11/07/13 13:41:05.77
>>651
キミ知識不足だよ
中性子を捕獲してできたプルトニウム239をそのまま炉内に置いておくと
熱中性子炉だと余分に中性子捕獲してプルトニウム240に変わってしまう
だからプルトニウム生産炉では余分に中性子捕獲しない高速炉を使うか
または黒鉛炉などの熱中性子炉でプルトニウム240になる前に早めに燃料を交換する
早めに交換しても一部はプルトニウム240にどうしても変わってしまうし
短期間での交換だとほとんどがまだウラン238のままなので収率が悪い
ところが熔融塩炉だと出来たばかりのプルトニウム239を連続処理で取り出せるので実に効率が良い
プルトニウム239は即座に炉心から取り除かれるのでプルトニウム240は発生しない
ウラン238の中性子捕獲断面積が大きい熱中性子炉のメリットを享受しながら
過捕獲によるプルトニウム240の生成と燃料交換による稼働率低下のデメリットを両方とも排除できる
熔融塩炉は理想的なプルトニウム生産炉になるわけだよ
それを目的とした研究がされてるかどうかなんて何の関係があるのかな?
苦し紛れの言い訳にすぎないよ
FPを除去する連続化学処理はすでに研究されていて
同じ処理施設でそのままプルトニウム239を分離抽出できるんだぜ