10/12/05 20:22:19
>>303
端的に言えばそういうこと
電子遷移は10^-15sec以内で起こるのに対して、分子の骨格振動はその100倍ほど遅い
この原理を溶液中の分子運動に拡張すると、平衡状態のポテンシャルが理解しやすくなる
例えばFe2+/Fe3+系のポテンシャル曲線は、2つの二次関数の重なりで考えることが出来て
その交点が両者間のG*を表すって寸法だ
2つの二次関数ってのは、「y=x^2」と「y=(x-a)^2」な
荒っぽい説明だが、こういうイメージを持っておけばとりあえず十分
ボルン-オッペンハイマー近似を勉強していけば、コラムかなんかで出てくるんじゃないかな