11/04/15 19:48:28.78 lsJqxfYJ
おかしいな
NGしたばっかりなのに
51:この名無しがすごい!
11/04/15 21:12:55.40 Tz0dS1LN
他人の粗探ししてニヤニヤするしか能のないカスの集まりだからな、ここは
上から目線で批評家ヅラしてりゃ楽しいもんな、そりゃ
でも決まって自分からアイディアは改善策は出さねえの。なんでかって言うと、
能力不足でまともな案も出せないのと、叩かれるのが怖いからw
アイディア出して、「つまんねー」ってこき下ろされるのが怖いんだよなあ? 自分は
他人の小説をこき下ろすくせにな。
自分は他人を罵倒するくせに、いざ罵倒される側になると言い訳こいて逃げ回る。
情けない連中だよ、ここの批評家サマがたは
どんな小説書いてるかぜひ拝みたいね。どうせゴミだろうけど
52:この名無しがすごい!
11/04/15 21:16:57.11 qCSqXyLR
>>51
2レス上も読めないのかよ能なしのカス野郎
スレリンク(bookall板)
53:この名無しがすごい!
11/04/15 22:34:11.44 Amujekdf
>>29
おもしろさを表現する方法ですか。既存の商業作品をもう少しその観点で研究してみたいとおもいます。
胸を痛ませてしまたみたいで、こちらこそ申し訳ないです。精進しますので気にしないでくださいw
>>30
その通りです。削りが足ませんでした
「シーンの意味」の重要性を軽く見ていたようです。指摘ありがとございます
>>31
まさかおもしろい部分があると言われるとは思っていませんでした。これは凄くうれしいです
分かりにくい文章を書いてしまっていましたか。推敲不足でしたか
余計なことを書きすぎていて、話の筋がぼけぼけになってしまったみたいです
>>32
ご忠告ありがとうございます
晒しのリスクについては、ある程度は理解してるつもりです
>>33
よく言われる自分の知らないものは書かないってやつですね
わかってるんだから注意していて然るべきなんですが、やっちゃってしまいました
わかりやすい解説ありがとうございます。その方法で執筆してみます
あと、体言止めの乱用も止めます
>>35
そうです平坦になってしまいました。理想としてはジェットコースターみたいに
山あり谷ありの楽しい小説にしたいのですが、なかなかこれが難しい・・
話の流れは重要ですね。ここでも余計な説明文が悪さをしていました
自分は削る派だったので、付け足すというのは斬新に感じます。少し検討してみます
54:この名無しがすごい!
11/04/16 00:44:59.68 E5p2IMmP
>>21
全部読んだ。面白くないし、疲れた。
構成がおかしい。序が二つある時点で間違いに気がつくべき。
回想も多い。二つ目の序に組み合わせて一章にするべき。
主人公の目的がない。何がしたいのかさっぱり。
ずっと状況に流されたまま。主人公の目的を行動で表さないと。
地球に戻りたいんだったら、それに向けていろいろ情報を探ったりしないと。
地球に戻る気配を見せてないから、中盤の人格ごと別の記憶を植えつけられてた!にも驚きがない。
会話文も交互に発言させるべき。分かりづらくなっている。
気になった言葉は検察やスパイもだけど、地価と地上げ屋。
王国なのだから傀儡とは言え国のすべては国王のもの。
国王から臣下に貸し与えられているので、土地は勝手に売買できないはず。
なんで資本主義みたいな制度が存在するのか。
55:この名無しがすごい!
11/04/16 05:03:42.56 GPRkuCTM
【アドレス】 URLリンク(www5.pf-x.net)
【ジャンル】 ラブコメ
【タイトル】 モテない(仮)
【評価基準】 プロローグだけですがよろしくお願いします。
初めて書いてみましたが非常に難しいです。 パスはvipです。
56:この名無しがすごい!
11/04/16 06:54:42.49 8MbmSvS3
>>55
短過ぎて、評価できない
これじゃただのチラシの裏です
もうちょっと書いてから晒すべきでしょう
まあ、この書き出しじゃ、あまり期待できそうにない気がしますが
あと、三点リーダは「……」と書いたほうがいいでしょうね
それに、疑問符感嘆符の後には空白を入れること
57:この名無しがすごい!
11/04/16 13:49:31.24 diRaE2DD
>>55
初めて書いたなら短くても仕方なかろう、どれどれ…と思ったら短すぎて吹いた。
初めてなら、まず上手に書こうとは思わずに、楽しんで書くべきだ。今のうちに、自由に好きにのびのびと書いておけ。
初期衝動は二度と戻ってこない。
で、これだけだとこの先どう展開するのか、まったく想像できない。
語り手に味方が出来るのか、孤立するのかもわからない。もしかしたら主人公が変わる可能性もある。
もうちょっと書いてほしかったかな。
どう展開するのか知らないけど、馬鹿ばっかの大騒ぎになるようなら面白いかもなあと思った。
とりあえず、完結を目指して頑張って。
58:この名無しがすごい!
11/04/16 14:29:08.06 yg9pZgOi
>>55
ボコボコに叩く気すら失せるレベル。
2chなんかに顔出さないで同レベルの初心者達とヌルヌル書いとけ。その方がよっぽど健全だ
59:この名無しがすごい!
11/04/16 14:44:35.09 GPRkuCTM
皆さん、ありがとうございます。
60: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/16 16:27:43.80 ayZOKkhp
スレリンク(bun板)l100
61:この名無しがすごい!
11/04/16 19:43:00.07 2XwiK/Qe
>>55
初めてならみんなみんなこんなもんだと思う
ただ、評価してもらいたいならある程度の量を書いたものを持きたほうがいい
これくらいだと、日本語を正しく使っているかどうかしか見れない
プロローグだけ書いて「いい感じにできた」って思うのはみんな通る道だから
最初の分岐点はここからエンディングまで書けるかどうかだよ
最初だけ書いて、やり直して、を繰り返してると癖になって冒頭部分しか書けなくなっちゃうから
とりあえず、他の人みたいにボコボコにして欲しかったら
一章とか、まとまった量ができた時点でまた持ってきて
62:この名無しがすごい!
11/04/16 23:14:06.37 TGKUT44G
【アドレス】 URLリンク(www5.pf-x.net)
【ジャンル】 BMG
【タイトル】 未定
【評価基準】 文章のテンポ・キャラのイメージがしにくいか否か・比喩表現に違和感が無いか
【改稿】 無しで
よろしくどうぞ
63:この名無しがすごい!
11/04/16 23:41:26.36 WZNQl9fv
>>62
さっと読んだ
①文章のテンポ: 文章はスラスラと読めるが、見た目中学生の先輩との出会いだけで6DPは長い
②キャラのイメージがしにくいか否か(←し易いか否かだよね、普通):イメージはし易い
③比喩表現に違和感が無いか:特に違和感は感じなかった
その他:
どこぞのラッパーかと思わせるような妙にリズミカルな声がかけられた。
この辺はぎこちないと感じる。
あと、僕の経験地は高くなかった。のとこ誤字
先輩がなんでラッパーのような口調で主人公に声をかけたのか読み取れなかった。
流しよみだからかもしれないが。
64:この名無しがすごい!
11/04/16 23:41:32.42 31u00rRO
>>62
・文章のテンポ
最初は悪くないかなと思ったけど
小さな事柄に対しても主人公の心理描写が毎回のように入るのはちょっとくどいなぁ、と感じました
読み手を飽きさせないだけのユーモアがあればまた別なんですがこの語りにはそれがなかった
ただの会話を長引かせて文章量を稼いでいるだけにしか見えませんでした
・キャラのイメージがしにくいか否か
至は冷静な少年
ひかりはちょっと変わった年上の女の子
として確かに伝わることには伝わりましたが
長い!
もっと短くまとめられないかなぁ、と思いました
・比喩表現に違和感が無いか
これは特に変なところはなかったと思います
65:この名無しがすごい!
11/04/16 23:56:57.81 Oa85EAp7
>>62
>文章のテンポ
よろしいかと。短いし、いちおう最後までめんどくさく思うことはなかった
>キャラのイメージ
主人公はOK
ひかりのほうは、外見が子供で中身はJK2ってのはいいんだけど
中身まで子供な部分がある >「初めて男の人に抱かれた」って騒ぐあたり
結果として、普通の成長をしてこなかった心身ともに幼いJK2のイメージで固定されちゃった
>比喩表現
中世の騎士って俺のイメージだと剣というより槍ってかんじだったから、そこは違和感あったな
べつに剣も使わないわけじゃないんで気にしなくていいよ。一意見として頭の片隅にでも
評価基準外のことも、いろいろ言いたいことはあるけど、このへんで
66:この名無しがすごい!
11/04/17 00:07:57.68 f//cxqbw
>>62
評価基準については、もしそれを問題だと思っているのなら特段の問題はなし。まあ、ひかりさんがブレてる
ような気もするけど、そういう狙いなら目論見通りなのかな。
ということで気になったところを。
主人公が饒舌すぎるかしらと思わんでもないが、それが大きな問題というわけではない。
呼びかけたのは男かと読み進めたら思ったら女の子だったので脳内音声変換。
木陰に入ったのに傘の柄を振り下ろしてコンクリで手が痺れるというのは位置関係おかしくない?林なんだから
地面は土じゃ?
ふたりの会話のぎこちなさが、はじめて出会った男子女子のそれではなくて、台本持ってしゃべってるような。
ラノベというかジュブナイルのイメージ。
67:この名無しがすごい!
11/04/17 00:08:08.92 N1LW8ZfQ
>>63
ありがとうございます
長いすかね。プロローグとしてどこまで書くか、それともプロローグ無しで入っちゃうか迷いまして
結局後者を選んだわけですが。どうも冗長になる癖があるみたいで
>ラッパー
ここは自分でもしっくりきてないんで、後で直すと思います
あと、先輩がその口調で話したことに意味はなく、ただ主人公の耳にはそう聞こえたってだけの表現でした
>>64
ありがとうございます
上の方にも言われましたが、やはり長いですか
これ課題ですね、自分の。色々描写をしたいのですが、ラノベとしてはくどいのは嫌われるんでしょうね・・・
短い文でいかに伝わりやすくするか、悩みどころ
68:この名無しがすごい!
11/04/17 00:14:09.71 N1LW8ZfQ
>>65
ありがとうございます
>ひかりのイメージ
そうイメージされるように書きたかったので、狙い通りかなと
転のあたりでそのことを書こうと思ってます
>騎士は槍
最初は槍として書いたのですが、傘の先端をいきなり突き刺す女の子にするわけにもいかず、結局剣にしました
持ち手部分で殴るというさりげない気遣いを出してみたかったんですが、伝わったでしょうか
侍とか剣士のほうがよかったですね
ところで評価基準外のこと、気になるんでレスいただけませんか? お願いします
69:この名無しがすごい!
11/04/17 00:21:41.83 Vb1q4XF3
>>62
冒頭を読んですぐに、時々みかける爆発音がしたコピペを思い出しました。
ライトノベル
「背後から強烈な爆発音がしたので、俺はまためんどうなことになったなぁ、
とかそういや昼飯も食っていないなぁとか色々な思いを巡らせつつも振り返ることにしたのである。」
まさにこれ。くどい、とにかくくどい。必要のない情報が文章中にごまんと放り込まれていて
読んでいてものすごくイライラするというか、じれったくなるというか。例えていうなら、PL法の取り扱い説明書みたいなかんじです。
この靴は靴以外の用途に使用すると怪我をする恐れがあります。
靴を靴箱から出す時には、靴箱の四辺に引っかからないようご注意してください。
靴をはく時に靴べらなどをご利用になると、便利です。
そんな説明はいらないんだよ、と思わず突っ込んでしまう感じがおわかりいただけるでしょうか?
この文章も同様に、そういう不必要な説明が大量にあります。その結果長くなっています。
70:この名無しがすごい!
11/04/17 00:22:39.96 N1LW8ZfQ
>>66
ありがとうございます
>呼びかけたのは男かと
あー・・・、ラッパーって書いたからそうなっちゃったんですかね。最初から女性と判断できるよう書き直してみます
>木陰~
自分のイメージではなんというか、CLANNADのあの坂道的な・・・
桜並木 側歩白 道
土 溝道線 路
みたいな。伝わりにくくてすいませんorz
>会話のぎこちなさ
それに違和感をもたれると致命的になるので、初対面の自然な会話を練ってみます
71:この名無しがすごい!
11/04/17 00:26:26.02 N1LW8ZfQ
>>69
ありがとうございます
一致してる意見が「文章がくどい、長い」なんすね
こればっかりはもう何度も推敲して削るしか方法が思いつかないです
頭の中のイメージを全部書き出そうとするからだってわかってはいるんですが、なかなかどうして
癖になってるんですよね・・・
72:この名無しがすごい!
