10/10/10 13:15:13 9+vrxJzo
「ダンボールの中から……現る」
「あいつが犯人です!」
「な、ちげーよー、俺じゃねえーよ!あいつだよ」
「ふざけんな!俺じゃねえよ、あいつだよ!」
「アンタたちなにいってんのよ!私のわけないじゃない!アイツに決まってるわ!」
「ち、ちがいますよー私はなにもしてませんよ、ほ、ほんとうですって、きっとあの方に決まってますわ」
「おいおい、冗談はよしてくれよ、僕がそんなことするわけないじゃないか、そこの貧乏人だろ」
「て、てめー金持ちだからっていっていいことと悪いことがあるぞ、犯人はそいつに決まってる」
「フッ、僕が犯人だって?困った人だね、僕が自分の手を汚すわけないじゃないか、犯人は君だろ」
「へい!おまちチャーシュー麺大盛!」
「「「「……」」」」
ラーメン屋の壁際に置いてあるみかんと書かれたダンボール
その箱が突如やぶけ人が飛び出してきた
超絶美少女がいきおいよく飛び出し、テーブルに置かれたチャーシュー麺大盛が入った丼を掴み
そして店の外へ向かって走り出す
その姿を呆然と見るしか出来ない客たちと店主
そして厨房から一つのお玉が美少女目がけて飛んでいく
くるくるーバッコ!勢いよく美少女の後頭部にぶつかった
美少女が何ごとかと後ろを振り向いた
そうダンボールの中に美少女が潜んでいたのだった
「雨の日はお休み」