11/10/21 18:39:58.87 Au/uJJwf
おまえも理解が足りてないな。
俺は博愛主義者だから、おまえのためを思って書いてやるが、
説明が悪いんじゃないんだよ。説明は大事だ。巧みな説明は描写に勝る。
取説は、取説の「立ち位置」が悪いんだよ。それも固定された立ち位置がだ。
そいつが「どこにいて」、さらに、その時、「どこの視点から書いているか」、
それらを意識してみろ。この二つをごっちゃにしちゃいかんぞ。
以前各務は「ドアを開けると七十歳のおばあさんがいた」みたいなことを
書いていたんだが、これが滑稽極まりない。
意味はわかるし、状況もわかるが、登場人物つまり読者とまったくシンクロしていないんだよ。
よく、おぼえとけ。小説で一番大事なのは読者との「シンクロ」だ。
何はなくともこの「シンクロ」だけはおぼえておけよ。愛される物書きになりたいのならな。
いいか?
なんでドアを開けると年齢のわかるおばあさんが立っているんだ?
おばあさんが立っていた。年は七十歳くらいだろうか、と考えるのならまだわかるが、
いきなり何でも知っている神のような説明はないだろ。
せっかく小説の中に入っていたのに興ざめだ。>>651のあれと同レベルだな。
Dも同じ。外側の視点で列車の説明をしていて、同じ一文で視点が内部に変わっとる。
日本語になってない。ま、説明が下手だったと言ってもいいのかもしれん。
Dは一人称で書いていればボロは出さないだろうが、今後、売れるものが書けるか
どうかも、読者にシンクロさせることのできるセンスにかかってる。わかったな?