11/02/25 14:28:35.97
カルボン酸もかなり極性が高いから、低分子量のもの(酢酸など)は親水性。
正確にはカルボキシ基が極性なんだけど。
で、ここからは分子全体のバランスの問題なんだけど、分子量が上がると
一般的には脂溶性が上がる。主鎖の長さと官能基の種類にもよるけど。
要するにカルボキシセルロースにぶら下がってるカルボキシ基では、
分子全部を水に引きずりこむぐらいの極性には至らないんでしょ。
ところが、それがイオンになると話は別。分極どころかイオン対だから。
圧倒的に極性が上がり、分子を水に引き込む事ができる。
比較的長いアルキル鎖を持つカルボン酸は水に不溶だけど、アルカリ水溶液
には溶けるでしょ。それと同じ。