10/12/29 21:25:09 cOLMXbZe0
出版業界で一番倫理の問題になりがちな,青少年に対する有害な雑誌類についても
2001年に第三者機関として出版ゾーニング委員会が設置された。区分陳列販売を目的に設立された
この委員会は,青少年に不適当と判断したものには出版ゾーニングマークの表示を要請する。
この活動に端を発し,出版界では,上下二ヵ所をシールで止める所謂シール止め自主規制が,
現在アウトサイダーも含め約200誌,部数にして約2千万部で行われている。
出版ゾーニング委員会の主旨からシール止め誌は審査対象から外してあり,
東京都も,自主規制を尊重する立場からこのシール止め誌を不健全図書の指定外としている。
しかし,東京都青少年課から,シール止め誌の中身が過激になっており,ゾーニングマークを表示するか,
内容のレベルを落として欲しい旨の要請があった。
この現状が続けばシール止め誌も不健全図書指定をされるおそれがあるため,
ゾーニング委員会としての対処が必要となっている。
このほか最近のメディア規制についても話が及んだ。(2007年10月19日)
URLリンク(www.shuppan.jp)
出版倫理協議会は出版ゾーニング委員会を承認
出版倫理協議会公認のゾーニングマークシール
・性器・痴毛の絵が含まれモノ、しかし、医学的美術的以外
・全裸もしくはそれに近い状態での性交、またこれに類する性行為や性器、痴毛を
あからさまに描写した当該雑誌類の大半を占めるもの
・殺人拷問私刑暴行の残虐な行為を誇大する表現また刺激した描写
・自殺犯罪を肯定したあるいは賛美す意図で描いたもの
URLリンク(www.jbpa.or.jp)