11/07/20 23:49:36.53
>>203
それはつまり、B3LYP/6-31G(d)で最適化した構造を使って、
CBS-QB3で振動解析(Freq計算)をしたらimaginary frequencyが消えたということでしょうか?
それともCBS-QB3で構造最適化と振動解析をしたということでしょうか?
いずれにしてもimaginary frequencyが消えるのはおかしいと思います。
簡単な系で試してみましたが、CBS-QB3は構造最適化と振動解析をB3LYP/6-311G(2d,d,p) (5D, 7F)レベルで
行い、一点計算をCCSD(T)やMP4(SDQ)で行い高精度なエネルギーを得る方法のようです。
計算方法を変えれば、imaginary frequencyが増えることはあっても、消えることは滅多にないと思います。
もう一度、計算の手順を確認されるのがよろしいかと思います。
分子の大きさにもよりますが、cc-pVXZ系の基底を二種類か三種類使ってCCSD(T)などでエネルギーを
外挿する方法もあります。
計算化学者はこちらの方法を好むと思います。