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【原発問題】魚は半年後の方が危険だった…1954ビキニ環礁被ばく事件の調査者が語っていた魚類の放射能汚染[4/9]
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放射能汚染水が流された海水に関連して、魚介類への被害が問題になっている。
1954年3月から太平洋マーシャル諸島のビキニ環礁で米国によって繰り返された
水爆実験では日本の漁民も深刻な被害を受けた。死の灰をかぶり死者1人を出した
第五福竜丸が有名だが、高校生とともに漁民の被害の実態を長年にわたって
調査してきた元教員で市民団体「高知県太平洋核実験被災支援センター」事務局長の
山下正寿氏によると、実は約1000隻にものぼる日本のマグロ漁船などが被害を受け、
そのことはあまり知られていないという。
山下氏が昨年、都内で開かれた「アジア記者クラブ」の例会で語ったところでは
「よく魚のはらわたを食べた人」が健康被害に苦しんだ。放射性物質は内臓に蓄積
されやすいからだという。
「食物連鎖で、プランクトンを小魚が食べて(その小魚をさらに大きな魚類が食べて
という連鎖で)濃縮される。体内に入って蓄積が進むと内臓から肉の方へと変わっていくので、
3月、4月に獲れた魚より、8月、9月、(10月)、11月、12月に獲れた魚の方が
危なかった。だんだん、食べるところに放射能が回ってくる」