11/05/01 19:53:32.54
それはわかるな。
ただ、上の議論はそれを『0.1%とれてくる化合物の研究』
と言うかどうかって話だよね。
例えば会社で、ある非常に興味深い機構で生成する
極低収率化合物を単離同定して構造決定し、適用範囲を調べ、
さらにそれが生成するメカニズムを計算化学でシミュレーションして
論文にするって研究が成立するか否かってこと?
そりゃ会社でもやろうと思えばできるだろうけど、
許されるの?って。
それよりどちらかと言えば、会社での研究は、一つの大きな
プロセス(合成法)の一環としての低収率化合物の単離同定と、
合成法の改良なんじゃない?
別にどちらの研究が良い悪い、レベル高い低いって言ってるんじゃなくて、
大学と会社の目的の違いじゃないかな。