11/03/02 23:31:21.41
これは原子軌道の話でした、分子を形成する場合も同様に、エネルギー準位の低い軌道から電子が入りますが
「分子軌道を原子軌道から生成」し、分子軌道に入ります。
この際、分子軌道は『結合性軌道』『非結合性軌道』『反結合性軌道』のいずれかとなります。
結合性軌道は、従来の原子軌道のエネルギーより低く電子が入りやすい軌道です。
非結合性軌道は、従来の原子軌道とエネルギーが変わらず、電子にとってメリットのない軌道です。
反結合性軌道は、従来の原子軌道と比べむしろエネルギーが高くなり、通常入ることのできない軌道です。
分子の形成は、電子が元々いた原子軌道から、通常は分子軌道の結合性軌道に
移る際の軌道のエネルギー差が放出され起こります。
また、原子軌道が分子軌道に変わっているので原子軌道はありません。
これが正確な説明だと思います。さっきはここまで説明していません。
>冒頭に"電子が原子①と結合する際"とありますがこの電子は①とは別の原子(核)のもつ電子って考え方をしても大丈夫でしょうか?
今言ったように原子軌道から分子軌道を形成し、そこに従来の電子はすべて移動します。
ですからどちらの電子か、どちらの軌道に入っていたか、が区別できないのは明らかです。
長文・連投申し訳ないです