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原発沖 基準2倍超の放射性ヨウ素
4月13日 7時17分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
福島県沿岸の沖合30キロで11日に採取した海水の放射性ヨウ素は、国の基準の2倍を超え、先月23日の調査開始以来最も高かったことが分かりました。
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、文部科学省は、先月23日から福島県沿岸の12か所で海水を採取し、調査を続けています。
11日午前11時まえに福島第一原発から東におよそ30キロの海面で採取した海水を分析した結果、1リットル当たり88.5ベクレルの放射性のヨウ素131が検出されたということです。
これは原子力施設の排水について法律で定めた基準の2.2倍に当たる濃度で、先月23日の調査開始以来最も高くなっています。
また、同じ調査ポイントでは放射性のセシウム137も1リットル当たり71ベクレルと、国の基準は下回ったものの、これまでで最も高い濃度が検出されたということです。
一方、東京電力が福島第一原発の沖合15キロの海域で行っている調査でも11日、南相馬市の東およそ15キロで採取された海水から、これまでで最も高い基準の23倍に当たるヨウ素131が検出されました。
沖合15キロの海域での調査は2日から始まりましたが、放射性物質の濃度は原発の北よりの海域を中心にやや上がる傾向にあります。
経済産業省の原子力安全・保安院は
「放射性物質が拡散しながら北側の海域に流れこんでいることも考えられる。ただ海に放出された放射性物質は、どのように流れていくか分からないことも多く、濃度の高い場所でより細かなモニタリングをするなど監視を強化していきたい」としています。