11/04/17 00:46:47.24 QpNlxfHz
>>68
そうか、ひかりのイメージはあれで良かったのね
傘の気遣いのとこは分かったけど、一回持ち直させたほうがより感じ出ると思う
>言ってなかったこと
ストーリー全体に関わることだけど、せっかくつけた盛り上がりの火を
自分で消してる感があるんだよね
最初の導入で声をかけて「あ、もしかして聞こえた?」って少女が言った
この部分で俺は、この子の声は聞こえないのが常態で、それがなぜか主人公にだけ聞こえてしまった
と想像した。なんだろこの子、幽霊? 特殊な生命体? 異世界人? etcいろんな期待をした。
夏の猛暑日に外で体育すわりをしているのも特別な事情があるんだろうと思ってた。ワクワクした。
だけど、なんかどっちかというと普通で何の変哲もない話に落ち着き始めた。
面白そうと思ってたのは自分の勘違いだったんだと分かった。
声をかけた理由、聞こえたんだと驚いた理由、座っていた理由
最初に興味を惹きつけてくれた要素が、とくに語られることなくあっさり手放された……さみしい
あと2DPで回復するか、俺の最初の想定以上にもっと惹きつける要素がないと
たぶん―パタン。
こう考えた結果、この話にはもっと本当に適した
オープニングイベントがあったんではないか?と感じておる次第
73:この名無しがすごい!
11/04/17 03:11:08.16 4FEHEvid
>>62
・文章のテンポ
ダウナー系ですな。あまり個性的でない主人公の独白を聞かされつづけるのはちょっとした苦行です
・キャラのイメージのしやすさ
一人称という前提で、多すぎるし、少なすぎるし、遅すぎる。
少女の外形的観察は山ほど書かれているが、僕の受けた印象が少なすぎる。初対面の第一印象といえば、ふつうは全体をじろじろ観察しないで特徴的な一つに注目するでしょう。
たとえば大きな黒い目だったら、どんな目なのかもう少し「僕の視点」で教えてほしい。
忙しそうな、とか、気が強そうなとか、そういう印象が少ない気がする。
いずれにしても、一ページ目にひかりの情報がないから、牽引力がない。
まあなにが言いたいかというと、僕のいい訳的心情なんかは後回しでいいからとっとと女見せろってことです
74:この名無しがすごい!
11/04/17 03:52:19.95 ukcyHAoH
>>62
こんだけの文章量で、ヒロインが主人公に声をかけた理由とか
物語の方向性とか、なんも見えないのはすごいね
既存のボーイミーツガールの作品と自分の作品を比べてみてはどうか
75:この名無しがすごい!
11/04/17 09:26:17.07 VsOSpU//
【アドレス】URLリンク(www5.pf-x.net)
【ジャンル】ラブコメ?
【タイトル】未明
【評価基準】この小説ははじめて書いたので、自分の趣味とかを全開にしてます。どうみてもオナニー小説ですが、評価してもらえるとありがたいです
文章はおかしくないか?
話のテンポは?
話じたいがパクリっぽいか?
お願いします
76:この名無しがすごい!
11/04/17 09:55:43.39 q6481oxG
>>75
他作品の名前を出せるのは国民的名作、それもタイトルや印象的なセリフに止めろ
例えばドラクエなら「ぬわーっ」ってボケたキャラに「パパスかよ」とか、
まあ許されてその程度
それ以上クラッシュバンディグーについて細々と書くつもりなら同人でいいんじゃない?
77:この名無しがすごい!
11/04/17 10:09:46.58 kfhmpGRe
>>75
ネタを過飽和にいれたラノベなんて腐るほどあるしパクリなんて言われないと思うけど、他のラノベと差別化できているほどの面白さもない。
一人で5人ぬきとか漢数字とアラビアが混ざってたり、…を2箇セットで使ってないのは改めた方がいい。
趣味で書いたとしても、誤字脱字が多すぎる。
78:この名無しがすごい!
11/04/17 10:15:09.25 5F/r1YVb
>>75
オナニー小説じゃないですね
ただのオナニーですね
・文章はおかしくないか?
2ちゃんの書き込みでは普通な方だと思います
・話のテンポは?
どうでもいいことを書きすぎですね
落ち着いてまず自分の話したいことを頭のなかでしっかり考えてから話しましょう
・話じたいがパクリっぽいか?
パクリか否かが問題になるレベルに達していないので特に気にしなくて大丈夫じゃないですかね
次は小説を書いてきてくださいな
79:この名無しがすごい!
11/04/17 10:15:25.78 C8PvGepD
>>75
誤字だらけ脱字だらけ。
オナニーだと言っても目をそむけたくなるレベル。
あと○多すぎ。ライト兄弟やわくわくさんまで伏せるなら最初から出さなきゃいいのに。
小説としての体裁を成していない。
80:この名無しがすごい!
11/04/17 10:24:08.04 3/ZfmJ+5
>>75
どこを取っても根本的に物書きに向いてない印象
それでも続けたいなら止めないけどな。趣味ならいいんじゃねえの
81:この名無しがすごい!
11/04/17 10:30:00.24 C9FkWO4h
>>75
ライトでアレな本ばかり読んでるから勘違いしちゃってるんだろうな
よく子どもがSNSなんかのブログツールでオリジナル小説として書き綴ってるのと同じようなレベル
中坊ならまだいいが、それ以上だと黒歴史になりかねないからマトモな文章の書き方を学んだほうがいい
82:この名無しがすごい!
11/04/17 10:34:08.59 YNioSNcX
>>75
多分、スレに晒されたものの中じゃ最低レベルだが、まあ元気出せ
83:この名無しがすごい!
11/04/17 10:47:49.20 wy6taKdu
>>72
最初の導入から~途中なんの変哲もない、は狙ってみましたが
そのまま読み進めさせるには普通の話に落としすぎたようです
興味を維持させたままひっかけるのは難しいですね・・・
オープニングは変えるか、中頃の展開を変化させるかしてみます
ありがとうございました
84:この名無しがすごい!
11/04/17 10:57:16.22 wy6taKdu
>>73
ダウナーですか。自分では意識してなかったので盲点でした
テンプレな淡々とした主人公で書いてみるかと考えていたのですが、淡々としすぎでしたかね
少し感情をこめてみます
>印象
自分は初対面の人物の一点を注目せず全体をぱっと見る人間なので、それが文体にも出たんですね
主人公になりきって書き出すのは難しいですが、読者がどういう印象を抱くか
それを主点にして書いてみます
言われてみれば、外観的特長ばかり描写していました。反省点として生かしていきます
ありがとうございました
>>74
声をかけた理由等は最後に書くつもりでしたが、そこまで読ませる力が足りませんでした
というかまだ書きあがってないんですけどねwwww
ネタバレにならない程度に興味を維持させつつ、情報を小出しにしたほうがいいのかな
検討してみます
ありがとうございます
85:この名無しがすごい!
11/04/17 14:37:33.07 w5JN1ybs
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ
ここ10日間くらいでこのスレでこれ見たの三回目くらいな気が……
もうやめようよこれ使うの……見た瞬間サブイボ出るよ僕……
86:この名無しがすごい!
11/04/17 18:14:53.16 dM0enc9H
>>75
×パルナレフ→○ポルナレフ
×ニトロは触れたら爆発する→○ニトロは衝撃で爆発する。
遊何部?
×ネットサーフォン→○ネットサーフィン
あと2ちゃんねらーの2ちゃんねらーによる2ちゃんねらーの為の小説はもう問題外です。
87:この名無しがすごい!
11/04/17 18:48:30.75 bH1vMMt+
>>75
2chのコピペレベルの文章を小説と称して晒した度胸だけは認めよう
こんなもんを人に読ますなチラシの裏にでも書いとけ
88:75
11/04/17 20:42:35.73 VsOSpU//
評価ありがとうございました
ぜったい面白いって言われるようになってやるから覚悟してろよ!
89:この名無しがすごい!
11/04/17 20:49:34.49 kfhmpGRe
>>88
偉くなったらこのスレのことをあとがきにでも書いてくれ
90:この名無しがすごい!
11/04/17 20:53:15.47 bH1vMMt+
>>88
面白くなくてもいいからまずは小説書けるようになってね
91:この名無しがすごい!
11/04/17 21:07:15.65 KHEx8cgL
>>88
その心意気やよし
92:この名無しがすごい!
11/04/17 21:53:28.97 qJ74ul1w
>>88
ちょっと和んだ
93:この名無しがすごい!
11/04/17 22:36:02.73 iIG4XLi5
>>54
感想ありがとうございます
やっぱり流されるだけの主人公は読んでてあまり面白いものじゃないですね
構成がおかしいのも、考え直します。
>地上げ屋
ああ、全然矛盾に気がついていなかった。ギャグにしても、世界観に矛盾するものは
出すべきじゃないですね。なんで書いちゃったんだろう・・
めっちゃ参考になりました
みなさん、いろいろな感想ありがとうございました m(_ _)m
94:この名無しがすごい!
11/04/17 23:17:32.00 kxySxLsf
【アドレス】URLリンク(www5.pf-x.net)
【ジャンル】エアアクション
【タイトル】トム・ソーヤーズ!
【評価基準】
以前にスレvol33で晒させて頂いたものの修正版です。
前回頂いたご意見を参考にさせていただき、
冒頭部分を追加、また文章全体を弄くりました。
内容や文章に問題は無いか、
興味が持てる作品かどうか、途中でつっかからないか、
などご指摘していただければ幸いです。
【改稿】是非ともお願いいたします。
95:94
11/04/17 23:34:15.64 kxySxLsf
すみません、>>94のファイルで誤字を多数発見しました。
修正版をアップしますので、此方のほうで読んでいただきますよう、
お願いいたします。
URLリンク(www5.pf-x.net)
96:この名無しがすごい!
11/04/18 00:12:11.56 3glWQgpb
>>95
すっげー微妙なところで途切れてるけどいいの?
97:この名無しがすごい!
11/04/18 00:12:21.81 8uQSm+cT
>>95
一章に入ってからはマニアックなカタカナの乱舞でもうチンプン。
世界観上あえてなのは分かるし、中にはちゃんと分かって喜ぶ人もいるだろうさ。
だけど、俺はこの作品のお客様ではないんだな、としみじみ感じさせられた。
しかし、アメリカ空軍の話とはいえ、ここまで英語漬けにしなくても……
98:この名無しがすごい!
11/04/18 00:58:03.91 2YqQn+D9
【アドレス】 URLリンク(www5.pf-x.net)
【ジャンル】 ラブ?コメディ
【タイトル】 マロンでロンド
【評価基準】 物語の冒頭としてどうか
【改稿】 ○
【備考】
なんかめんどくさくなって途中で筆を止めたヤツです
ラノベのコメディは書いたことないんですが、こんなもんでいいんでしょうか
物語の展開は起床→曲がり角でヒロインとの出会い、と、とことん王道を意識してみました!
タイトルに意味は全然ない
99:この名無しがすごい!
11/04/18 01:04:36.71 gRxDuN4r
真面目に感想を書くか迷ったんですが、ひと言だけにしときます
頭に被っている物体を即座にパンツ、それも姉ちゃんのパンツだと見抜くあなたは、間違いなくクロです
真っ黒け
100:この名無しがすごい!
11/04/18 01:11:58.47 548L4ooP
>>98
最初の一文しか読んでませんが
僕の語りで始まったのなら、「発見」より「気がついた」の方が自然かと
発見した。だと急に引いたところから見ているかのような感じがします
101:この名無しがすごい!
11/04/18 01:14:28.44 6R115RB/
>>98
>物語の冒頭としてどうか
途中で止めたのは正解だと思う。
102:この名無しがすごい!
11/04/18 01:29:34.65 VtNcEiT1
>>98
なんか評価が分かれてるみたいだけど、
俺はすっげー面白かった
それはまたヴェートーヴェン的な…ってとことか切り返しが良い 普通ベト五は思いつきそうで思いつかないと思う
まぁ俺がシリアスしかかけないってのもあるが、正直このコメディ力は渾身のプロットと交換してもいい位だ
中身の無さゆえの軽さ勝負ならいいとこまでいけると思うよ
103:この名無しがすごい!
11/04/18 01:50:39.47 rcEbvjuz
>>98
話は面白い
でも文章がまずい
104:この名無しがすごい!
11/04/18 01:59:15.51 8uQSm+cT
>>98
作者自身がめんどくさくなって止めたって言ってる作品に
真面目にアドバイスや感想書くのってすっげー虚しいもんがあるわ
これ、真面目に書いてみてもいいんじゃない? そんな悪くないよ
105:この名無しがすごい!
11/04/18 03:38:41.02 G1K6NS2q
>>98
何回か声に出して笑ってしまった
センスを感じる
でもまあ、やる気がしないならこのネタに固執する必要もないかも
特に目新しい発明があるわけでもないし、別のネタでも普通に書ける人だと思うから
次は書きたいものを最後まで書いて、気が向いたら晒してください
106:この名無しがすごい!
