11/07/18 04:10:39.25
福島の教訓ですら、まだ何も出来てない。
【ミニ解説・玄海原発の安全対策は十分か?】 :NHK
URLリンク(www9.nhk.or.jp)
東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、止まっている原発の運転
再開させる条件として、国が電力各社に指示したのが、津波などによって外部からの
電源が失われることを想定した緊急的な安全対策です。
この指示を受けて九州電力は、玄海原発の4つの原子炉ごとに電源車を1台ずつ配備。
また、原子炉に水を入れるための仮設ポンプを準備したりする対策を、ことし4月に完了しました。
またこうした電源車やポンプを使った訓練を繰り返し行ったとしています。
しかし、こうした対策は原子炉の中の燃料が溶けることを防ぐために、水を入れ続けることを
目的とした最低限の応急対策で、原子炉の温度を安定的に100度以下まで下げる、
いわゆる「冷温停止」状態にするまでおよそ2週間から3週間かかります。
九州電力は、原子炉の冷却にはさらなる対策が必要だとして、大容量の非常用発電機を
導入するとしていますが、この準備には少なくとも1年程度かかるとしています。
また、福島第一原発の事故で津波による被害を受けた、原子炉を冷やすための海水を
汲み上げるポンプの予備の確保や原子炉建屋の中にある安全上重要な設備に海水が
入らないようにする浸水対策、それに、水素爆発を防ぐための装置の設置といった抜本的な
対策が終わるまでには3年程度の期間が必要だとしています。