11/07/13 12:29:19.70
>>650 トリウム熔融塩炉のうちウラン238を使用して積極的に
プルトニウムを生産しようという設計提案は私の理解ではまだ無いようですけれども、
どうもあなたの主張はポイントがズレているように思います。
連続処理を行うのはFPの分離や核物質の濃度調整、消滅処理などが「目的」でしょう。
ウラン238からプルトニウムを製造する事を「目的」としている提案は見かけませんが
何か問題がありますか?
もしあるのであれば例示してみてください。
また熱中性子の場合には生成したプルトニウムが更に中性子を吸収して
自発的核分裂の多いプルトニウム240ができやすく、やや中性子経済が悪いです。
尤もプルトニウム239の純度が低く核兵器としては性能がかなり落ちますのでちょうど良いですけど。
さらには熔融塩炉では熱中性子だけではなく中速や高速の中性子も、かなり反応に寄与します。
そこであなたの主張するようにプルトニウムの製造を「目的」とした場合には結構効率は高いでしょうね。
この点は私も同意します。