11/05/03 22:41:20.75
>>676
この例だとAは0.9だから二乗して0.81、Bも二乗して0.01、残りがA-B結合と計算するのが簡単。
ちなみに50対50の場合はA-BとB-Bの比が2対1だったけど90対10の場合は18対1になる。
「B-Bの混入量を減らしたい」という要求がある場合、収率は落ちるがこのようにAを大過剰で使う意義はある。
もちろんA-Aを分離するために分留する手間があるのは一緒だが、
A-BとB-Bの沸点差がわずかなために分留しにくいとか、
A-Aは極性が大きく異なるのでロート振って分けられるという場合、
この方法を使うことで精製が楽になる。
ちなみにこういった計算って中学受験でよく出るので、私立中の人は強そうだと思う。
私は受験したことないけど、公立のカリキュラムだとなかなかこういう算数に出会う場面ってないみたいね。