11/04/18 06:36:47.04 rJ4+Qapt
98の作者の自演ばかりだな
こんなありきたりなの話になるわけないだろ
107: [―{}@{}@{}-] DEATH LEGO ◆jMdquu9xa6
11/04/18 07:17:15.11 7vOLocb+
>>98
>ある朝、俺、岸辺転人(きしべ まろんど)がある気がかりな夢から目を覚ますと、
自分の頭に姉ちゃんのパンツがかぶせられているのを発見した。
下手な一人称である。
>なかなかに刺激的な目覚めだが、まあ、これはこれで、いい。毒虫に変身していたわけじゃないから。
刺激的な目覚めというだけでは悪い事にならないので、「これはこれで、いい」は合わない。刺激的、という言葉を変えた方が良い。
毒虫がどうってのは、カフカの「変身」かい? これはすでに複数の作品で使われているよ。
>「ねーよ! つーか、あんた、ナイトキャップなんか普段使わないでしょ!」
華凜は俺がボケでゆるく流そうとしているのに、空気を読まない。朝からシャウトしすぎだろ、このクソアマ。
これくらいで「シャウトしすぎ」なんて言わないよ。
>「そうじゃなかなあ。華凜のパンツもたまには違うものを包んでみたくなったんだろう。縮れ毛より直毛のほうがいい的な―」
これは面白い。
>尻にキュウリがはさまっていた。うむ。これはさすがに俺も自分がどうかしていると思った。なぜキュウリ。なぜそれが尻に。
寝ている間に河童に尻子玉を抜かれそうになって、とっさに河童の好物のキュウリでヤツの気を引きつつ応戦しようとしたとしか考えられない状況だ。
まあ、いろいろ考えるのがめんどくさかったし、とりあえずそれもスルーしたんだけどね。
尻の穴に刺さってなくてよかったなあって思ってさ。キュウリはアルカリイオン水で洗って冷蔵庫に戻した。その晩、華凜がそれをバリバリ食ってたな。
これも面白い。
>納豆トーストというありえない物体のようだった。
これは「納豆が嫌いな自分からすればありえない」ならOKだけど、納豆トースト自体は毎日全国で食べている人がいるから、ありえなくはないからね。
>「運命? そりゃまた、ベートーベン的な……」
山田悠介の影響?
>納豆トースト食べながら、ケータイいじりながら、自転車こいでたの、みかんちゃんは? ど、どんだけ生き急いでるんだよ、この子!
これくらいの事で「生き急ぐ」ってのは大袈裟だと思う。
この分量だと、こういうギャグは大抵の人がブログ等でも書いている。
問題はこれを続けられるかだ。それがそこらの人と、作家になる人間の差だと思う。みかんとのファーストコンタクトも、ありきたりだ。
ただし、悪くは無い。このノリで300枚前後、そして起承転結を書けたならそれなりの作品になるのではないかな。
108:この名無しがすごい!
11/04/18 08:52:53.06 kh+DtCY/
>>98
面白い
明らかに描写不足だけどこういう書き方もあるし
ギャグのセンス、リズム、テンポが良くて心地よい
あとは自分で飽きずに書き上げることのできる何かが必要
もっと自分が愛することのできるキャラクター像、世界観を突き詰めたらいいかも
とにかくコメディの語り手としては今までの晒しの中でも抜群の才能があると思います
109:この名無しがすごい!
11/04/18 09:17:34.83 7iurhaH5
>>98
どうみても抜き系のエロゲテキストだな
110:この名無しがすごい!
11/04/18 09:36:20.50 t7D8RZRx
>>98
文章はアレだけど、ラノベならアリなレベル。っていうか実際にある。コメディセンスも悪くない。
けど今のままじゃ厳しいね。軽いノリとテンポで読ませる作品にしろ、どっかに変わった設定は欲しい。
+αの捻りでも、あるのとないのとじゃ桁違いだ。
同じ異世界召還物でも、公衆トイレの便器からワープするっていうだけで、一風変わった印象を与えるものだ。
111:この名無しがすごい!
11/04/18 10:11:53.55 Efq1stb1
>>95
以前のものは読んでない。
冒頭のやり取りがありがちというか、わざとらしいホームドラマでも読んでいるような気分になる。
現代にあんなやり取りしたら(迷子の子供を戦闘機?に乗せる)問題になりそう、とか思ってしまう展開。
本格っぽい雰囲気を出してるのに、これはありなんだろうか…。
文章も読みやすくはあるけどそういうのに詳しくない身としては雰囲気だけ味わうしかなった。
まだ冒頭だしこの先は気になるけど、本格的な軍事ものっぽいなら読めないっす。
112:この名無しがすごい!
11/04/18 10:48:45.60 kh+DtCY/
>>95
これは誰に向けて発信したいメッセージなの?
ターゲット層が狭い、狭すぎる
当時の時代背景や機材の説明に腐心するのはけっこうなんですが、そればっかりで人物の描写がおざなり
リアリティ重視にしてもありきたりすぎる展開
読者へのサービス精神も乏しい
序盤にもっとグッと惹き付ける何かが欲しい
113:この名無しがすごい!
11/04/18 10:57:17.66 rizNFkqt
>>95
状況説明まで専門用語でやろうとしてるから読みにくいと言われる。
>ハイスピード・ヨーヨーといわれる機動で
とか書いても分からないって人が多いとまず理解したほうがいい。
そこで悦に浸って「俺って特別だ」とか思うとミリオタに叩かれるからやめとけ。
『CMNF状態に陥ってしまった。瞬間的に俺の脳内にカテコラミンが大量分泌される。QRS時間は限界に近い』
とか書かれてもわからんだろ? これ簡単に言うと「俺だけ全裸。まずい」ってだけ。かなり意味ない。
114:この名無しがすごい!
11/04/18 10:59:24.78 rizNFkqt
ごめん、本文長すぎて切れた。続き
>>95
あと、これが一人称にしろ三人称にしろ、カタカナ語が羅列してあるだけで、戦闘の緊張感が全く伝わらない。
戦闘機が急旋回するときには、パイロットはGに苦しめられながらやってるわけだけど、そういった描写が少ないというかほとんどないというか。
おまけに激しい訓練の後なら疲労困憊になってるはずなのにすごく元気だよな。
そういう端々の要素がむしろ大事なんだよ。それがないと緊張感やリアリティーが失せる。
フルメタや蒼海ガールズを読んで勉強しろ。
あと、これだけじゃ分からないけど、キャラクターをもっときちっと作っておいた方がいい。
ミリネタだけで釣れる人って少ないし、人が生きた死んだで騒ぐにはキャラクターに愛着を持ってもらわないと無理だから。
以上。
115:98
11/04/18 20:15:17.23 2YqQn+D9
みなさん感想たくさんありがとうございます
冒頭はカフカの変身のノリだったんですけど
あれって訳した人によって最初の文が違うんですよね、確か
私が読んだのは「発見した」バージョンだったので、それを使ってしまいました
筆をいったん止めたのは、コメディの文章にすると
非常に中身がうすーい話になってしまってモチベーションが低下したからです
あと、ヒロインは「天然ドS」なキャラで主人公に首輪付けたりする人なんですが
萌えはそこにあるのかな・・・とりあえず、別に萌えキャラを出して
続きを書こうかなと思います
116: [―{}@{}@{}-] DEATH LEGO ◆jMdquu9xa6
11/04/18 21:08:17.86 7vOLocb+
萌えは無さそうだな・・・w
117:この名無しがすごい!
11/04/18 22:18:57.35 kuEsMW0S
【アドレス】 URLリンク(www5.pf-x.net)
【ジャンル】 ラブコメ
【タイトル】 炎の対決! 魔法 vs. 超能力(仮)
【評価基準】 物語の導入として機能しているか
【備考】
舞台設定だけ出来ていて、展開で悩んでいます。キャラもいまいち立っていない
ので、見直しは大いに必要と感じています。ただ、現状でまともに読めるか、
読みやすいか、わかりやすいか。
それと、弱いなりにキャラが成り立っているものか、その辺の感想をお聞かせ
くださるとありがたいです。
118:この名無しがすごい!
11/04/18 22:31:21.67 548L4ooP
>>117
読みやすかった
119:この名無しがすごい!
11/04/18 22:48:45.79 kh+DtCY/
>>117
うーん文章は読みやすいというより拙いと言われるレベルかもしれません
個人的にキャラの台詞が台本的なのがいただけないです
現実味が無いというか人形劇みたいというか…まあそこは読み手の好みもあるんですけどね
キャラ・設定はありきたりすぎてちょっと先を読む気にはならないかなー
120:この名無しがすごい!
11/04/19 00:01:38.45 KaHpBP8E
>>117
>まともに読めるか。読みやすいか。わかりやすいか。
文章は読める。言葉は平易だし一貫性もあるので読みづらくもわかりにくくもないが、
情景描写も、人物の描写も最低限しかないので読んでいて情景が思い浮かばない。
残念ながら、キャラは立っていない。
上げられている部分は、ほとんどが過去から現在までの説明で、誰も全然動いていない。
説明だけで動いていないから、キャラに魅力が感じられない。
全般的に説明が多いし、会話も設定説明のための会話っぽいので、引きこまれない。
だから、導入としてはイマイチ。
新学期の登校風景なんていう平凡な出だしは、かなり高い実力がなければ読者を
引き込むことは難しい。
過去の説明はもっと端折って、少し強引なくらいにイベントを早く起こした方がいい。
例えば、鉢合わせた和服美人と幼馴染みが二人同時に能力が発動してしまって、
そこで冷静に対処した主人公に、和服美人が興味を持って接近するとか。
過去の説明は、(必要なら)それから和服美人に向かって主人公からさせてもいい。
教師に疑われる話も、過去の説明ではなくて、現在進行形のイベントに絡めて
描写すればいいよね。
その中で、幼馴染み(メインヒロインだよね? でも描写の量から行くと和服美人の方?)を
もっと行動させて、作者が考える彼女の魅力を描写するようにして欲しい。
121:快晴ラッコ
11/04/19 00:28:04.55 nyRKVFL/
>>94
民間人の子どもを飛行機に乗せているのがよくわかりませんでした。
「おねぇさんいい人!」よりも「そんなことってしていいものなの?」という疑問が先立ちます。
実際にあったことなのかもわかりませんが、リアルとリアリティは違います。
実際に起こったことでも常識的になさそうであれば、「リアリティがない」と言われてしまうのが現実です。
専門用語の羅列もどうにかしてください。
チンプンカンプンでやむなく読み飛ばしたら、そこで晒しが終わってしまいました。
既存の空戦ラノベを何冊か読み、初戦で使われている専門用語の数を数えてみてください。
精密な実感として、この作品の専門用語の多さが浮き立つと思います。
そのあとは、使う用語の数をそのラノベに合わせてみることを勧めます。
数字で縛ってみることは、練習法としては有効な手段かと。
>>117
文章は読めます。
細かいところは色々とあるんですが、推敲を重ねていけばなんとかなるだろうなと思いました。
構成についてもなんかアレなんですが、見直すということらしいので、見直してください。
本当に見直してください。現状ではほとんどが設定語りです。
包まずに言いますと、晒しの九割が「んなもん資料集に書いとけやヴォケ」と言われるレベルです。
そもそも「キャラが立つ」とは、なにかの事件やエピソード、出来事に対して特長的なリアクションを取ることを言います。
ドエスなキャラがドエスになるのは、「ドエス」と書かれているからではなく、主人公をバカ犬と呼んで鞭で叩くからドエスになるのです。
この晒し、言うほどのリアクションを取っているキャラがいましたか?
122:この名無しがすごい!
11/04/19 00:37:27.57 0KiQZt1Y
>>117
読んで内容は分かる。日本語として読めなくはない。だけど決定的につまらない。
たぶんそれは中身がつまらないからじゃなくて、間違いなく書き方に問題ある。
端的に言って小説の文章じゃない。主人公たちに関する観察記録を読んでる気分。
読んでいても全く主人公たちと情動を共有できない。きわめて悪いタイプの神視点小説だと思う。
Aです、Bです、Cだと言われました、とグングン話が進む。まるで年表読んでるよう。
「Aです」の瞬間の驚き、ためらい、五感で感じたこと等々をつぶさに書いて、興奮させてくれないと。
主人公が不自然なくらい物わかり良すぎるのも、マイナス
123:この名無しがすごい!
11/04/19 02:03:44.53 4M0kZynL
>>117
・文章
ラノベの文章じゃねぇーw けど、読みやすい。ありがたい。
・キャラ
ラノベとしてはキャラが弱い。少年のリアクトが薄いのが最大の要因かな?
・構成・ストーリー
話を進めるのが遅くてインパクトがない。魔法少女を強烈にアピールしないと。
とりあえず、かっとビングしようぜ!
・以下スルー推奨
主人公が親友の彼女を、ヒロインがその彼氏を昔好きだった、って設定は、詰め込みすぎだろwと笑った。
地の文をキャサリンさんにしてるけど、キャサリンでいいような…?
一章?だけ主人公を少年で統一するのは効果的なのか…?
タイトルにある《魔法VS超能力》じゃインパクトは皆無。
それに、魔法と超能力の差異を表現するのは至難の業だと思うよ。
124:この名無しがすごい!
11/04/19 10:23:41.07 vHx1Ckkr
>>117
魔法VS超能力…禁書を思い浮かべてしまう(自分は読んでないけど)
もし本当にその内容で書くなら、これが導入というのはどうなんだろう。
今のところ超能力と絡むところはでてこなかったような…?途中から流し読みになったので、書いてあったら申し訳ない。
しかしパッと見はドジな魔法少女と平凡少年の日常、みたいな印象だった。
書きあがるまでは、読みやすい、分かりやすいよりも乱暴だけど自分の書きたいように作ってしまっていいんじゃないかと。
文章は読みやすいというより子供に読み聞かせてるような感じ。ちと句読点が多いかな。
キャラについては途中から主人公の名前が違ってたけど…。
作者自身が字を間違えてしまうくらい愛着のないキャラなんだろうか。
最初の鞠とのやりとり(鞄のところとか)は良いと思ったものの、そこから普通な感じになってしまったからね。
弱いというか影が薄い。ちょっと文章から目を離したら消えてしまいそう。
125:この名無しがすごい!
11/04/19 12:59:16.37 VRLLa7NB
>>117
冒頭ですらない導入だけだからストーリーが分からない。
「魔法vs超能力」ってことなら、中二臭い『秘密結社に狙われた魔女』的な展開なの?
