11/07/08 11:51:55.92
>>390
上の方で出ていた二重円筒管を使った閉鎖型システムは既にあったのですね
誰でも考える事なんだろうな
本文中ではマグマ発電用となってますけど、高温岩体発電で使うには
熱交換器の性能を上げるべきだと思いますね
例えば1kWのヒータで1000ccの水を20度から80度上げて100度にするのに必要な時間は
1000cc×80度=80kcal
1kW=860kcal/hなので(1kWで60分間加熱すると860kcalの熱量になる)
1分間では860/60=14.3kcalで、1kW=14.3kcal/分
よって80[kcal]/14.3[kcal/分]=5.59[分]
これは電気ポットでお湯を沸かす時間を思い出すと合ってます。
1000ccじゃなくて1/100の10ccなら、時間も1/100の3秒ぐらいになります。
なので、二重円筒の外側に流れる注水をそのまま流すのではなくて
ヒートシンクに接続された細い管に流せば、短時間に岩盤の温度まで上げられるはず
これは瞬間湯沸器と同じ理屈です、流量を上げる場合はその方が有利でしょう。
ただしヒートシンクの温度がより短時間で下がるので工夫必要。
また本文では常圧でやってるっぽいですが、ポンプで100気圧まで加圧すれば
300度の熱水も取り出せるはず。