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>>215
Ｆ１５燃料タンク落下 小松基地近く、破裂し地上散乱
2011年10月7日 14時09分
７日午前８時４５分ごろ、飛行訓練中の航空自衛隊小松基地（石川県小松市）所属の
Ｆ１５戦闘機から燃料タンク１本が落下した。
空自によると、落下地点は基地の北北東約４キロ周辺。
小松市に隣接する同県能美市の海沿いの空き地などでタンクの一部とみられる金属製の破片が相次いで見つかったほか、模擬ミサイルの部品の一部も確認された。けが人の情報はない。
空自によると、タンクは機体の外側に装備するタイプで、長さ約６・６メートル、直径約０・８メートル、重さは１５５・６キロ。
飛行当時、両翼の下に２本、腹部に１本の計３本を搭載しており、このうち、左翼の下に備えた１本が落下した。燃料は入っていなかったという。
能美市山口町の北陸自動車道に近い県翠ケ丘（みどりがおか）浄化センターの敷地では、タンクの先端部分とみられる円すい形（長さ約２メートル、直径０・７～０・８メートル）の破片のほか、
破損した模擬ミサイルの後翼部分が見つかった。
落下の衝撃で、センター管理棟屋上の柵が壊れたほか、敷地内の外柵にも被害が出ている。
能美広域事務組合消防本部によると、落下物は大小を合わせ、市内の約１５カ所に散らばっているのが確認されているという。
空自によると、Ｆ１５は７日午前８時６分、日本海上空での戦闘訓練のため、４機編隊を組んで小松基地を離陸。
訓練を終え、着陸体勢に入ったところで、何らかの原因でタンクが落下したという。
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航空自衛隊は７日、落下したＦ１５戦闘機の燃料タンクが破裂したような状態で落下したと発表した。国内では前例がないという。
（中日新聞）