11/11/21 14:19:31.55
放置木材 燃料化へ買い取りURLリンク(www.chugoku-np.co.jp)
雲南市は2012年度、木質バイオマスエネルギーの普及に向け、市民参加で森林に放置された間伐材を収集・搬出
する事業をスタートさせる。市民が搬入した木材を1トン当たり3千円で買い取り、木質チップ化してボイラー燃料として
活用する。16年度までに年間5千トンの消費を目指し、森林資源の維持と地域振興につなげる。
計画では、林業者が間伐した後に残す低質な放置材を活用する。一定の技術を持つ伐採経験者をはじめ、会社員や
農業従事者に山林からトラックなどで運び出してもらう。URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)
搬出材は、12年6月に市内の森林組合や建設会社など民間7事業者で設立する「新エネルギー供給事業体」が
購入。木材チップに加工し、市内の温浴施設や福祉施設のボイラー燃料として使う。
市の森林面積は約4万300㌶と、全市域の約8割を占める。一方で、林業者の高齢化による担い手不足が深刻化。
森林の維持管理が課題となっている。URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)
今月2日には、大原森林組合(同市大東町)が指導し、市職員4人が大東町の山林で放置材を収集。約6時間の作業で
約3トンを搬出した。市は「山林に入って収集し、運び出す技術の習熟が課題」(産業振興部)とみており、市民を対象にした
技術講習会も開く計画でいる。【写真説明】雲南市大東町の森林で、木材の搬出作業を試す市職員(2日)