10/09/21 10:06:08
>>39
確かに日本の小説で、ロマンスの基本に沿っているのはBLかもね。
国内作品の場合、ロマンスは味付けとしてあるだけで、
それだけで、となると最近作ではなかなか思い当たらないなぁ。
たぶん作家として評価が下るのがイヤで、作家&編集ともに引いているのかも。
女の子向けラノベやライトエロとBLは、日本の作家ヒエラルキーの下層に属している感じだし。
桐野夏生が言ってたと思うけど、そこから抜け出すのは大変なことらしいし。
あと読者も国内作品の場合、
何かと現状を分かってしまうせいか「そんなのあるわけない」的目線を持ってしまうのもダメな点かな。
ロマンスだけ書くのは芸が無いみたいな考えもあるのかな。
そんなことないのにね。
本当に読者が喜ぶ本を書くのってとても難しいことなのに。
と、ここまで書いて、有川浩が比較的ロマンステイストの強い作品を書いてるな、と思い出した。