11/07/31 20:58:53.29
15%超節電は平日11日間 東電管内、東北は15日間
政府が1日に東京電力、東北電力管内で電力使用制限令を発動して、ほぼ1カ月。
一般家庭を含めた1日の最大電力需要を昨年夏に比べて15%削減するとの目標を達成できたのは、制限令の対象となる平日20日間のうち東電管内で11日間、東北電管内は15日間に上った。
東電管内では土曜、日曜の最大需要が平日を上回る日もあり、工場などが土日に操業をシフトした効果もうかがえた。
ただ、7月後半の需要減少は、気温が例年より低かったことも影響している。節電効果は大きいものの、予想外の気温上昇や発電所のトラブルなどに引き続き注意が必要だ。
東電と東北電では、7月1日(金曜)を昨年の7月2日(同)と比べる方法で、曜日別で削減率を比較。
平日の東電管内が0%~45・6%減、東北電は2・7%増~35・1%減で推移した。
東電管内では、猛暑だった昨年7月はピーク時に5500万キロワットを超える日は7日間あったが、今年は最大で4627万キロワット(7月15日)にとどまった。
東電は「750万~800万キロワットの節電効果が出ている」と分析する。
一方で、例年と異なり電力需要が平日を上回る土日、休日もみられた。
木曜と金曜の需要が月曜―水曜より低い傾向も出ており、東電幹部が「(木金休業にした)自動車業界の操業計画の結果では」というように、企業の輪番操業により電力需要が分散化したもようだ。
東北電管内では、平日に前年実績を上回った日が2日あったが、最大需要は1186万キロワット(7月13日)で、1400万キロワットを超える日が5日間あった前年を大きく下回った。
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