11/09/21 10:36:30.01
>>235
もっと基本的なところから考えると
いい
例えば今回の例だと、メタンの配置に置かれたプロトン、炭素原子核の周りに
安定な形で電子を配置していくとどうなるか、
というのが分子軌道法の考え方
炭素の1sに入ってる2電子はおいておいて、結合を担ういわゆる価電子の入り方を考えると、
最初の2電子はσ結合のような束縛された位置じゃなくて、分子全体に広がった配置の方がエネルギー的に有利に見えないか?
次から収めていく電子は先に入れた電子を避けて入るから、エネルギー的には不利になるだろう
だから所謂sp3混成に相当する軌道が4つ全て等価でないことに、分子軌道法の
考え形では全く問題がない