10/08/20 01:58:39
>>183の「機動戦士ガンダムの時代」P61より。
第一世代……いったい何に対してかが定義されないまま意味が通じてしまっている世代なのだが、
そのほとんどがこの時期(注:1974年)に顔合わせをしているのは事実であった。今で言えば進歩的な
オタクの第一世代と分類されそうだが、この頃の「オタク」という名称には別の意味があった。後にプロの
仕事を始めた時に、誰もが知り合いか、ないしは知っている人であったのは、この頃の付き合いが基本と
なっている。こちらが覚えていなくても「ほら、○○の集会で一緒に映写機整備したじゃないですか」みたいな
話だらけであったし、人間関係が濃密な時代なので「誰々さんの友達なら、この仕事できますか」という
不思議な原稿依頼があった時期なのであった。
まあ、我らがテンテーは完全に蚊帳の外な訳ですが。