それとも超能力者は個人的に活動してるだけなの? それだと青春小説チックにできるが、そっちなのか?
それによって評価は変わるよ。せめて物語の半分か四分の一くらい見ないと分からない。
文章は穏やかで分かりやすくて良い。
ただ、これも『バトルもの』として見るか、『ラブコメ』として見るかで評価は変わる。
戦闘シーンだけがらりと文体が変わるならそれでもいいかもしれないが、その場合戦闘シーンも売りの一つだから、まだ分からない、としか評価ができない。
たとえば「とらドラ」でもこの分量の時点では竜児がぐだぐだ愚痴を言いながら教室に向かってたくらいの頃だから、これだけじゃなんともね。
キャラクターは、いまどきの分かりやすいキャラではない。
だからこの時点で分かることが設定だけなんだよね。この後にどういうものがあるのかによる、としか評価できない。
126:この名無しがすごい!
11/04/19 13:00:30.94 VRLLa7NB
それと、これが作者にとって「充分な導入」なのだろうけど、削った方がいいと思う。物語の冒頭は「どうしても必要な情報」だけで充分なんだよ。
この場合は
・二人は幼馴染
・魔女であり、それを周りに隠している
・謎の美少女
くらいか。あと過去に主人公がふられていることも伏線になるかどうか、ってところ?
『二』と『三』を合体させて三分の一くらいにした分量でいい。
「動きがない」と言われるのは、ここの部分が長いから。
最初の『一』のシーンだけで、『三』の部分はまるまる想像できるんだよ読者は。あとは数行の補足くらいで充分。
「火が勝手についた。それを主人公が素早く消した。二人は驚かない」というだけの「動き」で『三』がほぼ伝わるの。
それを念頭に置いて書いてくれ。
以上
127:この名無しがすごい!
11/04/19 22:48:49.57 q0PAQa/H
>>117です。
皆様、語批評ありがとうございます。
実は私、去年まで小説を書くなど思いもよらなくて、しかも、書いたものを他人に
見てもらったことも無かったもので、本当にありがたかったです。
文章については、とにかくずっと硬い文を書いていたので、とにかく柔らかく、わか
りやすくと努めてきました。どうやら、ある程度それには成功しているようで、そこ
は安心しました。
>>122様、「観察記録を読んでる」とのこと。実は、私はそういう分野の文ばかり書い
ていたのですよ。人間のことを書くのもなかったもので。まだ努力が必要とは思って
います。
物語の方は、確かに導入が長すぎるとは思っていました。本当はもっと早くに本編に
はいるつもりだったのですが、書いてるうちに段々面白くなって、余分に書き込んで
しまったというか…
>>125様
つもりはラブコメ風です。本当は、竹本泉的な、ぼんやりした感じを出したかったん
ですが。ほのぼのお便利少年を魔法少女と電撃使いが取り合う、みたいな。
とにかく、非常に参考になりました。ありがとうございます。
128:この名無しがすごい!
11/04/20 05:20:47.35 jDvD2vCL
【アドレス】 URLリンク(www5.pf-x.net)
【ジャンル】 ラブコメ
【タイトル】 未定
【評価基準】 一応、プロローグというか序章のつもりで書きました。
ヒロインが、同盟を組んだのは主人公に好意があるが伝わらないため
変な虫がよらないように、するためといつもそばにいられるようにです。
このあと何人か登場人物を増やしていきドタバタ出来たらと思ってます。
前回アップした続きです。よろしくお願いします。
129:この名無しがすごい!
11/04/20 06:16:01.33 KdSbk3kk
>>128
キャラクターの外見の描写とか全然ないし
主人公たちが高校生なのか中学生なのかもわからんね
読みにくいし、内容もあんまりおもしろくなさそうな感じ
130:この名無しがすごい!
11/04/20 06:39:13.37 0GqUesrG
電撃の一次発表までは全文発表は少なそうだな
131:この名無しがすごい!
11/04/20 07:06:12.05 tZsa1dzp
>>128
み、短いよ……短い。
これが前回の続きってことは、その時はもっと短かったんだよね?
せめて、この3~5倍くらいは書いてから晒して欲しいところ。
これくらいだと、感想が文章の体裁寄りになってしまう。
1行目から、意味不明なタイミングでの改行がところどころ目につく。
改行とか字下げとか一文字開けとか、基本的な文章の書き方のルールには従って
おいた方が無難。
優奈の声を聞いた時の、「幼馴染みの優奈か……」という書き方は、説明的で
不自然さを感じた。
ひとり言の体裁を装って説明されると、かえって不自然さが目立つ。
これは、「俺は~ニヤニヤ顔をしているだろう」という部分もそう。
まあ、後者は、主人公は常に自分が周囲からどう見えるかを想像している変な
奴なのであれば、ありなのかもしれないけれど。
描写が少ない。
今のままだと、優奈の外見描写が少ない&タイミングが遅くて、読者に彼女の容姿
がぜんぜん伝わらない。
主人公が振り返るなり、優奈が主人公の視界の席に座るなりして、彼女が視界に入っ
た時点で彼女の説明を入れて、外見描写を入れた方がいいのでは。
もっとも、彼女の容姿だけじゃなくて、周囲の様子も、保戸田の外見も何も描写され
ていないので、読者は大量の脳内補完を求められるので、作者の頭の中にある
イメージを読者が共有できるように、適度な描写を入れて欲しい。
あと、優奈に関して「性格を知らなければ」と書いているので、(少なくとも主人公から
見ると)変な性格について、それを強調するような描写が欲しい。
ベタな展開を予定している様なので、キャラクターの個性なり何なりをかなり強調し
ないと、高い確率で平凡な習作で終わってしまいそう。
132:この名無しがすごい!
11/04/20 08:03:07.66 Loqirbsw
>>128
冒頭から描写不足な感じ
カップルだらけの教室の様子がもっと臨場感持って伝わるように
主人公の心情が伝わるように
優奈の容姿、細かい仕草、魅力がもっと伝わるように
既存の小説をたくさん読んで勉強してくださいな
あと「はがない」の習作っぽいです
アニメ見て思いついたような稚拙なアイデアです
133: [―{}@{}@{}-] DEATH LEGO ◆jMdquu9xa6
11/04/20 15:50:35.76 TcU4etJ3
>>117
「ライトノベル」の文体としては最適だと思った。
ここには勘違いしてる人が多いから、でたらめな感想がよく出るんだけど、
「ライトノベルは一般小説のレベルが下がった版」ではない。
ライトノベルはライトノベルなんだよ。
君くらいの文章でちょうど良いと思うよ。
134:この名無しがすごい!
11/04/20 16:17:33.13 3nxcAY0r
【アドレス】 URLリンク(www5.pf-x.net)
【ジャンル】 ゆるゆる魔法バトル
【タイトル】 未定
【評価基準】 中途半端ですが導入部分を書きました。
日本語のアウトプットや情景描写に自信があまり無いです。
・導入部分として成り立っているか
・情景描写や心理描写がしっかりしてるか、日本語としてまともか
・キャラクターが立ってるか
・ぶっちゃけ続きが気になるか
の感想と気になった部分の指摘お願いします。
135:この名無しがすごい!
11/04/20 16:31:14.86 uxFZR3qJ
***お知らせ***
このスレには時折、嘉一朗 ◆oOLN65ZNXE(通称:紅茶)というコテが現れます。
彼は感想がつかないと自演に走る事があり、一番最近では串[―{}@{}@{}-]をつけて電撃小説大賞スレ290で荒らしながら感想人批判をしていました。
電撃スレではID無表示ですが、晒しスレ34にて彼が紅茶コテに切り替え忘れたまま串として感想を書き込んだことから自演だと判明。
よって嘉一朗 ◆oOLN65ZNXEや串付きには反応せず、スルー推奨です。
どうしても彼にレスしたい人は、コテハントリップを付けて他者がNGできるようにして下さい。
136:この名無しがすごい!
11/04/20 17:01:53.35 Jnin2psY
>>134
西尾維新みたいだなぁというのが第一印象
家族、という設定も人間試験を思わせる
ショッキングな冒頭ながら、二人の会話→実はそこでは~みたいな驚きはあまりなかった
全体的にキャラの言動は分かるものの、俯瞰的な状況、情景は分からない
内容的には面白そうだけど、キャラクターは好きになれそうにない
137:この名無しがすごい!
11/04/20 18:16:08.95 bAnnFq5O
>>134
・導入部分として成り立っているか
2の中ほどまではよかったんだけど、3でゆるゆるなバトルの中身が知れてからは面白く
なさそうだなと感じた。
兄を殺され、殺した人物に淡々と従う少女。導入としては謎めいていたのに、なんかそれが
置き去りにされたまま話が進んでいる。
兄の死はが悠美の性格(あるいは異常性)を際立たせる役割しかないのかな?
・情景描写や心理描写がしっかりしてるか、日本語としてまともか
情景や心理が分からないということはないんだけど、イメージするには読者に頼る割合が
高すぎな感がある。それより展開が説明不足。バトル場面で主に感じたので後述。
端々に出てくる比喩というか独自の表現もしっくりこない。レイルの変な発言は置くとしても、
団塊うんぬんやら混ぜ物ジュースやらパチ屋的発想やら、その場にそぐわない表現も目立つ。
何が言いたいのか考えさせるようなものはやめた方がいい。
バトルはつまらない。情景は不足気味だけど状況は分かる。ただ、展開が分かり難いし、盛り
上がりに欠ける。
なんかすごい攻撃を喰らった→平然と起き上がる、がすごく唐突に描かれていて、ハラハラも
ドキドキもワクワクも何もない。最初の盛り上げどころでこれじゃあねえ……。
ババ抜きが始まってからのやり取りも理解が追いつかない。何を語ってるの? と思ったら、
>一体どちらが有利でどちらが不利なのか、誰にも考察できない状態
だとかもうね……。こういうのって見てて面白いと思う?
幸田とレイルのカードの効果を見て不思議なのは、戦術レベルで破綻しないのかということと、
そもそも『勝敗』の条件って何さ、という二点。カードゲームは詳しくないんだけど、勝敗その
ものを逆転させるってアリなの?
しかも最後のカードは謎過ぎる。効果範囲ってないの? バトルの基本要素ってフィールドだと
思うんだけど、それが曖昧。割り込み上等なら、このカードで殺し放題だよね? レイルが偶然
あのカードを使ってなかったらどうなってたのよ?
とまあ、この戦い読んだだけでも、作者都合で話が進んでいくと推測できる。
神視点の語り口は、自分はさほど気にならなかったけど心情描写のタイミングが不親切のよう
にも思える。例えば冒頭の、「半分潰れかけの~」の一文で悠美の心理描写をして悠美の台詞に
なった直後にレイルの心理描写をしてるから、ここはちょっと引っかかった。
「ここで状況を整理しよう」こういうのもいらないような気がする。
・キャラクターが立ってるか
わざとかも知れないけどレイルがしょっぱい。冒頭においては主人公(なのか?)である悠美の
対立軸そのものといった位置にいるはずなのに、安っぽい。言動と心理描写も繋がりが薄く、
人物そのものも薄っぺらく見える。なんで幸田某と戦うことになったのか分からんし。
彼の立ち位置は謎めいた存在であった方がいいように思う。キャスティングに失敗している。
逆に悠美には興味が湧いた。が、バトルが始まってからあまりにも一般人的なリアクションで
興味が一気になくなった。彼女の「精神力」とやらが伝え切れてないんじゃないかなあ。
初めてのツッコミも萎える萎える。
ゴスロリは、語弊があるけどレイルと被る。
・ぶっちゃけ続きが気になるか
ならない。上を参照。
>気になった部分の指摘
大体上で書いてはいるけど、魔法とカードバトルを上手く繋げられていない印象。
魔導士が裏から世界を支配しているのはスルーできるにしても、なんで『わざわざ』フリーター
やらぼっち大学生やら七三分けやら「冴えないルックスの若い男共」が魔法バトルしてるの?
支配階級からみた彼らの位置付けや、管理方法など、恐らくこの物語では気にしなくていいこと
が気になってしまう。『細けぇこたぁいいんだよ」と思えるような魅力的なストーリを頼みます。
138:この名無しがすごい!
11/04/20 18:33:16.70 4fnpLXkA
>>134
1章は正直どうなの? って思う
視点が定まらないし、頑張って横道そらそうとして文字数稼いでるのがよく分かる
肝心なところ抜いたら2、3行も無いんじゃない?
「ゆるゆる魔法バトル」ってコンセプトだからなのだろうけど、これなら
「自宅リビング。高校の後の夕勤アルバイトから帰ってきたら会社員の兄が床に倒れていて、
この銀髪少年が我が物顔でソファーに座りながら、冷蔵庫に入っていたオレンジジュースを煽っていたのだ。
最低限の動揺や悲しみ、警察を呼ぼうと考える頭も悠美にあったのかもしれないが、そんな暇も与えず徐ろに少年が語り始めた魔導士の世界、
魔法少女の生活、魔法バトルの魅力etcをただただ適当に聞いている」
をきちんと書いたほうが冒頭としては面白いだろ、状況の異常さも際立つと思うし
思い浮かんだ冒頭のフォーマットがこれだったのか、それともそれを書く器量が無いから逃げたのかは知らないが
少なくともコレぐらいは書けるぜ、って読者に示さないと読者も話に乗れないだろ
139:この名無しがすごい!
