11/07/04 22:41:11.64
>>362
同じ圧力は出ないし簡単に沸騰するものは簡単に復水するよ。
20℃で液体の状況での40℃のアンモニア蒸気は、20℃相当のエネルギーを失うと液体に戻るわけ。
そこでおしまいになる。120℃で水蒸気タービンを回しているのと似たような感じ。
水を利用するには20℃と100℃じゃすまないよ。
効率43%をたたき出す火力発電は、600℃、245気圧もの蒸気を使う。
これと復水器で蒸気を一気に水に戻すことでほとんど真空に近い場所をつくり、
両者の圧力差で水蒸気を流しタービンを回す。
この膨脹しながら流れる過程でエネルギーを失い冷えていく。
沸点よりちょい上の蒸気だと、タービンを回しているうちに水に戻ってしまい
強い気流を起こせない。
URLリンク(www.turbo-so.jp)
加圧アンモニアを600℃で気化させてタービン回せば水蒸気タービンと
似たような効率を出せるかもしれんけど、似たような効率なら水でいい。
それに、アンモニアをそこまで加熱したら分解がはじまるね。