばに行こうとして
戦車に乗って太陽に近づいて…振り落とされてしまった。詩歌の才能も全くない。
一度は、モーツァルトやべートーベンと競おうと思ったが相手にもされず、ビートルズには
アイドルの地位を奪われ…仕方なくロンドンのライブハウスでパンクロッカーをしてみたが、
麻薬の売人に騙されて、気づくと留置場…。
2500年間、ろくな道を歩いてこなかった。そして、2011年1月、懲りずにロンドンの街をふらついている始末。
「何するのよ、返して!!」
女性の声に振り向くと、赤毛の若い女性がバッグをバイク乗りにひったくられていた。
バイク乗りは、追いかける彼女をあざ笑うかのようにバッグをひったくっていった。
「もう、どうしよう…!あの中には、1か月分の私の全財産が入っているのよ!!」
ケイトは大きく見開いたエメラルド色の瞳から大粒の涙がこぼれるのもかまわず泣き叫んだ。
「君、大丈夫?」
言うことをきかない長い赤毛の巻き髪を顔からよけて、見上げると、青空のようなまばゆい瞳と
太陽神に愛でられたような黄金の髪をした男が自分を見降ろしていた。
「大丈夫じゃないわよ。あの中には私の全財産が入っているの…今日がカフェの バイトの給料日だったっていうのに。ミュージカルのオーディションもこれじゃ受けられないわ…」
男の美貌に圧倒されながらも、ケイトはぼそっとつぶやいた。
「君はダンサーなの?そうか…売れないダンサーなんだね?僕はミュージシャンさ、売れてないけどね」
996:無名草子さん
11/02/01 16:46:33
>>995
スレタテせずに逃亡しておいて…
チラシの裏にでも書いてろ!
997:無名草子さん
11/02/01 16:55:09
>>996
まあまあ、あまりオカタイこと言わないで。どうせもうこのスレ終わりなんだし。
998:無名草子さん
11/02/01 17:04:21
一言も無しにばっくれといて何食わぬ顔して長文書いてる図々しさが笑える
999:無名草子さん
11/02/01 17:07:30
(´・ω・`) イルカに乗って999
( つ(\
(\_ノ(___)⌒ ⌒ヽ_
) ____ ・_つ
(/ (/
。 ゚
。
1000:無名草子さん
11/02/01 17:10:12
1000
1001:1001
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。