11/04/20 19:49:28.46 dyKJrQGi
何でどいつもこいつも書きかけの状態で晒すんだ
選考の人は導入部分だけで判断するわけじゃないだろ
しかもその導入も微妙なものばかりだし
真面目にやる気あんの?
140:この名無しがすごい!
11/04/20 20:03:23.63 6yWjSIQ4
本スレ139
確かに、1、2時間で書ける程度の量で、しかも明らかにまともなチェックもしていない
ようなのを見ると、イラっとするな。
……とはいえ、本当に初心者だと自分の作品がどうしようもないってわからないこともあるし、
方向性を確認する目的の短い晒しもある程度は仕方ないかな、とも思っている。
短いよ、って文句は言うけどね。
141:この名無しがすごい!
11/04/20 20:05:39.87 o6oyb5U1
導入からダメなら見込み無しと切り捨ててボツにするんじゃない?
142:この名無しがすごい!
11/04/20 20:08:10.31 IjXJha/4
なにかりかりしてんの落ち着けよデブ
143:この名無しがすごい!
11/04/20 20:22:05.51 IjXJha/4
大体ここは新人賞に提出する予定の作品だけを評価する場所じゃないだろ
そもそも最後まで書けてそこそこ才気のある奴はこんなとこ用無いんだから微妙なのが集中して当然だろ。少し考えればわかること
144:この名無しがすごい!
11/04/20 20:22:21.15 M07OnlBi
>>139-143
【ラノベ】自作を晒して感想をもらうスレ・議論スレ21
スレリンク(bookall板)
145:この名無しがすごい!
11/04/20 21:47:05.51 0zSARA/G
>>134
・導入部分として成り立っているか
冒頭をもう少しうまく書いてくれれば惹かれる。
でも、魔法バトルがいまいちのなので、魅力的な導入ではない。
あと、主人公はレイルでOK?
・情景描写や心理描写がしっかりしているか、日本語としてまともか
情景描写は不十分。あまり場の雰囲気が伝わってこない。
心理描写は、レイルと悠美のそれを両方ごちゃごちゃと垂れ流しているので、
まとまりが悪い感じ。
言葉の選択はところどころ変。
団塊の重役じみた風格、はレイルの描写としては不適切では、とか、ドリンクバーで
炭酸飲料やら野菜ジュースをまぜたものを飲んでも、気持ち悪さはあるかもしれな
いけれど、圧迫感はないだろう、とか。屈むのに頭を丸めるはないだろうとか。
浮きっぷりと書いておいて、違和感がないとかどうよとか。
ババ抜きのパチンコ屋のたとえもしっくりこない。
・キャラクターが立っているか
冒頭の悠美の冷徹っぷりは好きだけれど、その後はパワーダウンしている。
レイルは、まあ、どういうやつだかはわかった。
・ぶっちゃけ続きがきになるか
イマイチ気にならない。
というのも、カードバトルが煩雑なせいで、緊迫感が損なわれている。
また、ルールの存在を感じられない何でもありのパワーゲームに見えるので、
ぶっちゃけカードゲームを絡める必要性を感じない。
いきなり、カードゲームの存在を無視しているキャラもいるし。
146:この名無しがすごい!
11/04/20 22:37:59.29 IjXJha/4
一応俺も
>>134
・導入部分導入としてはあやふや。兄が死んでた冒頭のインパクトはあったけど134が以降も扱える設定には思えない。
いきなり主人公格の人間が当たり前に人殺したら感情移入もしにくいしもっとジャンルのとおりゆるい感じでいいだろう。
・情景描写心理描写日本語日本語は普通なんじゃないか。
情景描写はイマイチ、あと他の人も言ってるけど説明が少ない。幸田が勝ったシーンが致命的じゃないか。
バトルに負けたレイルに何のペナルティも無いんだもん。これじゃバトルじゃなくてカードごっこだ。
無傷で済む理由があるのかもしれんがそれは説明しよう。
心理描写はノーコメ
・キャラクター立っているけど方向性間違ってないか?
簡潔に言ったら主人公の2人は人殺しのキチガイと家族殺されて平然としてるキチガイペアだろ?
これじゃ精神病院の観察日記みたいで入りこめんよ。
悠美を良識人として最初から書いてツッコミ役兼ストッパーとしてつかっときゃ良かったんじゃないか。
・続きが気になるか
肝心のバトルが良くわからなかったのであまり気にならん。
つうかバトル無理に書く必要無いんじゃないか?向いてなさそうだし
・他の指摘
ちょっと単語の使い方とか慣れてない感じがするな。あと文章自体もなんかぎこちない。
普通に経験不足で設定を考える力も足りてないと思われるし、上で指摘されている様に余計な水増し文章も見られる。
だが思わずニヤリとしてしまう表現やセリフ回しやもあった、そういう方面では天性のユーモアセンスみたいなの持ってると思う。
そういう長所を生かせる内容にして情景描写が苦手な弱点を鍛えるべきだろう。
147:この名無しがすごい!
11/04/20 22:43:19.78 3nxcAY0r
1つでも感想あればいいやと思ってみたらこんなに・・・どうもありがとう。
めし食ったら個別でお礼返します
148:この名無しがすごい!
11/04/20 23:15:22.08 3nxcAY0r
とりあえず感想あるなしに関わらず最後まで読んでくれた方はどうもありがとう
>>136
なるほどやはり情景不足か。キャラクターも確かに奇抜さを求めて読者が感情移入できるかを考えてませんでした。
あと西尾先生の作品と内容が似てるのは偶然です。
>>137
確かに読者の想像力に甘えていた部分がありましたね。
比喩の部分は確かに不適切な表現がありましたね。鍛えなおします。
バトルの内容とバトルしてる連中に対する説明もいい加減すぎでしたね。
>>138
すまん逆に文字数は少なくしようとして頑張った。
余計な部分だけ書きたくなって肝心の部分を書く能力が足りてないみたいです。
スッカスカの冒頭にならないよう気をつけていきます
>>145
一応両方共主人公のつもりで書きました。
確かにルールの足固めが無さすぎでしたね。変な制約を作ったバトルを書けるレベルには達して無い事がわかりました。
悠美が感情やら見せ始めたのも悪手でしたね。
>>146
おっしゃる通り幸田VSレイルの解説が足りなすぎでしたね。あと言われてみればイカれてる2人組で読者が感情移入できそうな一般人的要素が皆無でした。
読者が入ってこれるようなセリフ回しを心がけていたのですがそれが逆に水増し文章に見える部分もあるわけですね。気をつけます。
149:この名無しがすごい!
11/04/21 00:24:53.79 tdr8fRGr
【アドレス】 URLリンク(www5.pf-x.net)
【ジャンル】 作品の冒頭
【タイトル】 未定
【評価基準】 冒頭としてこういうのはありでしょうか?
また、文章力はどうでしょうか? 新境地のつもりです。
150:この名無しがすごい!
11/04/21 00:30:29.69 7VqxBlzO
>>149
いやこの冒頭が作中で重要な意味を持つならアリなのかもしれないけどさ
ノープランなわけでしょ?
短すぎるしなんの評価もできないかなーという感想
151:この名無しがすごい!
11/04/21 00:31:45.61 aYYbVLn0
句読点的に見てないかな
152:この名無しがすごい!
11/04/21 02:17:36.21 aYYbVLn0
晒し用に書いてみました、が。
人居ないっぽいですか?
153:この名無しがすごい!
11/04/21 02:19:06.98 C+QEi5xg
いるけどあと1時間で寝る
154:この名無しがすごい!
11/04/21 02:19:20.86 6YKLYRN1
いなくてもそのうち来るだろうし、晒しときなよ
155:快晴ラッコ
11/04/21 02:20:32.71 Ctc97QeH
>>134
ほかの人が山ほど指摘している欠点は今さらなので省略。
大量には言われてないことをちょろりと言います。
・比喩のセンスが微妙。
>ファミレスのドリンクバーで炭酸飲料やら野菜ジュースやらを混ぜたものを飲んだかのよう。
こんな比喩で戦慄するほどの威圧感を感じろとか無理。
比喩というのは物事の形を性格に伝えるだけでなく、それの雰囲気も伝える必要がある。
「飢えた狼のような」といった比喩が月並みながらに廃れてないのも、狼の凶暴なイメージが強いから。
「ファミレスのドリンクバー」と言ったら、その段階で庶民的、平和的なものにまで落ちる。
慣用句に頼らないのは成長する上では必要なことだけど、だからこそ、自分で作った比喩は吟味しないといけない。
・説明しすぎ。
>兄を殺されても平然とする精神力の悠美に鬼気迫る程の恐怖と回避行動を取らせていた。
>幸田の攻撃は決して弱くなく、むしろ上級に分類されるであろう攻撃にも関わらず平然と復活したレイルが桁違いの防御力を所持していると推測しながら
こういうことを逐一説明されると萎える。
直で書かずに「あの悠美が……」とか「レイルsugeeeeeeeee」って思わせるのが小説やでー。
・キャラクターが立ってるか
立ってない。
正確に言うと、序盤で立ったキャラクターが途中から崩れた。
ババヌキの辺りで「健常者」と書かれた悠美は言うまでもなく、レイルにしても意味がわからない。
ダークヒーロー的なキャラにするには三枚目すぎるし、三枚目にしては兄殺しがあり得ない。
話の方向性によってはダブルキチガイもありだけど、この晒しではなんの方向性も掴めない。
このキャラでなにがしたかったの?
そこを明確にしないで小手先だけを直しても意味ないよ。
156:この名無しがすごい!
11/04/21 02:24:06.11 aYYbVLn0
【アドレス】…URLリンク(www5.pf-x.net)
【ジャンル】…バトル?
【タイトル】…テキスト
【評価基準】
戦闘描写など、地の文に関する指摘をお願いします。
出来ればダメな所は全部容赦なく。
157:この名無しがすごい!
11/04/21 02:25:30.49 aYYbVLn0
ただの感想でも構いませぬ
どうかヨロシクデス
158:この名無しがすごい!
11/04/21 02:39:39.53 zQPYe+Xa
>>156
作者の狙いははっきりと分かった。だから至極アドバイスがしやすい。
小説ならではの叙述法が使えていて結構興味深いと思った。
より「騙す」ことを強く意識してみてはどうか?
赤とか青とかではなくて、ちゃんとキャラ名(リュウとかケンとかのほうな)を出す。
バトルフィールドの背景も描写する。など
文章は改行、空行おおすぎてネット仕様つかケータイ仕様になっとるので、
最終的にはもう少し詰めてくれて構わん
159:この名無しがすごい!
11/04/21 02:43:15.75 Be2T4AJV
>>156
どっかの作家に影響されてるのはよく解った
160:快晴ラッコ
11/04/21 03:11:48.29 Ctc97QeH
>>156
この分量に対してとやかく言うのも虚しいものがありますけど、ふたつほど。
・戦闘について。
悲しいぐらいにスピード感を感じませんでした。
基本的に、小説でのスピード感とは歯切れのよさと文章量。そして緩急です。
歯切れが悪いor長い文章はだれますが、体言止めのオンパレードは疲れます。
短いセンテンスで歯切れよく魅せた直後に、ゆったりとした心理描写で余韻を持たせ、そして―。
な感じを意識してみると、臨場感のある戦闘シーンを書けるのではないでしょうか。たぶん。
とりあえず、現状では常に一本調子な印象です。
・試合後について。
三人の少女がまったく識別できなくって困りました。
三人の少女を細かく説明されても困るんですが、髪型ぐらいの描写はあってもよいのではないでしょうか。
161:この名無しがすごい!
11/04/21 04:35:39.79 XCtm2Q85
>>156
・地の文について
スラッシュと一行開けを多用しすぎ。
これらには普通強調の意味合いがあるので多用するとチープになるし、テンポが悪くなる。
特に会話文のたびに一行開けるのは無意味。喋るたびに間延びしてしまう。
スラッシュについてはラノベでは良くあることなので絶対にダメとはいわないが、やはりおススメしない。
それらを抜きにして文章だけ見ると悪くは無いが少し淡白な印象。
致命的にダメなところは無いが無難すぎて惰性で書いているような感じがする。
三人組の少女が主役でこれから日常系学園モノが始まると仮定して言うなら、文章がカタすぎる。
・その他について
少女三人に名前が無いのが解せない。実はこいつら単なるモブってわけでないのなら登場と同時に名前は出すべき。
名前が必要でないにしても赤と青って呼び名はおかしい。ツインテールとか太マユとかメガネとか本人の特徴にちなんだ呼び名が必要。
キャラクター重視の日常系なら、この三人のキャラの対比が重要になるのは言うまでもない。
一人はしっかり者、一人はお調子者、一人は気弱というバランス自体は悪くないが、それをもっと冒頭からアピールする必要がある。
主人公と全然関係ないゲームの内容から話が始まるのはダメ。しかも長い。
ロールプレイを始めるほどゲームにのめり込む情緒豊かな主人公を描きたければゲームの場面は2~3行で結構。
バトル描写としても、やったことはお互い順番に蹴り→殴り→蹴りと攻撃しただけのことに文量を裂きすぎて冗長になっている。
攻撃する前にいちいち「行くぞ!」と言ったり覚悟を決めてから受けたりしていたらスピード感が殺がれる。
内容が短いのでこれ以上のことは言えないが、とにかくスラッシュと一行開けを減らすことと、三人の少女の書き分けをしっかりすること。
あとは各エピソードが面白ければOK。
がんばってね。
162:この名無しがすごい!
