11/03/26 19:34:46.42
現場作業員のための汚染情報は拡散しない東電
URLリンク(www.asyura2.com)
「汚染情報なぜ共有しない」東電の対応、専門家ら批判
URLリンク(www.asahi.com)
経済産業省原子力安全・保安院も、東電から1号機関連の報告を25日未明に受けながら、
公表したのはほぼ1日後。西山英彦審議官は「3号機に神経が集中していたという事情があった」と釈明。
ある保安院職員は「バタバタした状況が続いて、保安院でも情報整理ができていないのだ」と混乱ぶりを嘆いた。
元京都大学原子炉実験所講師の小林圭二さん(原子核工学)は、
「情報共有されていなかったことは非難されるべきだ。
一義的には放射線管理担当者の責任だと思うが、組織としてずさんだったと言われても仕方ない」と東電の対応を批判。
同実験所の小出裕章助教(同)は、「作業員は非常に困難な状況で、一刻も早く冷却ポンプを復活させようと水に入ったのだろう。
これを教訓に、東電側は情報を共有させ、作業員一人一人の身を守ることを考えないといけない」と話す。
また、宮崎慶次・大阪大名誉教授(原子炉工学)は、
「長靴を履いていれば、水につかって作業してもやむを得ない放射線量だった。
直接肌に触れることの危険性が、現場で作業する人にどの程度伝わっていたのか。
東電が協力会社側にも十分に注意し、管理する必要があった」と指摘した。