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ある程度の「高濃度汚染水」が、継続して海に垂れ流されていると考えられる。
2号機取水口付近 濃度2500倍
4月30日 23時53分
東京電力福島第一原子力発電所周辺の環境調査で、
2号機の取水口付近で29日に採取した海水の放射性ヨウ素の濃度は、国の基準の2500倍と、前の日をやや下回りました。
東京電力は「海水中の放射性物質は拡散が進み、徐々に濃度が低下しているとみられる」としています。
東京電力によりますと、福島第一原発の2号機の取水口付近で29日朝に採取した海水を分析した結果、
放射性のヨウ素131が1cc当たり100ベクレル検出されました。
これは、国の基準の2500倍に当たる濃度で、3000倍だった28日を下回りました。
2号機の取水口付近は、「ピット」と呼ばれる施設から高濃度の汚染水が流れ込んだ場所で、今月2日に基準の750万倍のヨウ素131が検出され、今月24日にいったんは730倍まで下がっていました。
同じ場所で採取した海水の放射性セシウムの濃度は、基準に比べて
▽セシウム134が230倍、
▽セシウム137が160倍
で、いずれも2日続けて下がりました。
これ以外の取水口付近では、放射性ヨウ素、放射性セシウムとも前の日とほぼ同じ濃度でした。
一方、周辺の海水から検出される放射性物質の濃度は前の日よりやや下がり、ヨウ素131の濃度は、初めて4か所すべてで基準を下回りました。
また、沖合19か所の調査のうち、福島県の沖合3キロではいずれも基準を下回ったほか、8キロと15キロではいずれも最も高いところでセシウム134が基準を僅かに上回りました。
茨城県の沖合では放射性物質の検出はありませんでした。
東京電力は「海水中の放射性物質は拡散が進み、徐々に濃度が低下しているとみられる」としています。