11/01/17 15:02:42 zAX6J6dY0
レッドクリフは以前の記事でマーケティングについて書かれていたが
「レッドクリフ」エイベックスE塚田副部長に聞く
>>エイベックスグループの映画宣伝は、一般消費財と同様、モノを売るための大掛かりな
マーケティング調査が最初にあり、その上に映画プロパーの宣伝が乗っている。時間と
費用をかけ、様々な視点から市場調査を行い、19稿を重ねた150ページの宣伝マスタープ
ランを1年以上かけて構築した。完成した映画はまさに三国志そのもので、製作費100億
は、三国志の“赤壁の戦い”前夜の人間模様や決戦を壮大なスケールで再現するために
費やされていた。だから、マーケティング調査でも認知度96%だった三国志を空前の
ブームにすることを、第1ステージでの基本戦略に決め、マスタープランの段階では
全方位だったターゲットを、三国志をキーワードに絞り込むことにした。
>>▼ターゲットは5つに分類した。まず、
(1)月に2~3本くらい映画を見るいわゆる映画ファンを第一ターゲットにし、次に俳優で、
(2)トニー・レオンと金城武のファン。
また、三国志に関心を持つ人を、三国志との関わり方で分けた。
(3)ゲームなどから三国志に 触れた若年層、
(4)横山光輝の漫画を読んだ中年層、
(5)吉川英治の小説を読んだ団塊以上の高年層。
5つのターゲットそれぞれに、細かなアプローチを行っていった。