11/01/11 16:13:24.36 0
―それぞれが個別のプロジェクトということですね。
ちなみに小説は、読者からの反応はいかがでしたか?
富野:編集部から個人的な意見だけは聞いていますが、それが例えば
正式に営業に繋がっていくほどのボリュームがある反響だったのか、
ということに関してはわかりません。というのも、
今後10年、20年後に作品が生き残るためには、30代の読者ではなく、
若いファン層がついてきてくれなければ駄目だからです。(中略)
―10年、20年後に残る作品として、監督自身の次の一手は?
富野:
子供たちが新しいモノの見方ができるような、
子供たちを病気に誘導しないような作品をつくろうとすることです。
現在制作されている大人が観るアニメでは、みんな鬱々としてしまう。
会社は決算でプラスマイナスゼロか、黒字に転化することを考えて、
その時だけ売れればいいと思っている。作品のことを考えていません。
それは本来、どんなビジネスでもやってはいけないことなのです。