11/06/25 17:37:09.12
朝日ニュースターでやってた、朝生の再放送見て高温岩体発電が進まなかった理由がわかった。
まず原発の建設計画があって、旧型の原発を廃止し、もっと発電量の大きい原発に取り替える予定だった。
例えば福島第一なら1号機ないし2号機も廃止して、7号機と8号機を建設する計画があった。
そうするうと、原発の発電量は現在よりも増加するはずで、そういう前提がある場合に
新型地熱で300万kW発電してもそんなのは、季節によっては余剰になってしまう。
余剰でも発電余力があるのはいいじゃないか?と思うかもしれませんが
発電所は、電力を売ってその売り上げで建設費を償還し、人件費や維持費を出してるわけで
余ってるから、電力買いませんとか、発電所休止しますとかするとファイナンスがもたない。
それは原発も同様で、余剰発電能力があるというのは困った話になる。
一方、火力は設備依存率よりも燃料依存が大きいので、発電をセーブしたり休止するのは
それほど問題にならない。
しかし、現状は原発が次々と止まり旧型炉は廃止され、新型炉の建造も中止されるとなれば
高温岩体発電しかベース電力になりえる発電方法は無くなりますよ。
太陽とか風力とか目くらましな発電方法なんかほっといて、もっと本腰を入れて
高温岩体発電を進めるべきです。
短期的には、各地の原発を代替しうる容量の高温岩体発電所を建設すべき。
北海道なら300万kW、東北なら1000万kW、新潟なら500万kWぐらい