11/04/21 07:15:04.51 MQOT1mWR
>>156
・戦闘描写
躍動感がない。
格ゲー的な激しさは感じず、ぶつ切りの演出を繰り返すターン制のRPGでもやってるかのような感じ。
ひとつひとつの行動にインパクトを持たせようとして1行空けを多用しているのだろうけれど、
使いすぎなせいでメリハリがなくなり、単調になっている。
……と思ったら、試合後の少女たちの会話も会話の前に1行空けているから、
もしかして強調とかの意志がなく、単に台詞が見やすいように空けているだけ?
そうであれば、全てやめたほうがいい。
あと、雰囲気を出そうとして使っている表現も、うまく機能していない感じ。
163:この名無しがすごい!
11/04/21 08:50:57.11 el7x2r1n
>>156
中二っぽい戦闘描写から女子高生の日常へって雰囲気の違いはわかった。
ただどちらも主語がはっきりかかれてないから、そういう文章に慣れてない自分には誰がやってるのか、言ってるのか判別しにくかったや。
とくに三人のシーンは少女やら彼女たちやら赤青やら、まだそれぞれの外見もよく分かんないうちに言われるからなおさら。
言葉遣いとか仕草だけじゃなく外見描写でも区別してほしいと思った。
164:この名無しがすごい!
11/04/21 09:15:03.21 aCxgR5xB
>>156
>戦闘描写など、地の文
スローモンション的な演出はアリだと思うけど、それにしては少し長いかな。加えて
同じトーン、同程度の動作描写だから味気なく飽きる。格ゲーならコンボも当然ある
のだろうから、その辺をスピーディーに描けば緩急付けられていいんじゃないかな?
地の文より戦闘中の台詞が壮絶に違和感があった。普通、殴り合い(蹴り合い)で
言うような台詞かなあ? 特に格ゲーなら悲鳴、喚声、絶叫くらいしか言えない気が
する。だから『格ゲーでした』って言われても「はあ?」って感じ。
場面が変わってからは圧倒的に情景、人物描写が足りない。
他の感想人も言ってるけど、名無しにする意味も分からない。
>出来ればダメな所は全部容赦なく。
現実感のある戦いが実は……ってのはありきたりに感じるほど捻りがない。しかも
さほど臨場感もないから、後でネタバレした時の喪失感もハンパない。
場面転換直後が、青の少女が血反吐撒き散らしてぶっ倒れるとかなら興味を引か
れるかもだけど、そもそも5DP近くを費やして物語の方向性が全く掴めないのが
問題。
格ゲーを騙しに使って読者に何を感じてもらいたいの? この騙しにどんな効果を
期待しているかが分からない。当然、自分には何の効果もなかった。女三人が駄弁り
始めて、「なにこれ???」としか。
165:この名無しがすごい!
11/04/21 12:26:16.55 SXeDXR7H
>156
戦闘中に喋るという非リアル感=格ゲーという複線かもしれないが、それが戦闘シーンの足を引っ張っている。
戦闘がワンパターン化している。蹴るや殴るのほか、避けてカウンターを狙うとか投げとか格ゲーらしい動きやアクションがあるほうがいいのでは?
オチを着けずに、純粋にもっと凝った動きをしたアクションシーンだけのほうが実験や習作という意味で、ここの人たちにはウケが良かったかも。
166:この名無しがすごい!
11/04/21 16:27:32.18 9W3MykT4
>>156
短い。もうちょっと書いて欲しかった。
バトルの部分がフェイクっていうのは完全に失敗だったと思う。ネタバレの瞬間げんなりしてしまった。
あと超能力系無しのバトル物にしては味がなさ過ぎるし、0コンマ秒のやりとりのくせにべらべら喋ってるから特撮戦隊物や水戸黄門並のお約束に守られたグダグダっぷりを感じた。
俺は夢枕獏の文体が好きなんだけど、そういう風に格闘系の描写を書ける人の文章を参考にして勉強するとこからはじめたらどうだろう。
そこから派手さかつ、2chの格闘板で騒いでるにわかを納得させるくらいのリアリティを同居させるくらいまで高めて欲しい。
あと女3人の部分は他の人と概ね同意見。
とりあえず小説の基礎中の基礎の部分を勉強してもらいたい。
167:156
11/04/21 18:59:18.00 aYYbVLn0
oh....帰ってきてブラウザ開いてみたら凄い数の感想
みなさん読んでくださってありがとうございます!
超嬉しい。
参考になる指摘ばかりでありがたいです。
戦闘のスピード感、三人少女、そして地の文の無表情が主にダメな部分ということですね。
気をつけて、また書いたらこちらでうpさせて頂きたいと思います。
ところでスレチかも知れないんですが、
派手な戦闘描写が魅力的な小説で、おすすめのものってありますか?
家にも色々あるんですが、もっと読んで勉強したいと思うのです
168:この名無しがすごい!
11/04/21 20:25:13.62 tdr8fRGr
167
創作文芸の質問スレやここの集うスレに行った方がいい
169:この名無しがすごい!
11/04/21 20:44:01.21 pE0+9n3d
と、いうより基本的にここで質問するのはよくない
170:この名無しがすごい!
11/04/22 11:52:31.37 +dJHRARh
【アドレス】URLリンク(www5.pf-x.net)
【ジャンル】現代もの(ファンタジー?)
【タイトル】未定
【評価基準】
・キャラは魅力あるか
・文章は読みにくくないか、ラノベとして適切か
・世界観がある程度わかるか(疑問、おかしいと思うところあれば指摘してほしい)
・展開は遅くないか、興味引かれるか(どこまで読めたか)
中途半端な部分までですが晒させてもらいます。
現状でだらだら続いているなぁと自分でも思うのですが…どうでしょうか。
平行世界的なものを扱ってますが知識はほぼゼロです。。。似たような話があったらご指摘くだされば幸いです。
面白いか、つまらないか、簡単でもいいので感想いただければとー。
よろしくお願いします。
171:この名無しがすごい!
11/04/22 12:11:43.02 a/dWQ0+6
>>170
平凡な会話文が多すぎやしない?
それがだらだら感につながってると思う
例えばプロローグはこれの半分ぐらいでまとまると思う
あと、「かろうじて血の繋がりが証明されている義兄」って意味不明な書き方も気になる
義理の兄って血がつながってないから義理なんじゃあ・・・
172:この名無しがすごい!
11/04/22 12:29:47.86 tZ5wrEzN
>>170
途中から飛ばし読みになりました
淡々としすぎじゃない?
読む人を楽しませようという気概が感じられないし、作者も楽しんで書いてる感じがしない
ノリノリで書いたのは最初の意識が遠くなるところくらいまででしょうか
173: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/22 14:04:17.69 lIcKokI7
>>170
>日暮れ近くなって雨がやみ、薄れていく雲の間から夕日が覗き始めた。
広彦はもう三十分近く、庭へ続く窓を開け放ち、濡れた花壇や芝生を眺めていた。学校の宿題もそっちのけにして、母親に何度か小言をもらった後である。
「やっぱり来ないかなー」
「ご飯できたよ。寒いから雨戸を閉めてくれるかな」
母の秋が部屋向こうの台所からひょこりと顔を出す。
はーいと間延びした返事をして雨戸を引っ張り出そうとしたそのとき、石垣の上から待ちわびていた鳴き声がした。
子供らしい丸顔を笑顔でいっぱいにして、広彦は急いで台所を振り向いた。
「おかーさん、トラ来た!」
虎模様の猫はしなやかに着地してニャンと鳴いた。この時間になると決まって総上家へやってくる。広彦の手に湿った鼻を押しつけるしぐさは食事の催促だ。
「やっぱり野良猫なんだよ」
おかずを一品皿にのせてやってきた秋を、広彦は見上げる。
普通
174: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/22 14:05:40.35 lIcKokI7
>>170
>「そうかなぁ」
秋は広彦の隣に膝をつき、あんかけの卵焼きののった皿を猫の前に置いた。たちまちたいらげたトラを、ほっそりとした手で優しく撫でる。トラは気持ち良さそうに人懐こく鳴いた。
「こんなに綺麗なんだから、ちゃんと飼われていると思うけど」
「でも首輪してないし」
「そうだね」
「ね、うちで飼ってもいいでしょう」
「春彦さんが良いって言ったらね」
広彦は母親を見上げ頬を膨らませた。
「おとーさんはダメだって言うけど、おかーさんは飼いたいんでしょ?」
「春彦さんが良いって言ったらね」
秋は皿を取り上げると立ち上がった。
「雨戸を閉めて。いつまでも冷たい風に当たってると風邪引いちゃうよ」
トラは満足そうにニャアと挨拶し、いつもどおり素っ気無く帰っていく。広彦は拗ねた顔をして雨戸を閉め、台所へ移った。
「二人で一緒におとーさんに頼もうよ」
「どうして?」
「おかーさんも飼いたいなら、ぼくの味方でしょ」
サラダを盛りつけていた秋は手を止め、首を傾げた。
「そうねぇ、誰の味方かって言ったらトラの味方かな」
「トラ?」
「いつも決まった時間にここへ来て、出されたものを食べて帰る。トラがそうしたいなら、それでいいんじゃないかな。首輪をつけてうちに閉じこめるなんてかわいそうじゃない?」
黒味の薄い茶色の目が広彦を見つめる。広彦はちょっと考え、頷いた。
「かわいそうかも」
秋は微笑み息子の頭を撫でた。
「いつかトラも、どこにも帰らずうちに居つくようになるかもしれないよ」
「そうしたら飼っていい?」
「そうしたら、一緒にお父さんにお願いしよう」
「ちぇー。それじゃ、結局ダメだよ」
読んでる人が退屈する。
175: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/22 14:08:06.49 lIcKokI7
>>170
>広彦は両手を頭の後ろへ回して唇を尖らせた。秋は笑ってテレビを指差した。
「テレビを消して。もうお父さんも帰ってくるから」
言い終わらないうちにチャイムが鳴った。春彦だ。広彦はリモコンを放り出し、廊下へ飛び出した。
「おかえり!」
玄関扉を開けると、外の空気はいっそう冷たくなっていた。だが、ひやりと背中が冷えたのは寒さのせいだけではなかった。
見慣れた父のかたわらに見慣れない少女が立っていた。
年頃は広彦と同じだろう、長い髪をツインテールにした可愛い女の子だ。しかし、つぶらな黒い目は奇妙だった。鉱物を思わせる、作り物めいた冷たさがあった。
「こんばんは」
まるで花咲くように、にっこりと笑う。けれど、その目は冷たいままだ。
「あら、その子は?」
エプロンを脱いだ秋が廊下をやって来る。
「ちょうど門のところで会ったんだ。広彦の学校の友だちだって。何か用があるそうだよ」
「こんな時間に、一人で?」
秋は驚いたように少女を見たが、すぐにリビングを指差した。
「ちょうどご飯ができたから、食べていったらいいわ」
しかし少女は笑みを引っ込め、首を振った。視線はずっと広彦へ向いている。
「あんたが総上広彦ね」
姿に見合った可愛らしい声は、ひどくすさんで張りつめていた。
「初めまして。さようなら」
ぞっと全身の毛がそそりたつのを広彦は感じた。本能的な恐怖を感じて勢いよくドアを閉じ、鍵をかける。
どんと、凄まじい衝撃があって空気が震えた。アルミのドアがひしゃげて砕けたガラスが飛び散った。秋が悲鳴を上げたが、長くは続かなかった。
気づくと倒れていた。視界の半分が赤い。まだ靴をはいたままの春彦の足がすぐそばにある。だが、そのかたわらに眼鏡の取れかかった頭が横たわっているのはなぜだろう。手を伸ばして父に触れてみようとしたが、体が動かなかった。口の中がピリピリしたし、体中が痛かった。
ドアがなくなった玄関の向こうに、少女の姿はない。代わりにトラが広彦を覗きこみ、ざらざらした舌でしきりと頬をなめている。
そのうち近所の人の姿が見え始め、サイレンの音が近づいてきた。トラの姿はどこかへ消え、いろんな顔と手が自分を覗きこみ触れるのを感じた。
「ああ、ひどい」
「子供はまだ息があるぞ」
「かわいそうに、こんな……」
赤い回転灯が人々の頭上で輝いているのをぼんやり見ながら、広彦は気を失った。
これをもっと早く持ってくる。
176: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/22 14:10:58.05 lIcKokI7
>>170
>第一章~猫御殿~
雨がやんだばかりの空にはいまだ分厚い雲が立ち込めている。三月下旬だというのに空気は冷たく、重い。
総上広彦を乗せた軽トラックは暴れ馬よろしく音を立てて、川沿いに立つアパートの前に停まった。
「よっしゃー! 今日も絶好調、オレ!」
運転席から飛び降りた勝呂猛が両腕を伸ばし、天へ届けとばかりの大声を上げる。
逆立てた金髪に、唇や眉や鼻にはピアスを通し、擦り切れたジーンズと破れかけのシャツに鋲のついたジャケットという格好。今年、成人式を迎えたばかりだが、新成人としての落ち着きはまるでない。
広彦は遅れて助手席を出ると、かろうじて血の繋がりが証明されている義兄を絶不調な青い顔で振り向いた。ダウンジャケットにジーンズという普通の格好も、猛といると対照的な地味さがある。整ってはいるもののパッとしない顔つきのせいかもしれない。
「あんまり大きな声出さないでよ。ただでさえ目立つんだから」
古くからある工業団地だ。建物はおろか公園や商店などもどことなく古臭い。トタン造りのアパートを背景に、猛の姿は妙に目立っていた。というか浮いている。
「おらおら、さっさと荷物運ぶぞヒコ助」
まるで聞いていないが、いつものことなので広彦も気にしない。トラックごとアパートに突っ込まなかっただけましだ。
「鍵もらって来る」
ここは普通
177: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/22 14:13:59.77 lIcKokI7
>>170
>アパートのすぐ隣家へ向かい、チャイムを鳴らす。
その瞬間にドアが開き、魚類を思わせる面長の顔をした老人が現れた。ギョロリとした目は広彦を素通りし、鼻歌を歌いながら荷おろしの準備をしている猛を見た。
「きさまか、うるさく叫んでおったのは!」
「どーも! そいつのアニキの猛っす」
「うるさいわ、このガキンチョめが。静かにせい!」
痩せた体から出ているとは思えない大音声が、あたりにびりびりと響き渡る。猛はヒャーと舌を出して頭をかいた。
「すいまっせーん」
盛大な鼻息を吹いたあと、老人はようやく広彦を見上げた。
「で、なんじゃ?」
「今日からアパートの部屋をお借りする総上です」
「ああ、きみか」
老人はちょっとうなって、胸ポケットにはさんであった眼鏡を取った。分厚いレンズをつけた姿はますます魚っぽい。
「目が悪いもんでな。今日はあのガキンチョがつきそいかい」
「叔父は仕事で」
