11/11/06 10:29:47.67
特に最後の「TPPの交渉にいったん参加したら、どんなにルールが不利になろうと離脱することは
できなくなってしまう」というのが 最大の問題点で、どんなに不平等で不利益な中身であっても
それに従うしかなくなるわけです。
そのことはこの記事の1つ前に書いた「アメリカで「TPP」を推進して米政府を操る黒幕たちの正体」の
中に、 TPPを推進する多国籍巨大企業たちをすべて名指しでリスト化していますので、
それらをひとつずつ見ていくことで理解できます。 URLリンク(gigazine.net)
自由貿易最大の問題点は貧富の差が拡大する点にあります。貧しいものはより貧しくなって
貧困から抜け出せなくなり、 富める者はますます富むようになるわけです。
これは実際に一方的なルールに基づく「自由貿易」を強制された過去のアフリカの例を見れば明らかで、
そのほかの国でも同じようにして「自由貿易」を行って栄えた国はありません。
「自由」と「公正」とはまったく違うのです。
TPPについて、賛成とか反対とかは問題ではなく、実は問題となっているのはただ一点、
「今から交渉する余地は本当にまだ残されているのか」という点のみです。
目の前に問題がある以上、避けて通ることはできません。そのためには現実世界での行動が
必要不可欠です。
そして、今の政府に求められているのは「交渉」であり、
それは決してTPP協定交渉のテーブルに参加するかどうかではなく、
既に今、まさにこの瞬間が既に「交渉」になっていることを自覚することから始まるのです。
URLリンク(gigazine.net)より抜粋