10/07/24 13:04:35
俺はまゆゆがAKB48のメンバーにはいった時からのいわゆる古参ヲタだ
まゆゆが好きでたまらない、まゆゆという女性を知ってからは毎日のオナニーのおかずはまゆゆ
いつしかマユニーが終わった後の虚無感、脱力感に耐えかね、フローリングに悶絶する日々が続いていた
ある日、俺は一つの勇気を心の中で握りしめて握手会会場へ赴いた
そして握手会で意を決して自分の名前をまゆゆに伝えたところ、
「あっ、そうですか~」
「へへっ、いくらなんでもおこがまし過ぎるよな、一般人がアイドルに名乗るなんて・・・」
俺はちゃんと分かっていたんだ、分かっていたけど自分の中で認めたくない気持ちがあったんだろうな
でもそこではっきりと気付かされたんだ、俺は数あるマユユヲタの一人でしかないと
しかし、握手の数を重ねていくうちに少しずつまゆゆの表情が柔らかくなっていくように見えた
最初は気のせいだとはやる自分を抑えていたのだが、まゆゆとおしゃべりをする時間が長くなっていく感じだった
そして・・・
ある日突然、「いつも来ていただいている○○××さんですよね?」
俺は耳を疑った
「え?は、はひぃ・・・」
自分の声が妙に上ずっているのがなんとも恥ずかしい
「いつもありがとうございます、また来てくださいね!」
「もっ、もちろんです!」
長年まゆゆのみを想い稼いだ銭をまゆゆにつぎ込み、一心不乱にまゆゆを応援し続けてきた俺に認知という御褒美が下りてきたのだ
そして時は流れまたも握手会で俺はまゆゆの元へ
するとまゆゆが微笑みながら、でもどこか照れくさそうに小さい紙きれを握手時に渡してきた
何のことかわからずとにかくこっちも握手、そして笑顔・・・ひきつっているのが自分でもわかる
不思議とこのときはお互い言葉が出なかった
終わりがけにまゆゆから
「またよろしくお願いしますね!」という言葉が出たのがわかったが、彼女の声は心なしか震えていた
俺は頭が真っ白になりかけていて、何も言わずに、というより言えずにその場を立ち去った