11/06/15 23:42:43.69
化学板だから(少し面倒な話を)続けるが、
初期の体重:W0、体脂肪量(物質としての脂肪):F0 (kg)とすると、除脂肪体重は、
W0 - F0 (1)
アトキンスで骨格筋量(除脂肪体重に含まれる)が全く減らずに、
[脂肪組織]だけが減った時、体脂肪量が F になったとすると、
[脂肪組織]の質量はアトキンス開始時より (F0 - F)/0.8 減る。
体重も同じだけ減って、
W0 - (F0 - F)/0.8
除脂肪体重は、
W0 - (F0-F)/0.8 - F (2)
減量前後の除脂肪体重の差は、(1) - (2) で、
(1/0.8 - 1)(F0 - F) > 0
すなわち、(骨格筋量が全く減っていなくても)除脂肪体重は減っている。
例として体重が20kg減った時には、除脂肪体重は4g減ることになるから、
ウエイト板の住人でも、これだけ骨格筋量を増やすのはたいへんで、
ほとんどの人は(くどいが、骨格筋量が少しくらい増えていても)除脂肪体重が減るはずだ。
以上はあくまでおれの仮説で、アトキンスの論文に直接当たって計算したものではない。
もし、手元に論文があって、平均または事例ごとの体重と除脂肪体重の変化が載っていたり、
自分自身が運動しないで減量したときの記録があれば、
一度計算して(ここでおれにも教えて)欲しい。
長々書いたが、実は「情けは人のためならず(自分のため。この使い方が正しい)」なんだ。
おれはカロリー派だが、その中でも食事だけで十分、運動はほとんど必要ないと思っている。
(糖尿病の治療は、食事・運動・薬の割合を8:1:1に、というからだ)
「食事を減らすだけで運動しないと筋肉が減る」という話をひっくり返そうとして、
この仮説(アイデア)を思い付いた。
今まで読んだ論文では、この仮説が正しいことを示唆する例が多かったが、
これをどんな形で表現すれば人を納得させられるのか分からない。
誰か教えてくれるとうれしい。