正確には叔父ではないが。老人はズボンのポケットから鍵を出し、広彦へ渡した。
「お借りするだなんて、そんなたいそうなモンじゃないがね。近ごろの若いもんは、言葉ばかり丁寧で気に食わん」
まぁよろしくと素っ気無い言葉だけを残して、ドアが閉まった。
ただでさえ気分が悪いところへさらに嫌な気持ちになり、広彦は仏頂面でアパートへ向かった。タンスを抱えた猛が後に続く。
「どうした?」
「いやなじいさん」
「この前、親父と来たときは感じの良い人だったんだろ。今日はたまたま留守番してたんじゃねぇの」
「同じ人だよ。子供だけだから見くびってるんだ」
「オレは大人だぜ」
次に続く
178: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/22 14:15:02.65 lIcKokI7
>広彦は二階の南端にある部屋の前で立ち止まり、呆れ顔で猛を振り向いた。
「ガキンチョって言われてたじゃん」
「偏屈なじいさんだと思って我慢しな、これから世話になるんだから」
パンクな格好をしている割にまともなことを言って、さっさと開けろと視線で促す。広彦はそこだけ新しい鍵穴に鍵を差込み、少し軋むドアを開けた。
入ってすぐが台所、そして十畳の部屋がひとつとトイレ。風呂はない。これから始まる高校生活の三年間、もしくはそれから先も暮らすことになるかもしれない新居は日当たりが悪く、湿ったにおいがした。
もともと少ない荷物を運び終わるのに時間はかからなかった。汗を洗い落としたいという猛の要望で、近くの銭湯に寄ってから昼食をすることになった。
平日の昼間のこと、銭湯にいるのはご老人ばかりだ。猛の姿は異星人じみて目立っていたが、本人はまるで気にする様子がないのもいつものこと。すぐ向かいにあったラーメン屋で昼食を済ませ、アパートへ戻る頃には二時を過ぎた。
「それにしても、猫の多い町だな」
家の軒先や石垣の上などを眺めながら歩いていた猛が、ふと顔をしかめてぼやいた。
「昔からそうだよ」
「俺はぜってー住めねぇな」
たいがいのことに対して怯まない猛も、犬や猫は大のつくほど苦手なのだ。
「じゃーな、しっかりやれよヒコ助」
「もうその呼び方やめてよ」
猛は軽トラへ乗り込み、にやっとした。もともといかつい顔をしているだけあって、そうすると悪役の俳優みたいになる。人好きのするタイプとはほど遠い。
「女連れでライブに来れるようになったら変えてやるよ」
人差し指と小指を立てる手まねをしてみせたが、すぐに引っ込めちょっと真面目な顔つきをした。
「本当に一人で大丈夫か。無理して思い出すことでもねぇと思うんだがな、オレは」
「人の心配してる暇があったら、自分の心配したら。このあとのデートがうまくいくか」
「デートじゃなくてライブだよ」
殴るそぶり。広彦が後ろへよけると同時に、エンジンを吹かす。
「とにかく、いつでも戻っていいんだからな。変な遠慮すんなよ」
「分かってる」
かくいう猛は二年前に家出して以来、東京で暮らしている。今日、広彦の手伝いに来たのも住んでいる場所が近かったからだ。その猛が実家のことを話すのも妙なものだった。
軽トラは行きと同様、勢いよく走り出し、たちまち小さくなっていった。広彦はしばらくそれを見送り、アパートへと踵を返した。
ライトのベルなんだからギャグを増やすべき場所。
179:この名無しがすごい!
11/04/22 14:19:06.87 Eot2JteL
レス番号が飛んでいるな。また串か
180: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/22 14:36:33.68 lIcKokI7
>>170
>「ヒーくん!」
一瞬、呼吸が止まる。聞きなれない少女の声だったが、その呼び方はいやというほど覚えている。
胸の痛みとともに、軽い眩暈。頭を押さえて耳によぎった声を振り払い、広彦はトラックが去ったのとは反対のほうへ視線を向ける。
少し離れたところにダックスフントを連れた少女が立っていて、目が合うなり空いている手をぶんぶん振り始めた。
背中まで届く波打つ栗色の髪に、すらりとした小柄な体。小鼻が少し上を向いた、まだ幼さの残る童顔。オレンジ色のスキニーパンツと、丈が長めで肩口の開いたトレーナーという格好に、クマの顔を象ったショルダーバッグをかけている。
少女は犬を引っ張るようにして駆け寄ってきた。遠目にはわからなかったが、左目の下に小さな泣きボクロがある。
「わー、やっぱりヒーくんだ。わー」
やたらわーわー言いながら顔を近づけてくるので、広彦は思わず後ろへ下がった。少女はきょとんとし、ついで悲しそうに眉間にしわを寄せた。
「まさか、あたしのこと忘れちゃった? もう覚えてない?」
「如月都津(キサラギツツ)」
それだけ、呟くように答える。たちまち、日の光が差したかと思うほど少女の表情が明るくなる。
「そうだよ、都津だよー。覚えててくれたんだね。わー」
お花畑が見えそうな勢いでくるくる回りだす飼い主を、犬の方はつぶらな瞳で見守っている。都津はすぐにハッとして回るのをやめ、体に巻きついたリードのロープを真っ赤になって回収にかかった。
「ちょっと待って、ちょっと待ってね。行かないでね」
「犬、飼ったんだ」
「中学校に入る時に知り合いのおじさんからもらったの。いま四歳」
都津はロープを取り終えると、乱れた髪を撫でつけ、前髪を留めていたピンをつけ直した。イチゴの飾りが髪の上で少し揺れた。
昔の面影を残した幼馴染の笑顔から、広彦は思わず視線をそらした。
「このアパートに引っ越して来たの?」
「こっちの高校に入ることになったから」
「どこ?」
「舞花学園」
都津は目を見開き、口をOの字型にした。
「舞花? あたしと一緒だー」
ここはもっと強い印象を。
181:この名無しがすごい!
11/04/22 14:38:45.17 WIDZwTUo
***お知らせ***
このスレには時折、嘉一朗 ◆oOLN65ZNXE(通称:紅茶)というコテが現れます。
彼は感想がつかないと自演に走る事があり、一番最近では串[―{}@{}@{}-]をつけて電撃小説大賞スレ290で荒らしながら感想人批判をしていました。
電撃スレではID無表示ですが、晒しスレ34にて彼が紅茶コテに切り替え忘れたまま串として感想を書き込んだことから自演だと判明。
よって嘉一朗 ◆oOLN65ZNXEや串付きには反応せず、スルー推奨です。
どうしても彼にレスしたい人は、コテハントリップを付けて他者がNGできるようにして下さい。
182: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/22 14:39:43.42 lIcKokI7
>170
>「そっか、そっか。ヒーくんも舞花に通うんだ。それじゃ、もしかしたら同じクラスになれるかもしれないね。小学校以来かー」
もう同じクラスになることが決まったかのような喜びよう。おもむろにズボンのポケットから携帯を取り出すと、くすぐったそうに笑った。
「みんなにも教えてあげよー。ヒーくんがいなくなってから、みんな寂しがって大変だったんだよ」
「いいよ」
広彦はとっさに手を伸ばして都津の携帯を押さえた。目を丸くした都津の手の中で、折りたたみ式がカチリと閉まる。
「どうしたの?」
「いい。言わなくて」
「でも、みんな会いたいだろうし」
「あれから新しい友達もできただろ。俺も、もうあんまり覚えてないから」
「あたしのことはちゃんと覚えてたじゃない」
「近所だったからだよ」
都津は瞬きし、視線を落とした。それと同時に携帯を握った手も下がる。広彦は押さえていた手を離して、ゆっくり都津から距離を取った。
「それとさ、その呼び方」
「え?」
「もう子供じゃないし、名前で呼ばなくていいだろ。如月」
じゃあな、と小声で言って、逃げるようにアパートへ向かう。
「あ、待ってよ、ヒーく……」
急いで振り向き、都津を睨んだ。都津はしばらくもごもごしていたが、唇を噛み肩を落として、小さく頷いた。
階段を駆け上がって振り向くと、まだそこに都津は立っていた。俯いて動かない飼い主に構わず、じれた犬がしきりとリードを引っぱっている。
広彦は部屋に入り、ダンボール箱の間に寝転がって目をつむった。そのまましばらく、じっとにじむような頭痛に耐えた。
睨むまでもない状況
183: [―{}@{}@{}-] DEATH LEGO ◆jMdquu9xa6
11/04/22 15:01:49.59 yrKC4SK9
串は串だが・・・私ではないw
184: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/22 15:02:32.08 lIcKokI7
>170
>もともと多くない荷物だったため、翌日の昼過ぎにはおおかた片付いていた。
最後のダンボール箱を開けた広彦はちょっとの間、手を止めた。自分で詰めた覚えのないものが新聞紙を緩衝材にして積み重なっている。それも、最近のものではなく五年前の引越しの時の荷物らしいのが、新聞の日付で分かった。
大切にしろ、という義父の一筆が書かれたメモをつまみ、息をつく。養子になったわけではないから正確には義父ではないが、引き取って世話を見てくれた怜二は実の父より厳しいところがある。
しかしその分、広彦のことを考えてくれてもいる。実際、古い荷物が取ってあったのは素直に嬉しかった。だが、その中身を見ることは今の広彦にとっては重荷だ。
封をし直してしまっておこうかとも思った。しかし少しためらったのち、広彦はガムテープへ伸ばしかけた手を引っ込めた。新聞紙を引っ張り出して写真立てやアルバムを手に取った。
両親とも、広彦が十歳になるまでにずいぶんな量の写真を撮っておいたらしい。ビデオテープもかなりの量になる。しかし、そこに映っている家族の姿を見ることはどうしてもできなかった。
いっとき春彦が単身赴任をしたときにやり取りした手紙。広彦が描いた絵。賞状。絵本や学習ノート。
すべて出してみて、広彦はため息をつく。出してはみたものの飾りようがなさそうだ。
「どっちにしろ押し入れ行きか」
しまいなおしていると、アルバムと一緒にしておいた小振りのファイルから紙切れが落ちた。キャラクターの絵がプリントされたアドレス帳だ。引っ越す前、都津や友人たちから渡されたものだった。
かすかな記憶を引っ張り出しながら、広彦は表紙をにじませている小さな染みをなぞった。大きな目を涙でいっぱいにした幼馴染の姿をぼんやりと思い出した。穴あけされ綴じられた用紙には、クラスメイトの連絡先や広彦へのメッセージが書かれている。
落ちた紙切れを拾い、眉をひそめる。パンチがされていないところを見ると、ただ挟んであっただけらしい。内容はごく短く『困ったことがあったらいつでも相談にのるよ』という一言とともに携帯の番号が書いてあるだけだ。
そして小さく『秋さんの見知らぬ友人より』とあった。
次に続く
185: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/22 15:03:36.46 lIcKokI7
>「見知らぬ友人?」
不可解な単語をつい口に出し、広彦はつかのまそれを見つめた。
両親はともに近しい身寄りがなかったし、交友関係も広くなかった。それだから広彦の引き取り手もなかなか見つからず、近所の人がようやく古い年賀状の中に義父の名前を見つけて連絡してくれたのだ。
広彦の知らない友人がいなかったとは断言できない。しかし、秋自身の知らない友人というのはどういうことだろう。
「……ストーカー?」
その単語が浮かぶなり、すぐさま紙をまるめてゴミ箱へ放った。放物線をえがいて見事なゴール。
改めて散らかしたものをダンボールの中にしまいなおし、押し入れの奥へ押しこむ。きれいになった部屋を見回し、まくっていた袖をおろした。
時計は三時をさしていた。必要な買い物をすまし、ついでにちょっと町中を見てまわればちょうど銭湯へ行く時間になるだろう。
出かける準備をして、部屋の鍵を手に取った。しかしドアへ向かおうとし、ちょっと動きを止めた。
展開が遅い。
186: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/22 15:05:55.87 lIcKokI7
>>170
>捨てた紙切れがどうしても気になる。
あのファイルに挟んであったということは、両親の葬式が終わってから引越すまでの間に渡されたということだ。『相談にのる』という言葉は広彦へ向けられているということになる。
広彦は少し迷ったあと、丸めた紙を再び拾った。広げてシワを伸ばしているうち、昔にそれを見たことがあるのを思い出した。
大人たちが引越しの準備をしていたときだ。広彦は一人、部屋の隅に座っていた。そこへ、義母が遠慮がちにこの紙切れを持ってきたのだった。
「広彦くんのお洋服に入ってたんだけど、誰からもらったメモかな?」
もちろん広彦には分からなかった。広彦はただ、秋という母の名をそれ以上見ていたくなかった。反射的に紙を受け取って、ちょうど持っていたアドレス帳にはさみ、それごと義母に渡したのだ。
その紙切れの差出人が誰なのか、記憶を探ろうとするが頭が痛む。両親の―五年前の―ことに近い記憶を引っ張り出そうとすると、いつもそうだ。
ひとまず紙切れを財布にねじこみ、アパートを出た。
良い感じだ。
187: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/22 15:07:36.84 lIcKokI7
>>170
>駅前の商店街で買い物を済ませた帰り道、橋の途中で都津を見つけた。犬の散歩を片手間に携帯をいじっていて、広彦に気づく様子はない。
広彦は立ち止まり、距離が近くなるまで待った。
「如月」
都津はわっと声をあげ、携帯を放り出した。飛んできたそれを落ちる寸前にキャッチし、広彦は笑った。
「相変わらずそそっかしい」
「わー。びっくりした。お買い物?」
広彦の姿に慣れたらしい犬がワンと挨拶する。その頭を撫でてやり、広彦は携帯を都津へ手渡した。都津はペコリと頭を下げながら礼を言い、上目遣いに広彦を見た。
「昨日はごめんね」
「俺のほうこそ悪かった、キツい言い方して」
丸っこい顔に明るい笑みが浮かぶ。都津は強く首を振って、広彦の持っている買い物袋を覗き込んだ。
「お惣菜ばっかり買ってない? ちゃんと栄養のあるもの作って食べなきゃだめだよ」
「料理はおじさんたちに仕込まれたから」
「そうなんだ。親戚の人たちはどう?」
「良い人たちだよ。母さんたちとは全然付き合いがなかったみたいだけど、よく面倒見てくれた」
「そっかー」
ホッと息をつき、まるで自分の事のように都津は笑顔になった。広彦は少し黙ってそれを見つめる。都津はきょとんとし、少し頬を赤くした。
「どうかした?」
「変わってないなと思って」
橋から見える古びた町並み、そして川を挟んで向かいに広がる住宅街を眺める。
「おまえも、この町も」
都津は広彦の視線を追い、首を傾げた。
慣れるのが早い
188:この名無しがすごい!
