11/01/09 07:10:20
まず、464、465については、酒が入った状態で書いた文章であり、乱筆となったことをお詫びします。
灯氏へ。
文学の本質・理想と、商業性との関わりは、近くは笙野氏と大塚氏との論争でも問題になった事柄だ。
私はこれについて気になっている一介の観戦者にすぎない。
倒錯問題については、私の意見は大森氏に近い。
勿論、だからと言ってこの問題が無視されるべきだとは思わない。
烏賊娘氏の仰る通り、ケジメは何らかの形で付けられるべきだ。
ただし私は第三者であるため、ケジメの形がどうあるべきかという話には関わらない。
個人的な意見としては、川上氏はだんまりを通さず、きちんと釈明をするべきである。
それがきっかけで、先述の「文学の本質・理想と、商業性との関わり」についての議論が成されれば、有り難い。
川上氏には、出来ればその作家活動について議論をして欲しいのだが、彼女のこれまでの行動から推測するに、そういった事はしないように思える。
このような不満から464、465を書いたとお考えいただきたく。
そこから思考を深められれば、川上氏の作家活動にとってもプラスになると思うのだが。
本件で津原氏が「潰される」というのは、灯氏の考えすぎである。
津原氏自身が「自分の本も売れるだろう」というようなことを言及していた記憶があるが。
「津原氏か川上氏、どちらが潰されるべきか」などという争いではない、と私は考える。
「商業的な成功を収めたとして、文学界全体が潤い」というのは、金銭的なものとは限らない。
メディアに露出し、それまで文学、小説にあまり興味の無かった人たちが、少しでも興味を持ってもらえれば良い。
たとえ打ち上げ花火であっても。
そう考える関係者も少なくないと思われる。
また、２ちゃんで罵倒を繰り返しているのが川上氏本人であるという判断は、明白な証拠が出ない限り、私は判断しない。
最後に、今回の津原氏の行動には、率直に感服している。
が、「川上氏と読者の問題だ」と言っていたにも関わらず、ファン達を煽るような言及を繰り返しているのは、些か疑問である。
以上。