11/03/13 21:22:47.77
注水の蒸散量について、既出ですが改めて計算して把握してみました。
出力784000kWとして、崩壊熱がその3%に相当すると仮定すると、
発熱量23520kW。軽水の比熱が4.2kJ/(kg・K)とすると、
20℃で注入した水を100℃で沸騰させて蒸散する量は、
23520÷4.2÷(100-20)÷3600=70kg/s
注水を継続してもらうしかありませんね。
でも、いったん炉心が溶融すると接触した水はかなり汚染するから、
圧力容器または配管から格納容器内に漏れ出た蒸気をガス抜きすると、
フィルター通していても、かなり外部に放出されるでしょうね。
そもそも、フィルター通して排気できているのでしょうか。系統図では
緊急時ラインでもチャコールなど通すようになっているようですが、
今回は想定された緊急状態でもないようだし。