11/04/22 15:12:31.39 jxFjnkA6
スレの邪魔になりそうなので消しました。
いちいち抜き出しての連投やめてもらいたい。
>>171-172
感想ありがとうございました。一応、当人は面白く書いてるつもりなんだけど…
前に晒したときも淡々としてるって感想いただいてるので、文章の癖になってしまってるみたいです。
今後気をつけて改稿してみようと思います。
あと義兄はなんて書いてみたらいいか悩んだ挙句ああなりました。もうちょっと表現方法気をつけてみます。
189:この名無しがすごい!
11/04/22 15:17:30.05 63rbfsVP
なんだかんだいいながら嫉妬されてコピペされるぐらいだから
元は悪くないと思うよ。
そしてしばらくして、たゆたうのコピペ
190: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/22 15:20:44.14 lIcKokI7
>>170
>「そうかなー」
広彦はズボンにしまっていた財布からあの紙切れを取り出し、都津へ向けた。
「おばさん、俺の母親と仲良かっただろ。このメモの相手のこと知らないかな」
シワだらけの紙へ向いた都津の目が丸くなる。
「秋さんの見知らぬ友人? えー。なにこれ怖い」
「引っ越す前に渡されたと思うんだけど、誰だか分からないんだ」
「ふぅん。この人のこと知りたいの? 一応、お母さんに聞いてみる」
「頼む」
紙をしまい歩き出そうとすると、都津が慌てて呼び止めた。
「ヒ……あ、えっと。連絡先教えて」
すでに日は傾き、鮮やかな夕日が空を染めている。退屈そうに寝そべったダックスフントが大きなあくびをした。
番号とメールアドレスを交換すると、都津は嬉しそうに携帯を抱きしめて言った。
「良かったら、今度うちにご飯食べに来てね」
「ああ」
都津の家は昔の家のすぐ近くだ。そのことを思い出したのだろう、都津はハッとなった。
「あ、無理しなくてもいいから」
「飯がなくても行くよ。おばさんにはいろいろお礼も言わなきゃいけないし」
「そう? じゃあ、来れる日に連絡して」
おもむろに、ダックスフントが起き上がった。リードを引っぱられながら、都津はぶんぶん携帯を握った手を振った。
「ばいばーい」
小学校の時というより、幼稚園の時から都津は変わっていない。広彦はちょっと笑って手を振り返し、アパートへと踵を返した。
歩きながら手に持った携帯を見つめる。あの紙切れの差出人。誰か確かめるには電話をかけてしまえばいいのに。広彦はそれをためらっていた。そうしなきゃならないと思っていても、両親のことと関わるのがまだ怖いのだ。
無駄な会話が多い
191: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/22 15:22:08.17 lIcKokI7
>>170
>砕け散るガラス。目の前を流れる血。わずかにくもった眼鏡。
広彦は自分の悲鳴に驚いて飛び起きた。同時にひどい頭痛にうめく。冷や汗がどっと額を流れ、背筋が震えた。
枕元で携帯が光っていた。震えのおさまらない手でそれをつかみ、通話ボタンを押す。時計の針は七時半を少し過ぎていた。
「はい」
「よう、起きてたかヒコ助」
「タケ兄……こんな時間に何の用?」
「初めての一人暮らしはどうかと思ってな。また悪夢にうなされたりしてねぇか?」
何か特別な能力でも備えているのか。広彦はこめかみを押さえて息をつく。
「ないよ」
「ふぅん。その割りには声が暗いじゃねぇか。まあ、いいや。ちゃんと病院行っとけよ」
「分かってる」
さっさと切ろうとして、はたと紙切れのことを思い出した。
最初不自然
192: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/22 15:25:39.66 lIcKokI7
>>170
>「そうだ、五年前の引越しの時の荷物に変なメモが入ってたんだけど」
内容を話すと、笑いこそしなかったものの猛は揶揄するような口調になった。
「誰かの悪戯じゃねぇの? 気になるならかけてみろよ」
「そうなんだけど」
「代わりにオレがかけてやろうか」
「いいよ」
広彦はうなった。猛のことだから相手が誰でもまずけんか腰になるに決まっている。
「そういやおまえがウチに来た時、親父たちが妙なこと話してたぜ」
「何?」
「すげぇ額の香典があったとか何とか。誰がくれたのか分からないから使っていいものかどうか話し合ってたよ。結局、おまえの貯金にしたみてぇだけど」
「……おじさんたち、この番号にかけてみなかったのかな」
猛はちょっと思い出すような間を置き、言った。
「かけなかったんじゃねぇかな。怪しすぎるだろ」
「そうだよね」
やはり無駄な会話多い
193: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/22 15:33:21.08 lIcKokI7
>>170
>それからライブのことやら、猛の一人暮らしのノウハウを伝授されているうちに八時を過ぎた。広彦は電話を切り、震えのおさまった手を眺めた。
ここのところ、昔の悪夢を見る回数が増えてきている。なくしてしまった記憶が頭の中で暴れまわっているかのようだ。
まだ少し残る頭痛で重い体を布団の中から引きずり出し、雨戸を開けた。外の眩しさに目を細める。すっかり目が覚めたところで、朝食を作るため立ち上がった。
部屋の掃除を終えたあと、コインランドリーへ向かった。休日なせいか堤防には親子連れが目立つ。意識的にそちらから視線を離した。
洗濯が終わるまで待っている間、見るともなしに例の紙切れを眺めていた。殴り書きされている番号を見ては、もう一方の手に持った携帯へと視線を移す。都津からの連絡はまだなかった。
アパートに戻ってしばらくテレビを見ていたが、昼食を終えると再び部屋を出た。
堤防沿いを歩き、橋を渡る。それから、住宅街へと足を向けた。
最悪の記憶はなくしていても、暮らしていた家への道は忘れていなかった。空き地が埋まって新しい家が立っている以外、家並みにはほとんど変わりがない。
公園から二ブロックほど先へ行った区画。そこが広彦の家があった場所だ。
しかし、総上家があった場所だけは、ぽっかりと穴が開いていた。広彦はつかのまその場に突っ立って、思わず苦笑した。
まだ昔の家があると思っていた。もしくは新しい家が建ち、別の家族が暮らしていると思っていた。
しかしそこはただの空き地で、石垣も、庭の木も、門も、広彦の記憶を刺激するものは何もなかった。それが良かったのか、悪かったのかは分からない。しかし広彦はホッとしている自分を感じた。そのことに無性に腹が立った。
不意に、聞きなれた鳴き声が広彦を呼んだ。虎模様の猫が近寄ってきて、広彦のズボンに体をすりつける。
「トラ?」
答えるようにニャアと鳴く。すらりとした美しい姿は見間違えようもなかった。
「おまえ、まだいたのか」
微笑をにじませながら、広彦は屈んで懐かしい友人の頭を撫でた。青みがかった黒い目が気持ち良さそうに細まる。
「あれからちゃんと食ってるのか?」
聞くまでもなく、トラの整った体格を見れば一目瞭然だ。
「おまえ、やっぱり誰かに飼われてたんだな」
聞き慣れた、おかしい。
194: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/22 15:38:13.10 lIcKokI7
>>170
>「おまえ、やっぱり誰かに飼われてたんだな」
トラは尻尾を揺らしながら広彦の手に湿った鼻を押しつけ、ぺろりと舐めた。
「悪いな、今は何も持ってないよ」
静かな瞳が広彦へ向き、しばし間を置いて、トラは小さく鳴いた。
「母さんはいないし、父さんもいない」
あの最後の日。秋がこうしてトラを撫でてやっていたときのことを思い出し、広彦は手を止めた。もっと撫でろとばかりにトラは鳴く。
ポケットから紙切れを取り出した。
誰からか分からない多額の香典。この見知らぬ友人とやらは、両親の死について何か知っているだろうか。
しばし迷ったのち、携帯を出して番号をダイヤルする。トラを撫でるもう一方の手が知らずに汗ばんだ。
一回目のコールののち、相手はすぐに出た。
「はい。赤穂ですけど」
少し訝しげな、くぐもった声。太った男を、広彦は連想する。
「赤穂、さん?」
「はい」
その声が急に間近から聞こえ、広彦ははっとした。と同時に毛づくろいしていたトラがけたたましい鳴き声をあげた。その体をソーセージみたいな太い指がつかまえている。
いつの間に現れたのか、癖のある髪をだらしなく伸ばした太った男がそこにいた。ジーンズにTシャツを着て、その上によれよれのジャケットをはおっている。二十代の後半といったところだが、髪型同様、いまいちしまらない格好だ。
「やれやれ、こんなところにいたのか」
男は心の底から吐き出すような息をついた。同じ声と息が、耳に当てた携帯から広彦へ届く。広彦は携帯を閉じ、警戒しながら立ち上がった。
男は肩に携帯をはさんだ窮屈そうな格好で、やっきになってトラをおさえている。海藻みたいな髪の毛の間からのぞく目が広彦へ向いた。
思い出す理由が弱い。
195: [―{}@{}@{}-] この名無しがすごい!
11/04/22 15:40:53.42 lIcKokI7
>>170
>「やあ。初めまして、と言ったほうがいいかな」
「あんたが?」
メモを赤穂と名乗る男へ見せる。体格のわりに子供みたいな丸い目をじっとそれに注ぎ、赤穂は頷いた。
「やっぱり覚えてないか。お葬式のときに渡したんだ。受け取ってくれなかったから、服のポケットに押し込んでおいたんだけど」
広彦は首を振った。赤穂は気分を害した様子もなく笑った。笑顔というものを忘れてしまったかのような引きつった笑みだった。
「それでもメモは取っておいてくれたんだ。良かったよ、連絡をくれて」
「母さんの見知らぬ友人って?」
「ああ、それは」
頭をがりがりとかく。ぼさぼさの髪がさらに乱れる。
「何て書こうか迷ったんだ。お互いに面識はなかったけど、ボクは知ってたというか。つまり、お世話になっていたから」
どことなく仏頂面になっているトラがニャアと鳴く。
「そうそう、この猫が、キミのお母さんに夕食をもらっていただろう」
「それじゃ、トラの飼い主なの?」
「飼い主、というのとは少し違うけど」
赤穂はもごもごと口ごもり、せわしなく周りを見回した。
「こんなところで立ち話もなんだから、ボクの家に来ないかい。何か話したいことがあるから電話をくれたんだろ」
「ああ、だけど」
広彦は少し迷ったが、赤穂に助け舟を出すようにトラが鳴いた。ついてこいといわんばかりに広彦を見つめている。
「堤防のところに車を止めてあるんだ」
赤穂について歩きながら、広彦は都津にメールを送った。赤穂という名前を知っているか確認だ。返事はすぐに来た。
この程度の展開なら退屈する。