10/06/25 08:02:43 u0X3gMYN0
つぼみと一緒に生活をするようになってから一ヶ月。
俺はそれまでニートだったが、つぼみとの生活費を稼ぐため死ぬ思いでバイトを探して
一日10時間以上働いている。今まで自堕落な生活を送っていたばかりに、毎日死にそうなきつさだ。
だがそのきつさにもちゃんと見返りがある。
夜つぼみへのお土産を買ってへとへとになって家に帰ると、つぼみが小走りで玄関にくる。
つぼみ「おかえりなさい!」
俺「おう、ただいま。ほら、今日は豆大福買ってきたぞ」
つぼみ「ほんとですか?」
俺「ほんとだって。テーブルにお皿持っていってお食べ」
つぼみはきゃっきゃはしゃぎながらテーブルへと向かう。
その間俺は服を脱ぎ、普段着に着替える。そしてテーブルに行くと、つぼみは美味しそうに豆大福を食べていた。
俺「どうだ、美味いか?」
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/⌒`ハ: : : : {^7フフフ¨´ l `¨フ7ァ火l/ /!⌒ヽ おいしいです~♪
{ ! ,\: : \ニニ⊃ ⊂ニニ/ / /ノ | ノ
ゝ. 〃 `T¬` }>― 1 </ l //|メ<
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: : 人 |'/ ゝ。 / / }、__,ノ: \: :\
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俺はこの笑顔を見るためにいま生きていると言っても過言ではなかった。