11/02/01 10:55:41
まだ今ほどロマンス小説が訳されていなかった7~8年まえまでは、好きだったんだよな、
ヴァンパイアとかウェアウルフものとかのパラノーマルもの。
ハーレだけどヒーローがあざらしに化けるお話で盛り上がったりしていたよ、このスレも。
だけど、パラノーマルがここまで主流になってくると、われもわれもと、色々な作家がパラノーマル
もの書き始めちゃって…なんだか食傷気味に。
クレスリー・コールの人気シリーズじゃ、ついに人間は出てこなくなって、ヒーローがウェアウルフで
ヒロインはヴァンパイアと妖精?だっけ…なんだかわからないけれど、お互いに1000年も生きていたり。
ちょっと「行き過ぎ」感がある。ロマンス小説でパラノーマル要素入れるんだったら、
その要素が「障害」になり、そこに切ない恋が生まれる…的な感じじゃないとね。
1000年生きるウェアウルフと永遠に若く美しいヒロインとの恋、…はっきり言って
「何の障害もないじゃない、勝手にロマンスしてれば?」って感じで興ざめ。
「時」という障害のタイムスリップロマンス。
「ヴァンパイア)人間」という種族の違いが障害のヴァンパイアロマンス。
「なんでもあり」のパラノーマル全盛は、もはやちゃんこ鍋ロマンスになっているような気がする。